雨がシトシト降っている朝,林道を横断しようとしていたヒキガエルくん。横断しても,その先はコンクリートの高い壁。どう考えてもよじ登れないよ。つかまえて,がけの上に放り投げてやりました(2008年5月25日 観察)
乙女高原の遊歩道沿いには3本のヤマナシの木があります。木の上のほうに,まるで緑の葉に雪をかぶせたように,花が咲きますが,気づかない人が多いみたい。秋の終わり,運が良ければ,あまーい匂いのする実を拾うことができます。ナシはナシでも,茶色っぽい日本のナシではなく,青っぽい西洋ナシによく似た感じです(2008年5月24日 観察)
ムラサキケマンの花は,すごく長く,筒状です。イソップ物語の「ツルには1輪差しのような細長い入れ物で,キツネにはお皿で・・・」というのを思い出させます。こんなムラサキケマンの花にぴったりなのが,ビロードツリアブ。細長い口を花に,まさに突き刺して,蜜を吸っていました(2008年5月24日 観察)
シャクナゲの花の命は短いです。だから,毎年,花が見られるか微妙です。大窪山のシャクナゲはアズマシャクナゲ。このように薄いピンクから濃いピンクまで、色のバリエーションが大きいです。(2008年5月24日 観察)
草全体でも親指の関節から先とどちらが長いか・・・くらい小さな小さな草です。こんな小さな草も春の日光を浴びて,元気に咲けるのも,毎年,秋に人の手によって草刈りされているからです。(2008年5月18日 観察)
まるでガクアジサイのようなこの花は,まだ芽吹きが進んでいない早春(乙女高原では5月中旬も早春!)の森の中でひときめ目立ちます。
名前のどこかに「バ」を付けると,とってもイメージが悪くなり・・・。。(2008年5月18日 観察)
乙女高原を代表する春の花サクラスミレがいよいよ咲き始めました。
このスミレ,野生スミレとしては日本で一番大きな花を付けるのだそうです。
この花,とてものっぺりしていて,平べったい花を付けるので,その感じを強調して撮影してみました。(2008年5月18日 観察)