ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

大国魂神社

2008-01-27 21:04:21 | 歴史
東京の府中市に出張に行きました。

初めての土地で右も左もわからない・・・
知り合いに大国魂神社という大きな神社があるから行ってみたらと言われ、教えられたまんまに行ってみた。

駅から参道が見えていないので駅前のホテルに泊まっていたのに気づかなかったが、かなり広くて立派な参道が続いていた。この参道はケヤキ並木になっていて、源頼義・義家親子の寄進によるものとされている。
これだけでもなかなかすごいなぁ~!と思っていたら、この大国魂神社の創建はなんと111年だそうだ!!ほんまかいなぁ~・・・まぁ、言ったもん勝ちかなぁ?


↑参道を進んでいくと大きな木(ケヤキ?)と鳥居が見えてきました。


↑まだ真っ直ぐの参道が続いています。

鳥居をくぐると左右に摂社が並んでいて、聞いていた通りのかなり大きな神社です。


↑門が見えてきました!

どうやら社殿は塀で囲まれているみたいです。

中に入ると左右に石があります!


↑鶴石


↑亀石

鶴と亀でおめでたいという事でしょうか?・・・


ここでなんと!鐘がありました!


↑鼓楼

なんで神社に鐘楼が?と思ったら、これは鼓楼というもので、太鼓が置いてあるそうです!知らんかった!この神社には三重塔もあったらしい・・・う~ん・・・ここまでくるとよく解かりませんなぁ・・・

しかも、また門が・・・



今度は塀ではなく回廊になっていて、やっと拝殿が現れました!


↑拝殿


本殿はやっぱりほとんど見えません・・・


↑本殿

三殿が横に連なった相殿造りと呼ばれるものだそうです。屋根しか見えませんけどねぇ・・・


↑さざれ石

やっぱりさざれ石はあります!






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中山寺奥の院

2008-01-26 22:18:28 | 歴史
奥の院への道は墓場から続いていました。
本堂のあるところからは西側にある細い川を越えた山の中にあるみたいです。墓場から谷に下りていくと山の中のような景色なのですが、最初の登りは住宅地の塀沿いなので、ちょっと興ざめです・・・
すれ違う人はほとんどが参拝客というよりもハイカーのようです。中には何処から来たのか重装備の人もおられました。

案内板によると奥の院まで約2キロの道のりだそうですが、京都一周トレイルを歩いた私には余裕でしょう^^;

上り坂というか、のぼりの階段が続き、ほんのちょっとだけ足がつらくなってきたところで出てきたのが夫婦岩です。

↓夫婦岩


見晴らしもよくベンチなんかもあって休憩されている方も多かったのですが、まだまだ休むわけには行きません!やせ我慢では決してありませんよぉ~・・・なんでストックを持ってこなかったんだろう・・・;;

道のところどころには石仏や道標があります。道標の年次を見ると江戸時代のようです。道もしっかりしているので、江戸時代にはかなりの人が参拝していたのでしょう・・・

途中、いきなり車道が出てきてちょっとびっくり!歩くから良いんだ!と見なかった事にします・・・

しばらく行くとなにやら出てきました。


↑なんだかよく解かりませんでしたが、宇多天皇が彫られた天神像だそうです。

更に進むと石垣があったりするので、昔はもっとお堂などが建っていたのかもしれません!

やっと着いたようです・・・


↑中山寺奥の院鳥居

やっぱり奥の院には鳥居がなぜか似合います!昔はやっぱり神仏習合だったんだなぁ・・・

鳥居をくぐった境内には小さな社がいくつもあります。



古いのか新しいのか由緒書きも無いので見ただけでは解かりませんでした・・・


↑奥の院本堂

奥の院本堂には厄神明王が奉られている。
無人だと思っていたら人がいてちょっと驚いた。雰囲気からすると此処に住んでいるみたいだ・・・御朱印も貰えます。

本堂横には白鳥石から流れ出る大悲水という湧き水が出ている。


↑大悲水と白鳥石

忍熊王の魂が白鳥になってこの岩に隠れ、水が湧き出たといわれている。

生水を飲まないでと書いてあったが皆さん普通に飲んでいました・・・
私は止めときました・・・

帰りの下り道、足の付け根が痛かった事は内緒にしておこう・・・









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中山寺

2008-01-25 22:48:12 | 歴史
毎年、初詣は家が檀家になっているお寺に紅白が終わる頃から出かけていますので、初詣ではないのですが、宝塚の中山寺に行ってきました。

以前は阪急宝塚沿線に住んでいたので、かなり行き易い場所だったのですが、今回が初めての参拝です。なぜなら安産祈願で有名な寺なので、私にはあまり縁の無いお寺だったのです。今回は西国三十三ヶ所の御朱印を貰うためと、ここの奥の院が面白そうだったので、行ってみる事にしました。

電車で行こうかとも思ったのですが、帰りに買い物にも行きたかったので、車で行く事にしました。中山寺に駐車場はありませんが、駅の周辺にいくつかの参拝客用の駐車場がありました。駅から写真の門までは歩いてもすぐ近くです。



中山寺の山門は大きな二層の仁王門です。徳川家光によって再建されたそうです。山門の前に真っ直ぐ参道が無いので見えにくいのが残念です。堂々としていい門なのになぁ・・・

成人式のこの日は初詣客や子供のお宮参り、成人式帰りの親子などで、混雑していました。

門をくぐると真っ直ぐと参道が延び、左右に塔頭が並んでいて、それぞれが十二支の守り本尊を奉られています。


↑参道を登った場所から、山門を見下ろしたところです。

ここのお寺はすごくて、本堂に行くまでに階段が二つあるのですが、横にエスカレーターがあり、バリアフリー化が進んでいます。お寺の雰囲気は大切ですが、こういった近代化には賛成です!

