またまた赤色に戻った「NEWスコーピオン」。いや,200番モデルはそうだったか(笑)。
いまでこそ「スコーピオンといえばワインレッド」というイメージだが,今回のNEWスコーピオン,実際の色合いはどうなんだろう...
前もって書いておきますが,ベイトの新作でシマノに戻ることはないでしょうね...。
SVというかマグに慣れたらもう無理。バックラッシュの心配がほとんどないSVがどんどんリニューアルされるのに期待してます。
それでも,僕個人として思い出すのは「初代バンタム・スコーピオン」。
1990年発売。日本のためのベイトリールの時代が始まった。
この前に,僕はABU-LITE,シマノ・スーパースピードマスター2000ULSを持っていたが「飛ばせなかった」。
理由は至極簡単で,ベアリングにグリスがギッチリ詰まっていたのと,なにより僕の技術不足。
そんなことがあったので,なおさら期待したのが初代スコーピオン。
実際の購入は,社会人初の夏の賞与だった1991年初夏。当然金額は多くないが,リール1台購入するには十分だった。
そして世界が変わった。
ピッチングができる。フルキャストで飛距離が半端ない。
この時点でシマノ信者になっていた。
1992年発売。バンタム・スコーピオン・メタニウムXT。
通称「赤メタ」とよばれる人気モデルだったが,僕は新品では買っていない。
2010年に中古で購入し,フルカスタムをしてもらったのがよい記憶である。
当時はコンパクトだったけど,たまに中古で持つと「デカイ・重い」と感じる。
時代として最先端であっても,四半世紀の歴史は進化の歴史である。
1993年発売。スコーピオン1500。1501でフルタイムレフトに変更。
このモデルのおかげで,当時苦手だった「ベイトロッドの左手操作」を利き手である右にできた。
1501のおかげで,フルタイムレフトの時代は,実に1993~2009まで16年も続いていた。
さて,ここからが本題。
「最近はモデルチェンジが早い」と思っていたが,歴史を遡ると,上記のように数年間で追加変更があった。
ステラに至っては,記憶が正しければ,初代92,95,98,ミレニアム(00),01,04,07,10,14,18と,数年おきにモデルチェンジしている。
ベイトリールも「ベイトフィネス」が一般化されたことにより,年々進化が激しい。
どんな業種も停滞の先に未来はない。
どんどん新商品が開発されることは経済的にはよいことだし,釣具も活性化する。
なお,僕の歴代スコーピオン歴では,10スコーピオンXTが一番好きだったかも。衝撃は多くなかったけど,実に使いやすいリールでした
。
ここまでシマノを褒めても,もう僕の指は戻らないのでダイワSVで進みますヨ(笑)。