またアゲハチョウの幼虫がやってきた。
2020年冬,キンカンを大きく剪定した。
最初は「そこまで切るのか」との判断もあったが,「実」の出来が2019年より明らかにわるくなっていた。「防虫ネット」をかけていたためか,葉にストレスを与えていたようである(という入試問題をどこかで読んだ記憶がある)。
さらに,2本あったキンカンを離した。干渉しあって悪影響があるのではないかという想定である。
すると,1本は2021年5月になって急に芽吹いてきた。「頂芽優勢」という植物ホルモンのはたらきがよい面で作用したようで「側芽」優勢になった。
そしてエサとなるキンカンが元気になってくると,知らぬ間にまたアゲハチョウがやってきていたのである。
子供の頃にも柑橘類の木があって,毎年アゲハチョウの幼虫を気にしていたが,いまほどではなかったような記憶がある。いや,終盤は木があまりにも大きくなりすぎて切ってしまったんだっけ。
家族の間ではこの「鳥のフン」のときがカワイイという...。僕はやっぱり緑色のイモムシのときが好きなんだけど。
改築して狭い庭になってしまったが,それでも庭をゼロにしなかったのはよかった。
結局,自分も幼少時から昆虫など「生き物全般」が好きであり,その動きなどに興味が尽きないようだ。
都会のようでいて,やっぱり摩天楼の都会には住めないな,自分。