オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【釣り道具も徹底進化】懐古趣味はあくまで趣味。実用とはまた別の世界だと思う。

2023年07月06日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 いまや,僕のバスロッドはZODIASのみである。まったく問題ない

 こんな話を繰り返しているし,釣り場で会った人々,若干のメーカー差こそあれ「いまの竿,リールはよくなった」と異口同音である。

 懐古趣味を否定しない。クルマでいえばクラシックを愛でるという感覚自体,理解できる。

 だが,懐古趣味はあくまで懐古趣味だとも思う。

 マス釣りの雑誌でよく見るのだが,タックルを水没させての記念写真。ええと,それは昔のアンバサダーですよねってところから,最新機種までマス釣りの人々はとにかく魚と一緒にタックルを水没させたいらしい

 僕なら「そんなことをしていたらリールを自ら水没させているだけ」と絶対にしない。なぜなら,豪雨の中でも釣りをしていた水郷時代,07メタマグのグリスがあっというまに抜けてしまった,なんて記憶が1回ではないからだ。

 07メタマグ自体,整備性はよかったが事実上雨の日に使うと大変なことになった。毎週グリスアップなんて,いま考えると眼が若かった(笑)なあと。

 同様に,「使い倒した竿」の記憶も鮮明だ。それは初代コンバットスティックCSS-65M「スカウトマスター」だ。

 「ファーストテーパー・プロモデル」と書かれた説明に嘘はなかったが,なにしろ1日30匹の時代である。これを1本の竿でやりきる。すると,どうなることだろう。

 最初に気がついたのが,たぶん2000年頃である(すでにこの時点で使用歴7年は経過している)。久々に使おうとするとベニョンベニョンなのだ。何が起きているのかすぐにわかったのは「これが竿がヘタるというものか」と,言葉としては知っていたからだ。

 最終的に2010年頃まで絶対唯一のスピニングとして使っていたが,あれこそ経年変化であり,使いすぎだった。

 いま僕が使っているZODIASも,もしかしたら数年でヘタる...可能性はほぼないだろう なぜかというと,爆釣など年に数回もないからだ(笑)。

 そういえば,釣竿の運搬費が相当高騰しているらしい。イマカツもブログで「72の1ピースは販売できない」とぼやいていた。そう,弱小メーカーたるEGなどでは当然2ピース化など無理。ワン&ハーフ構造を早くから実践してきたシマノ,豊富なラインナップのダイワに勝てる勝負ではないのだ。

 懐古趣味,それ自体を否定しない。いまでも「銀メタ」などのOH動画を見ているとほしくなってしまうからだ。しかし,実戦で使えないことも覚えている(00メタマグをメトロリバーで使ってみた記憶が鮮明)ので,まあ見ているだけである。

 ルアーは,懐古趣味どころか,古くてもよいルアーなどたくさんあるが,やはり「二度と手に入らない」問題があるので,基本的に実戦向きではないと思う


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