焼山の湿地でカエルの声。ヤマアカにしては高い声だなあと思って、近づいてみたら、いました、ヒキガエル。計3匹見ましたが、いずれも湿地から山に向かって歩いていました。産卵という年に一度のお祭りに参加した帰りだったのではないかと推測し、湿地に卵を探しましたが、見つかりませんでした。
冬のはじめの谷地坊主は頭の毛が四方八方にツンツンしていて、パンクロック頭状態なのですが、春の谷地坊主は、こんなふうに落ち着いています。冬の間、頭に雪がのっかっていて、それで、髪の毛が整えられ、寝ぐせがなくなるからです。
ハシリドコロの花を見ていたら、コマルハナバチの女王が飛んできて、花の中に潜り込んでいきました。きっと冬眠から覚めて、まずは腹ごしらえしているのでしょう。それから、巣穴を作る場所を決めに、地面すれすれを飛びながら、よい物件を探します。
それにしても、「コ」マルハナバチとはいえ、女王はでっかいです。
コガネネコノメの花が咲いていました。
この花の、特に咲き始めのころの花を見ると、思うのですが、
段ボール箱のふたに似ていると思いませんか・・・上下の中ぶたを閉じて、それから左右の外ぶたを閉じるという・・・。
こういうのが気になるんですよね。ヒナスミレの花に毛虫がいました。幼虫の図鑑には、大きく育った幼虫の姿しか載っていません。若齢幼虫では分からないのです。ヒョウモンチョウの仲間の幼虫だといいなと思うのですが、違う気がします。