ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

なら瑠璃絵

2015-03-28 18:16:02 | その他

バレンタインデーの2月14日

奈良公園周辺で『なら瑠璃絵』というイベントが行われていて、花火も上がるというので行ってみました。

夏にある『なら燈花会』というイベントとは別物で、しかも、前年より、見ごたえがあると事前に聞いていたので、ちょっと期待!

この日は興福寺も遅くまで開いていました。

さすがに何度も拝観しているので、私はパス!

そろそろ会場が見えてきました!

と思ったら・・・

花火が始まりました!

打ち上げ場所が近いし、予想していたより良い花火だった!

花火が終わり、メイン会場まで行く前にまずはお約束の東大寺へ!

南大門の仁王様は何度見ても飽きません!

中門より先には入れませんが、この夜は観相窓が開いていて、外から大仏さまのお顔が拝めました。

皆さん、門前で並んでおられるので、なかなか正面からは拝めません・・・

鏡池でも噴水が上がって3Dマッピング!

そして公会堂横の園地がメインの会場・・・

無料で、これだけのライトアップイベントが見れたんで大満足!

それにしても、バレンタインだというのに一人で奈良は寂し過ぎた・・・

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かやぶきの里 京都美山

2015-03-25 21:43:16 | その他

冬、車にスタッドレスをはかしていたものの、雪どころか凍結路面にすら遭うこともなかったので、2月8日、わざわざ雪が降っていそうな場所に出かけました。

行ったのは京都美山にある『かやぶきの里』!

確かに辺りは雪が積もっていてチラホラ降ってもいたのですが、まぁ、ノーマルタイヤでも十分だったかも・・・

集落前の道路には観光用の駐車場と売店があって、いい感じ・・・

前日までは『かやぶきの里』周辺をロウソクの灯りで照らすイベントが行われていて花火まで上がったそうなのですが、この日からはライトアップのみ・・・

ちょっと早く着いたので歩いてみました。

集落すべてが茅葺屋根というわけではないので、昔、よく見た田舎の風景という感じ・・・

最近はさすがに茅葺屋根自体が減ったので、これぐらい集まっていると、それだけでもウリになるのですね。

立派なお社は八幡様

なんと!甲賀三郎伝説のある神社なのだそうだ!

なぜそんなに驚いているか?というと、この甲賀三郎という人物は私の先祖にちょっと関係があるのではないかと思っているからなのです。

私の祖父は山梨の山奥の出なのですが、先祖は信州にいたとされています。その昔、一族から別れた人たちが甲賀に住んでいるとされているのですが、信州の一族と甲賀の一族の繋がりを調べても、苗字と家紋の一致以外はあまりよく解らないのです・・・

それが信州と甲賀に伝説の残る甲賀三郎が何かヒントになりそうだ!と勝手に思っているのです。

でも甲賀三郎の伝説がこんな場所にまで広がっているとなると、正直、よく解らなくなってしまいますねぇ~

川に架かる橋はとても京都とは思えない雰囲気!

そうこうしているうちに暗くなってきました・・・

う~ん・・・いい感じ!なんだけれど、一人で見るには寂し過ぎるかなぁ~

 

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伊賀上野城

2015-03-18 23:48:21 | 歴史

新大仏寺の後、伊賀上野城に行ってみることにしました。

何度も書いているように私は城マニアではないのですが、私の行きたい博物館や資料館などの近くにはお城があるようで・・・

ここのところ二、三年は伊賀上野城の近くを何度も通っているのですが、夜が多くて今まで寄ってみることはありませんでした。

それよりも行きたい場所が多かったとは、あえて言いません…

ナビの案内通りに城の駐車場に車を止めて見学開始!

駐車場に止めたときから、商魂たくましい観光地の雰囲気が溢れていて、ちょっと気後れするぐらいなのですが、ここは人気がある証拠と諦めます・・・

天守閣に行く前にまずは芭蕉翁記念館へ

取り敢えず、一番手前にあったので入ってみたのですが、イマイチ俳句の奥深さを理解できない私は10分で見学終了!

ここで3館共通券というのがあったので買おうと思ったら、受付の人がここの共通券では天守閣に入れませんとのこと・・・

危うく買いそうだった・・・親切にありがとう!

さっさと先に進んで

天守閣!

残念ながらコンクリート製の再建天守なので展示物と景色を楽しむだけ・・・

でも伊賀上野城の見どころと言えば石垣なのです!

怖いです!

高校生の時は大阪城の石垣から下を覗きこんだり、座って足をブランブランさせるぐらいなんてことなかったのに・・・年を取るって恐ろしい・・・・

あと、伊賀上野城に来て見ておかなければいけないものが

これ↓

俳聖殿です。

昭和の建築なのですが重文指定を受けています。

美しいの一言です!