ところで、参道には私の守り本尊の勢至菩薩がありません!何処だろうと探してみると、なぜか子年の千手観音と午年の勢至菩薩は一つ階段を登ったところにありました。



寿老神と一緒でした・・・

近くには閻魔堂や鐘楼もありました。


↑閻魔堂


↑鐘楼


↑五百羅漢堂
五百羅漢堂は地下にも涅槃図などがあって近代的な建物です。

↓大黒堂の横になにやらあります・・・


↓中に入ってみるとやっぱり石棺がありました。


この古墳は中山寺古墳と呼ばれていて、埋葬者は神功皇后に反逆したとされる忍熊王の母のオオナカツヒメノ命との伝承があるそうです。伝承とされているのは古墳自体は六世紀頃とされているので、オオナカツヒメノ命の時代と合わないそうです。
話を知らずに写真も撮っていないのですが、忍熊王のものとされる石棺も手水鉢としてあるそうです。

興味深いのは中山寺の縁起です。聖徳太子が山で修行をしているとオオナカツヒメノ命が出てきて息子(つまり忍熊王のこと)の無念を訴えたんだそうです。そこで聖徳太子が寺を造ったのが中山寺だそうで、今の奥の院だという事です。この話というか聖徳太子が造ったというのが本当だとするとその頃にこの古墳も作られたことになるはずなのです・・・解かりませんねぇ・・・聖徳太子が寺を造った時に前からあった古墳をオオナカツヒメノ命の墓だと言い出したのなら話はわかるのですが、その頃に出来たばかりの他人の古墳をオオナカツヒメノ命のものだと言い出せるでしょうか?

そもそも忍熊王が死んだのも古事記では琵琶湖のはずなのに、なぜこんな場所に石棺が?

しかも権力争いに負けた忍熊王やその母のオオナカツヒメノ命のためになぜ寺まで造るのか?・・・

やっぱり古事記なんかを読むと頭が変になってきますねぇ・・・


脱線しましたが、元に戻します。


本堂はもう一つ階段を上ったところにあります。



なかなかの混雑です・・・

本堂の横に護摩堂があります。

↓護摩堂


本堂や護摩堂などの主要な建物は片桐且元によるものです。

護摩堂の横の階段を上ると大師堂があります。

↓大師堂


安産だけかと思っていたら、子も授けてくれるそうです・・・

↓子授け地蔵


新しい多宝塔が見えたので行ってみると大願塔というのだそうで、ちょっと私にはどういうものなのかわかりませんでした・・・地下は納骨堂になっているのかなぁ?・・・


↑大願塔
ちなみにこの塔は中山寺のライブカメラでいつでも見れます。


鎮守社もこのあたりにありました。



奥の院は真っ直ぐ登っていけばいいのだろうと思っていましたが、真っ直ぐ登ったところは星の広場という公園になっていました。


↑星の広場、梅林があるそうです。

戻って奥の院への道を聞くと西側のお墓のところから道があるということでした。

長くなったので今日はここまで・・・奥の院編は次回・・・

中山寺散策マップ
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遅ればせながら

2008-01-24 00:20:30 | 歴史
明けましておめでとうございます。
いつもながらの遅い挨拶になってしまいましたが、本年も少しづつ国宝めぐりを続けていければいいなと思っております。少しでも興味のある方は読んでいってください・・・(^ ~;)

新年一発目のアップですが、去年行ったもののアップせずにいたものからです。
しかも国宝ではありません・・・

浅草寺には昨年の3月にも行ったのですが、11月にも訪れました。
三月に行った時には完全に工事中だった門も、まだ通れないものの11月には工事が終わりかけていました。



他は前回と変わらないので、その後に行ったバーの事を少し紹介・・・



浅草の駅に程近い神谷バーという所です。
古い有名なバーだ知人に教わり行ってみました。

バーというよりレストランのような店構えで、初めてでも入りやすいお店でした。
店に入ったもののウェイトレスもウェイターも案内に来ないので、受付のような所にいた店員に初めてなのでどうすればいいのか聞いてみた。
まずはここで食券を買い、どこでも空いている席に座って食券をテーブルにおいておけば、ウェイターが取りに来るのだそうだ。う~~ん・・・合理的だが、なんか味気ないようなシステムである・・・

システムはともかく、知人に聞いていたのは、ここの名物というデンキブランという名のカクテルの事である。味はともかく神谷バーに行ったなら取り敢えず飲めという事だった。しかも生ビールをチェイサー代わりに、そのデンキブランとやらを飲むのが通だというので、上の写真の通りに注文してみた。
しか~し、見る限り、そんな飲み方をしていたのは私だけでした・・・・><

考えてみればチェイサー代わりにビールなんてアルコール飲み始めの学生ぐらいしかしませんよねぇ・・・

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