熊野本宮大社まで行ったのだから熊野三山めぐりをするところですが、私が三山を巡ったら玉置神社にも行きたくなるし、神倉神社・補陀洛山寺にも行きたくなる・・当然、時間が足りない・・・
今回はあきらめて家路につきます・・・
そうはいっても帰り道に使う熊野本宮大社から田辺・白浜方面に向かうR311は熊野古道中辺路に沿ってつくられた道なので史跡が一杯!
寄り道せずにはいられません!
途中で見つけた案内板に気を惹かれ行ってみたのは・・・
福定の大銀杏
見事な枝っぷり!
紅葉の季節に撮られた写真を見るとすげぇ~の一言・・・
枝分かれしている部分は十分寝れそうな広さに思えます。
これ↑はレプリカですが、有名な牛馬童子像もすぐ近くにあるようです。
そして今回R311で帰るにあたっての一つのテーマにしていたのが安珍清姫伝説!!
↑清姫の墓所
知っているようで知らなかった安珍と清姫の伝説を今回の帰り道で実地勉強させてもらいました。
物語についてはネットでも調べられると思いますので、ここでは詳しくは書きません・・・
ただ安珍と清姫の伝説にはバージョン違いがあって、清姫のいたこの周辺ではここで清姫は身を投げたことになっています。
元々、清姫の墓碑は現在の場所より少し上流にあったそうなのですが、国道整備の折にこの場所に移され、清姫堂などが造られています。
↑清姫墓碑
この周辺に伝わる物語では清姫は白蛇の化身の娘であり、その姿を見てしまった安珍に避けられる少しかわいそうな存在・・・
清姫が身を投げたといわれる淵はハッキリ案内がありませんでしたが、おそらくこの墓所から降りた所・・・
そういう目で見るとなんだか悲しい淵です・・・
清姫生家跡というのもあるらしいのですが、この時は知らず・・・
道成寺の拝観時間に間に合うように清姫も安珍を追って走ったであろう道を急いで向かいました!