3月20日、時代錯誤が疑われる人、森友学園の籠池氏は自宅に野党4党を招待されました。首を並べて参加されたのは共産党:小池晃、民進党:今井雅人、社民党:福島瑞穂、自由党:森裕子の各氏だそうです。いずれも各党の幹部で、力の入れようがわかります。
教育勅語を教えるような右翼の学園主宰者に共産党や社民党が「応援」に行くのはなんとも不思議な光景です。招待する方もされる方も、節操なきことこの上なし、です。まあそんなことよりもお互いに現実の利益と党利が何よりも大切なのでしょうけれど。
ところで国会は政策を議論する場だと思いますが、その機能を籠池問題に費す野党の目的は果たして何なのでしょうか。安倍政権を倒して野党政権を樹立するのが最終の目標だと思いますが、小池晃政権や福島瑞穂政権、蓮舫政権などを期待する国民がどれだけいるのでしょうか。鳩山政権で散々な目に遭っているわけで、期待するのは北朝鮮と中国くらいではないでしょうか。
国会の場で政府の疑惑を追及するのはかまいませんが、野党がしつこくやりすぎては国会の本来の機能を奪ってしまいます。この問題は国会の機能を独占するほど重要なものではないにもかかわらず、とくに左派メディアが大きく報道しています。それは安倍政権の足を引っ張る効果があるからでしょう。その大報道を重要問題だと野党が勘違いして、しつこくやりすぎればればやがて野党は国民から嫌われてしまうことでしょう。
ところで、安倍昭恵氏から100万円の寄付を受領したという籠池氏の発言を朝日はその真偽も確かめず、朝刊の一面トップに載せました。その一方、それを否定した安倍氏側の発表は夕刊最下部のベタ記事でした。この扱いのひどい差によって印象は大きく影響されます。どちらが嘘をついているかわからない段階でこんな扱いはないでしょう。右翼の籠池氏側に立つのも野党と同じです。これが「不偏不党の地に立って…」と綱領に謳う朝日の真の姿でしょうか。
以前から現在まで朝日など左翼メディアは野党と同様、自民党政権の打倒を目標にしてきた観があります。しかし国民の大多数は蓮舫政権や小池晃政権を望んでいないと思われます。それは低迷する政党支持率を見れば明白です。左翼メディアにしろ野党にしろ自民党政権を倒すという目標は見えるのですが、そのあとのビジョンが私にはどうも見えてきません。
現実的な将来ビジョンを提示し、それを実現する政策を示すという政党本来の機能が明確でありません。だからなんでも反対の野党と揶揄されるのでしょう。民主党政権は、政府批判だけに安住してきた野党が左派メディアの協力によって偶然政権を得たものであり、その失敗は必然的だと言えます。初めから政権を運用する能力備えていなかったわけです。なんでも反対の野党と左派メディアが共存するという「ビジネスモデル」は過去のものになりつつあるようです。この旧秩序にしがみつくのもまた時代錯誤と言えるでしょう。
教育勅語を教えるような右翼の学園主宰者に共産党や社民党が「応援」に行くのはなんとも不思議な光景です。招待する方もされる方も、節操なきことこの上なし、です。まあそんなことよりもお互いに現実の利益と党利が何よりも大切なのでしょうけれど。
ところで国会は政策を議論する場だと思いますが、その機能を籠池問題に費す野党の目的は果たして何なのでしょうか。安倍政権を倒して野党政権を樹立するのが最終の目標だと思いますが、小池晃政権や福島瑞穂政権、蓮舫政権などを期待する国民がどれだけいるのでしょうか。鳩山政権で散々な目に遭っているわけで、期待するのは北朝鮮と中国くらいではないでしょうか。
国会の場で政府の疑惑を追及するのはかまいませんが、野党がしつこくやりすぎては国会の本来の機能を奪ってしまいます。この問題は国会の機能を独占するほど重要なものではないにもかかわらず、とくに左派メディアが大きく報道しています。それは安倍政権の足を引っ張る効果があるからでしょう。その大報道を重要問題だと野党が勘違いして、しつこくやりすぎればればやがて野党は国民から嫌われてしまうことでしょう。
ところで、安倍昭恵氏から100万円の寄付を受領したという籠池氏の発言を朝日はその真偽も確かめず、朝刊の一面トップに載せました。その一方、それを否定した安倍氏側の発表は夕刊最下部のベタ記事でした。この扱いのひどい差によって印象は大きく影響されます。どちらが嘘をついているかわからない段階でこんな扱いはないでしょう。右翼の籠池氏側に立つのも野党と同じです。これが「不偏不党の地に立って…」と綱領に謳う朝日の真の姿でしょうか。
以前から現在まで朝日など左翼メディアは野党と同様、自民党政権の打倒を目標にしてきた観があります。しかし国民の大多数は蓮舫政権や小池晃政権を望んでいないと思われます。それは低迷する政党支持率を見れば明白です。左翼メディアにしろ野党にしろ自民党政権を倒すという目標は見えるのですが、そのあとのビジョンが私にはどうも見えてきません。
現実的な将来ビジョンを提示し、それを実現する政策を示すという政党本来の機能が明確でありません。だからなんでも反対の野党と揶揄されるのでしょう。民主党政権は、政府批判だけに安住してきた野党が左派メディアの協力によって偶然政権を得たものであり、その失敗は必然的だと言えます。初めから政権を運用する能力備えていなかったわけです。なんでも反対の野党と左派メディアが共存するという「ビジネスモデル」は過去のものになりつつあるようです。この旧秩序にしがみつくのもまた時代錯誤と言えるでしょう。