赤い鳥
2011年03月20日 | 鳥
温かい日でした。雪解けが進み,時々,雪が解けて落ちるサクッというような音が聞こえます。
富士山の見える展望ポイントの近くで4羽のベニマシコを見ました。かわいいですね。
イタドリの枯れ草に止まって,残った実を食べていました。雪解けが進んでいるとみえて,時々,地面に降り,何かを探しては ついばんでいました。
あれ ここは笹原のはず。それにしては すけすけで積もった雪がよく見えるなと思ったら,笹の葉っぱが広範囲に渡って無くなっています。シカに食べられたというのが一番確率の高そうな推論です。それを裏付けるように,近くにシカの糞もありました。
今日はポカポカと暖かく,手袋なしで歩けるくらいでした。さすがは啓蟄。
さて,これは2月にスノーシューをはいて,ぼくが歩いた跡です。まわりに比べそこだけ雪解けが早く進み,下の枯れ草がのぞいていました。なんだか自分の足跡から春が始まっているようで,なんだかうれしかったです。
雪の中に大きな穴が開いていますが,これは2月のシカの足跡の跡。雪解けが進んで形が分かりにくくなっていますが,シカが深雪に難儀しながら歩いているのがわかります。
一方,そのまわりに浅く付いているのが最近のシカの足跡。一度解けた雪がまた凍ると硬く締まるので,上に乗ってもズボッともぐらず,歩きやすくなります。かく言うぼくも今日はスノーシューではなく,スパイク付きの長靴をはいて歩き回りました。長靴でも雪の中にズボッと入ることはほとんどなく,歩きやすかったです。
一方,そのまわりに浅く付いているのが最近のシカの足跡。一度解けた雪がまた凍ると硬く締まるので,上に乗ってもズボッともぐらず,歩きやすくなります。かく言うぼくも今日はスノーシューではなく,スパイク付きの長靴をはいて歩き回りました。長靴でも雪の中にズボッと入ることはほとんどなく,歩きやすかったです。
湿地は地盤が軟弱だからなのでしょう。多くの木が雪の重みで傾いたり,枝が折れてしまったりします。ドロノキの大きな枝が折れていました。そこにのみか彫刻刀で削ったような跡がついていて,まわりにはシカの足跡。冬で食料不足のシカたちが木の皮まで削って食べているのでしょうね。
今日はほかにも倒れてしまったカラマツの梢近くの幹や枝が削られているのも見ました。
今日はほかにも倒れてしまったカラマツの梢近くの幹や枝が削られているのも見ました。