すぐ近くでは伊賀流忍術博物館が賑やかに人集めをしているのですが、この周辺だけは違う空気が流れていました。

甲賀に縁のある私は伊賀流忍術・・・には意地でも寄りません!

その代わりに上野歴史民俗資料館へ

無料ながら芭蕉記念館より充実していた。

ここで見つけた観光パンフレットに載っていた銭湯に興味を惹かれ

ひとっ風呂!

一乃湯

どうですか?いい感じでしょ!

こんな感じの銭湯なので、私の様な観光客らしき人が半分、常連さん半分

もっとゆっくり上野の街を探索しても良かったかも・・・

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新大仏寺

2015-03-16 22:59:43 | 仏像

皆さんお久しぶりです!

個人的にいろいろあって、ずいぶん間が空いてしまいました・・・

これから、またチョロチョロと行った先々での事を書いていきたいと思います。

 

二月に伊賀の新大仏寺に行ってまいりました。

伊勢から大阪に帰る際、高速代をケチって国道を走っていると新大仏寺と書かれた案内板を何度か目にしていたのですが、無知な私は、また怪しい新興寺の成金趣味のお寺だろうと勝手に決めつけて、暇なときにでも寄ってみようと先延ばしにしていたのです。

それが、この日は他にめぼしい目的地が無かったので、ちょっと寄ってみることにしたのです。

着いてお寺の雰囲気、案内板を見てビックリ!

無知というか知ったかぶりというのは罪というか損しますねぇ~

まぁ、私の場合は暇さと好奇心が救ってくれて、このようなお寺に参拝することが出来ましたけれど…

この新大仏寺はあの重源が創建したと伝えられていて、東大寺に敬意を払って新の文字を付けたそうなのですが、なぜ新東大寺にしなかったのかは謎!

ともあれ東大寺の別所として、この新大仏寺は造られたのです。

で、東大寺別所と言われて思い浮かぶのは播磨の浄土寺で、浄土寺と言えば国宝!浄土堂と快慶作の阿弥陀三尊ですよね・・・私はあの浄土堂と阿弥陀三尊は浄土寺に唯一無二の物と思っていたのですが、それがこの新大仏寺に来て覆されてしまいました。

その訳は後ほど・・・

まずは境内を散策です。

大仏殿とされている現在のお堂↑は浄土堂とは全くの別物・・・

本尊が快慶の釈迦如来ということなので、兎に角、中を覗いて見ようと・・・

ん??

無い!

厨子に入っているのか?

否!大仏でしょ!厨子に入らないでしょ?

取り敢えずウロチョロ!

裏に行くと

不動像!

ん!これは私が捜しているものではありません!

と、宝物館らしきものがありました。

大仏殿と書かれているし、どうやらこれっぽいぞ!

でも鍵がかかっているし、有料のようなので、お寺の人を探してみると、下の受付に人は無く護摩堂でお勤めの声が聞こえる・・・

仕様がないので待つ間、境内を一周する三十三ヶ所参りをしてみた。

これがちょっと怖かった!

先に進んでいくと犬の鳴き声と鈴の音・・・

もしかして猟の最中?

あわてて自分の服装をチェックして蛍光色のダウンであることに気付き、これなら獲物と間違って撃たれることもないだろうと一安心!

と、それもつかの間

すぐ先で猟犬とバッタリ!

流石に犬好きの私でも猟中の猟犬はちょっと怖い!

近くに猟銃構えた猟師はいないかと焦っていると猟犬はちゃんと訓練されているらしくて、さっさと走って行ってしまった。

そうこうしていると霊場めぐりも終わり!

お勤めから戻られていたお坊さんに宝物館のカギを開けてもらう。

宝物館の一階には石造の基壇、二階に快慶の釈迦像がありました。

実は快慶作なのは頭部だけ、現在は坐像なのですが元は立像、しかも本来は釈迦像ではなく阿弥陀像だったとのこと・・・

石造の基壇に阿弥陀立像って浄土堂と一緒!

と言うことは、ここに浄土堂と同じものが建っていたとしか考えようがありません!

さらに、七カ所あったとされる東大寺別所には快慶作の阿弥陀三尊像を収めた浄土堂がそれぞれにあったと考えるのが普通でしょう?

鎌倉時代にはあんなにすごいものをいくつも造っていたんですねぇ~

あと、重源坐像と僧形坐像があって、どちらも重文指定!

でも重源坐像は東大寺や浄土堂にあるものと比べると、さすがに少し落ちる・・・

お堂が残っていないだけに当時の境内の姿が思い浮かばないのですが、すごいお寺だったんだと思います。

 

 

 

 

 

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