ブナじいさんの奥のほうをどんどん歩いていき、帯那山林道の反対側の小高い丘を登ったら、そこに立っていました。ブナじいさんのように、背はあまり高くなく、途中から太い枝が数本出ているブナです。いくつか洞があいていて、その様子から「一つ目の怪物?」など、いろいろなものを想像してしまいました。
遊歩道を歩いていたら、イワガラミというつる植物にからまったまま、カラマツが倒れていました。普段は木の上にほうに花を付けるので、目の前でみることができないイワガラミの花(の名残)をじっくり観察できました。アジサイによく似た花で、花の集まりの外側に白く大きな「飾り花」を付けるのですが、飾り花は1枚ずつの花びらに見えます。・・・が、この時期、ドライフラワーになったものを見ると、葉っぱみたいに見えます。