オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【虎に翼】後半「説教臭い」と感じたのは自分だけでしょうか?

2024年10月01日 00時00分00秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

 人気を博している『虎に翼』だが,司法試験を受けるまで・裁判所勤務になるまで辺りでは特段気にならなかった。

 尾野真千子の語りが絶妙で,自身が尾野真千子を好きなので総じてよい印象だった。

 だが,昭和30年頃から「説教臭い」と感じていた。

 たとえば,現代に通じる話題でデリケートな「同性婚」「原爆訴訟」「痴呆」等について,なにかこう,一つの価値観を示しているのではあろうが,それが国営放送ゆえに一部の権力を感じるのであった。

 自身,多様性を認めるべきだと思っているし,そうしないと仕事も家庭も回らないことなど痛感している。

 ただ,これらの問題は「個々人」で置かれた環境が異なるので,一律に「正解」など出ないのではないかとも思う。

 そう,重要なのは「正解を示すこと」でなく「いろいろな選択肢がある」ことを示すこと。

 それでも,国営放送なので,どうしても背景にある「何か」を感じずに居られない。きっと自分の思い込み・バイアスがかかっているのだとも理解しているが...

 役者も台本も素晴らしいが,何かこう「テーマ」が先にあるような気がしてならない。しかもそのテーマに政治的圧力であったり,一部の人の権力を感じる,ということなのだ。

 熱狂的フアンには申し訳ないが,こういう見方をする人間もいる,ということをご容赦頂きたい。