風邪が治るのに合わせたように大阪から友人がやってきた。
彼は一流企業に務めていて
年に一度高知に出張にやってくる。
学生の頃、バイトで知り合ってからずっとの仲。
といっても趣味が合うとかそんなのは殆どなく
なんかのんべんだらりと続いている。
向こうからやってきた。
シルエットが変わってなく遠目から笑っているのがわかる。
勿論僕も同様。
ここが高知だろうがどこだろうが関係なくなる。
既に学生時代に舞い戻ってしまっていた。
川崎ラーメンを食べ、移動し塩タタキとタコ焼き。
過去の話
現在の話
知り合い、友人達の現在
家族の話
話題は時間軸を無視していったりきたり
言葉はずっと大阪弁
独特の言い回しやら強烈な表現やらツッコミ。
いつのまにか僕の言語中枢は刺激され気持ち良くなった。
10年も話していた言葉だから
大阪弁じゃないと表現できない事が結構多くあることに気づく。
今、土佐弁を使っていて言葉を探している。
きつくならない言葉を見つけている自分がいる。
あっと言う間
雨の中深夜バスで彼は帰っていった。
一瞬だけ孤独になったがまた一年後。
奇しくも阪神タイガース4連敗。
大阪バンザイ。