9時40分に釣った35cm。これきりだった。
引っ越し片付けがようやく終わり代休である。
平日とはいえ金曜日によい思いをしたことは少ない。案の定,先行者は5名。
だが,投げるルアーというより「アクション」でおおよそ予想がつく。ウム,そう簡単に彼らには釣れないぞと。実際,釣った人はわずか1名だった。
工事の影響がかつてなくあり,水面は泡だらけ。真夏の本栖湖のようなクリア状態から一変,水郷状態だ。
それでもここはメトロリバー。
1時間ほど粘ってバイトなしと俯瞰していると,お目当てのポイントが空いた。速攻で移動する。
移動してわずか5投目ぐらいで釣ったのが上のバス。いつになく活性の高いアタリで竿先がガクンと曲がった。
垂直ジャンプが2回あったが,もはやドラグはゆるめない。3LBリーダーを適度に操りネットイン。
工事現場の方々から拍手喝采である。でも「魚拓にはとれないな」と言われて,まさに返すことばがない。
その後,11時30分までに2バイト。相変わらずバスが警戒しているのか,それとも別魚種なのか判明しない。問題なのは,2022年に釣っているルアーが2種で2色だということ。
午後になったら急にクリアになってバイトが遠のく。
お昼を食べた頃に,伊藤巧のような爽やかな青年が声をかけてくれた。朝イチ,シャッドで4連続バラシをしているそうである。
さまざまな情報交換をすると,やはり「よく言われる"あのルアー”」は効き目が薄いと感じていることがまったく同じだった。
ネットの情報を信じてはイケナイ,ということだ。
楽しい会話を続けたかったが,お昼時はチャンスタイムなので釣りに戻る。しかし,追加バイトはわずか2回。それも,上の写真のようにクリアになる「前」であった。クリアになってからはノーバイト地獄。
さらに夕方になるとエサ釣り軍団がやってきた。最初はルアーを投げていたがわずか1時間で終わってエサ釣り(相変わらず飽きっぽい)。そして,回遊してくるハズのバスがことごとく釣られる。僕より上流に居た数名のグループは「また釣っているよ」と驚いていたが,あれはエサなんだよ,と教えたかった。
16時を過ぎると寒さも限界。2/6にも釣りに行く予定なので,今日はこの辺で勘弁しておくことにする まあ,出家じゃないし。十二分にいい魚だったしネ。
酒は飲まない。肉まんでホッカホカに。
この後は「ふとしたひらめき」で釣具店へ直行。いや,会社の近くなので,ほとんど会社に戻るようだ...。
お目当てのルアーは人気がないので,割安である。当分使えそうだ。
さて,3回もPEを使い込むとさすがにライントラブルが出てきた。思い切って新品に巻き変えよう。
兎にも角にも,2月も出家なしでスタートした。これは,2021年度までとは確実に変わった,いや成長しつつあるのだと思う。
「やりきった」と言えるまでやりきろう。3月中旬ぐらいまでがたぶん勝負だろう,仕事も釣りも。