★2010/06/08初出の記事ですが,いま再掲します。
何が言いたいかというと,ネットの記事に踊らされている自分自身への反省と,釣れた記事や動画だけUPしている「釣り自慢」への批判です。
「自慢」は大いに結構です。でも,「釣れない」ことも正直に書いてナンボだと思います。何回も引用していますが,動画ならミラクル宮さんだけは信用できる,ということです。
今回も,オズマの記憶に鮮烈に残ったセリフを。
「O池の滝太郎」は,たしか,秋田に実在する大鳥池がモデルになった,とこの続きの9巻巻末に書いてある。
この8巻は,いとこが最初に9巻を買ってしまったので,その前を読むために,たしか銭湯帰りにとうちゃんにせがんで購入したものだ。
ルアーに憧れました。
第二次ルアーブームの到来らしいです。
そして,この巻では,外国帰りの,いまでいう帰国子女がルアーのカッコヨサとか,キャスト技術をこれみよがしに見せつけるのだけれでも,それに対して魚紳さんが言った次の一言が実にカッコイイ。
千変万化する自然を相手とする本物の釣りは
甘いものじゃねえ,と。実戦がすべてだと。
この頃の魚紳さんは,風来坊釣り師の雰囲気バツグンで,ウイスキー片手に釣りをしていたりしていたのだけれど,とにかくこのセリフにはしびれたもんです。
オズマ中学生時代には,釣りキチ三平のアニメで釣りが学校中でブームになってしまい,まあ,その前からやっていた自分なんかはやたらと訊かれるわけです。あれはどう釣るんだ。今日は釣りに行くのか,などなど。
で,自分の方が釣れなかったことなんてザラでした。だって,実戦がすべてですから。多摩川の二ヶ領用水では,真冬にクチボソ釣り対決をしたものだが,かなりの大差で負けていましたね。
まあ,こんなカッコイイセリフ,一度でいいから,釣る前に言ってみたいものです。釣れてからいうのは誰でもできるしね。