乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

霧氷

2012年02月26日 | 水・氷雪・霜

旧杣口林道の姥栃のあたりで、珍しい光景を見ました。木々の枝に空気中の水分が凍ってしまい,木の枝という枝が白く見える霧氷です。
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笹の墓場?

2012年02月26日 | 動物(けもの)
すごいです。おそらくはシカに緑の部分を全部食われてしまったササ,ササ,ササ。
残っているのは,食べ残しの茎に近い部分と,すでに枯れている葉くらいです。
こんな「笹の墓場」が何箇所も観察できました。
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キツネの狩り現場

2012年02月26日 | 動物(けもの)
こんなの初めて見ました。
キツネの足跡をたどっていったら,彼(彼女?)は何かに気づき,地面に穴を掘りました。中にいたのはきっとネズミでしょう。ネズミも必死で逃げようとしましたが,ハンターの牙は容赦ありませんでした。飛び散る鮮血。それでも手負いのネズミはハンターの隙を見て逃げようとしました。でも,はやりハンターに捕らえられてしまいました。
キツネの足跡,堀跡と血,キツネの足跡と点々と続く血痕・・・それらから想像しました。
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冬の寒さから身を守るシャクナゲの知恵

2012年02月12日 | 植物(木)

風はものすごく冷たいですが,いい天気,「光の春」でした。
大窪山のアズマシャクナゲです。
葉をこんなに垂らして,冬の寒さから身を守っています。
それだけではありません。
夏に比べて,葉の体積が半分以下になっているような気がします。
きっと,葉の水分を幹や根に戻して,細胞内の液体の濃度を上げ,凍りにくくしているのではないかと考えました(車のウインドウォッシャー液の濃度を高くすると凍りにくくなるのと同じ原理です)。

常緑樹なのに,寒さに適応しているのでしょう。ヒマラヤに行くとシャクナゲの巨木が見られるといいいますが,うなずけます。
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雪に孔を開けたのは?

2012年02月12日 | 水・氷雪・霜
分かりにくいかもしれませんが,画像の左半分はのっぺりした雪なのに,右半分はポツポツと孔が開いているのが見えますか?
この違いはなんだと思いますか?
じつは,違いは上にあります。左半分の上には空しかありませんが,右半分の上には木の枝があります。
山梨では先週,暖かい雨が降りましたが,乙女高原もきっと雨(または雪まじりの雨)だったんでしょうね。降った雨が枝先に溜まって,滴となって落ちて開けた孔だと思います。
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氷上の糞

2012年02月12日 | 動物(けもの)
シカの糞はよく目にしますが,ツルツルの氷の上です。
シカってハイヒールをはいているというイメージがあります。とっても滑りやすい足だと思うのですが,どんな格好で排泄したのか,とっても気になります。
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