オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【ワクチン開発遅れ】後進国日本。「基礎研究」に力を注げ!!

2021年05月30日 12時55分57秒 | オズマの考える政治・経済問題


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/president/bizskills/president_46453

 ニュースでは,「ワクチン接種率50%超えが9月末」だと言っているが怪しい。そんな楽観的な予測などどうでもよい。

 なによりワクチン後進国である日本。接種の仕方もさることながら,やはり基礎研究に力を入れていないから,の現状である。

 「基礎と基本は違う」と恩師は言った。基礎は非常に難しいということ。難しいからこそ,チャレンジング精神ある若者には力をとくに注ぐべきなのだ,とよく言われた。

 日本は,いつのまにか「結果がすべて」で過程を無視するようになっている。一見合理的だが,人事評価だって「結果」だけで判定している企業ばかりではなかろう。

 同様に,「答え合わせ」がうまくいくことより「過程」を重視しないと,理解は浅いままである。

 2024年度共通テストでは新課程入試となり,「情報」科目の設定でかびすましい議論があるが,情報科目の前にやるべき,数学,国語,英語,理科も地歴公民はもっと重要ではないか。

 だがしかし,21世紀になってからというもの,日本は「結果こそすべて」となってしまっているのではないか。

 高校生のときに「数学」に救われたのは「算術」ではなかったから。算術だけであれば無味乾燥。そうでなく,整数とはなにか・虚数とはなにかという話があり,大学ではそこに迫る「根本的議論」が面白かった。けして数学の成績はよくなかったが,苦痛ではなかった。

 そして気がつくと,こうした「基礎」が役立っていること”も”ある。背理法,三段論法,帰納法,そして微積分まではいかなくとも解析の仕方など。

 情報は多く雑多な時代。ネットであふれる情報を見極める必要のある時代。

 とにかく,教科書会社を苦しめ,役人の「変えた実績」だけを残すための教科書改訂など要らない。

 ワクチン後進国であることを素直に反省し,教育こそ国力の基礎と考え直してほしい。

 もう,アメリカとの圧倒的国力の差を見せつけられるのは御免である


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