林道途中で車を止め、雑木林を歩きました。斜面にミズナラを中心にした気持ちのいい雑木林が広がっていました。ところどころにトチノキがあります。トチノキの脇に大石。きっと斜面を転がってきた大石をトチノキが受け止めてくれたのでしょう。
斜面に大石がごろごろ転がっているのですが、いずれも、他の斜面のようにむき出しではなく、頭を出している程度です。これも、木々が土壌流失を防いでいるのと、木々がたくさんの葉を落とし、腐植土をつくっているからと考えられます。
赤く染まった水たまり。初めて見たときは、工事をしている人たちが茶色く濁った油を捨てていったのかと、ムカついたものです。
でも、これ自然なんです。
鉄バクテリアの活動が盛んになると、池の底にはこのように赤茶色の綿みたいなものが沈殿します。
また、水面は、まさに油を流したようにテカテカします。