ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

映画 「大奥」

2007-12-24 00:43:47 | その他
昨日、テレビで映画「大奥」を見ました。
クライマックスのシーン(芝居小屋の炎上の後の祭りシーン)でのエキストラを募集していたのですが、仕事で行け無かった映画です。
映画を見た感じではエキストラに参加していても、どこにいるかさえ分からなかったと思うので参加しなくてよかった・・・^^;

まぁ、そんな事よりも、困った事に大奥のような時代劇を見ていると最近はストーリーよりもロケ地のほうが気になったりします。たとえば、このシーンの建物は、○○寺のお堂だ!とかです。

で、映画「大奥」を見て解かったロケ地です。

①お城のシーンのほとんどは姫路城!
②東福寺の通天橋はバッチリ写っていました!方丈も?
③仁和寺の空撮もありました!
④仲間由紀恵が三人で上る階段は神護寺の本堂への石段!
⑤そういえば二条城も始めのほうにちょこっと写ってました。
⑥船のシーンは八幡掘!
⑦茶会は彦根城の庭園?
⑧大沢池が写っていたので大覚寺も?
⑨最後のシーンは大矢田神社!
その他、わからないシーンが多数・・・結構いろんな場所で撮影されています・・・

最後のシーンは解からなかったので、写っていた桧皮葺の楼門でググってみたら見つかった!
紅葉で有名な岐阜の大矢田神社だそうである。行った事が無いので犬山城や如庵に行くついでにでも寄ってみよう・・・
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太山寺

2007-12-13 22:05:07 | 国宝の建築
松山出張で二番目に訪れた国宝建造物は太山寺です。
なぜかこの日と石手寺を訪れた日だけが雨になってしまいました。せっかく国宝を見れるのに残念です。しかもこの日は天気予報では雨で無かったので、傘を持たずにホテルを出てしまいビショビショになってしまいました・・・

太山寺は松山にある三棟の国宝建造物の中ではもっとも寂しい場所にあり、行き難い所です。私もどうやって行こうか悩んだのですが、伊予鉄の松山市駅まで行って、そこから最寄のバス停まで(なんせ太山寺行きのバスは一日に数本しかありませんから・・・)バスで行く事にしました。

この日、ホテルを出た時にはまだ雨が降っておらず、路面電車に乗って松山市駅に向いました。松山市駅についた頃に雨が降り出したので傘を買おうと思ったのですが、バスが来ていたし、止むかもしれないという思いもあって、そのままバスに乗ってしまいました。それがバスに乗っている間に本降りになり、最寄のバス停の周りに傘を売っているようなお店はなく、濡れながら大山寺に向うことになりました。

いい年こいて濡れながら歩く自分を恥じながら一キロ近くも歩くと、やっと太山寺の一の門がありました。



この頃にはビショビショでいつもの元気は既にありません・・・
先も見えないし、なんでこんな雨の日に来ちゃったんだろうと、悔いるばかりです・・・

しばらく歩くと二つ目の門がありました。



二つ目の門は重文指定の仁王門でした。
二つ目の門だというのにまだお寺の伽藍が見えません!かなり大きなお寺だったみたいです。

更に進むと右側に納経所があるみたいなので、先に朱印を頂くことにしました。
太山寺も四国八十八ヶ所の札所なので平日でも参拝客は多いみたいです。

朱印を貰い、更に進むとやっとそれらしい雰囲気になってきました。
階段の上に第三の門が見えています。



三番目の門は楼門でした。四天王がおられます。
この門をくぐるとやっと目指す国宝本堂です!

↓太山寺本堂


濡れ鼠の状態で中にも入れないので、この時点ではあまり感動がありませんでした。

右手には鐘楼があります。



この鐘楼は下に入れて鐘を鳴らせます。画もあって鐘楼がこんな風になっているとは知らなかったので、ちょっと感動!

本堂左側には大師堂と思われるお堂がありました。



本堂の向って左側が小高くなっているので行ってみると、小さなお堂があるのですが、そこから本堂を見るとその屋根の大きさに驚きました。



四国で大きなお堂を見た事が無かったので、正面から見た時もさほど大きいとは思わなかったのですが、近くで見るとその屋根の立派な事!!さすが国宝です!内部も見てみたい・・・

雨でも来て良かったと思いながら帰る事にしましたが、困ったのがここから・・・当然、バスはそんなに都合よく来ません!仕方ないのでタクシーが来そうな所まで歩く事にしたのですが、雨の中まったくこない・・・結局、JR和気駅まで歩いてしまいました><

これから太山寺に行く方へのお奨めは最初からJR和気駅まで行き、そこからタクシーで往復です。JR和気駅からならタクシー代もそんなにかからない(歩けるくらいですから・・・)と思います。

本当なら次は三棟目の国宝建造物の大宝寺本堂を紹介するところなのですが、実は松山出張の最終日の夜にたらふく飲んでしまい、朝起きれず、また飛行機に遅刻しそうだったので大宝寺に行く事が出来ませんでした><

ちょっと心残りながら、いつの日か訪れる事を誓って松山空港に行きました。

しか~し、そこに待っていたのはやっぱりボンバルディア機!!何事もありませんように・・・



国宝建造物グーグルマップ
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松山城

2007-12-12 21:34:15 | 重要文化財
松山城にも行きました。

宿泊先のホテルから松山城に行く手前に秋山兄弟の生誕地があります。



私の行った時間はまだ閉まっていて入れませんでした!
隣にお堂のような建物があって、どうやら何かの道場になっているみたいです。

秋山兄弟というのは明治時代の軍人で兄が陸軍大将、弟はロシアのバルチック艦隊を破った時の海軍参謀です。
今、松山では司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」のドラマを撮影しているらしく、何処に行っても坂の上の雲の幟や案内で一杯です。まだ読んでいないので、そのうち読んでみよう・・・

松山城に行くにはテクテク登っていくのとケーブルもしくはロープウェイがあります。
今回はロープウェイを使う事にしました。ケーブルとロープウェイの乗り場に行くと綺麗な建物が建っていてビックリです!
私は時間が無かったのでケーブルを使いましたが、お奨めはテクテク歩きです。だって本当に短い距離なので健康ならこれぐらいは歩いた方が良いでしょう・・・そういえば学生時代に来た時は確か行きも帰りも歩きでしたが、途中の記憶が無いくらい楽な距離です!(松山城天守閣入場料だけだと500円、ケーブルとロープウェイの場合は天守閣入場料と合わせて1000円!)

ケーブルを降りるともう城壁の石積みが見えています。

頂上の広場までは如何にもお城といった感じのクネクネした道と門が続きます。



門は近年に復元されたもの以外は重文に指定されています。数が多いので写真は割愛します・・・

山の上は広場になっていて、天守が見渡せます。



こういうのを見るとお城マニアの気持ちが分かるような気がします・・・



さすがにお城はいい場所に建っているので、天守に登るとなかなかの眺めで、360度のパノラマが楽しめます!

松山城は七本槍の一人!加藤嘉明の創設で五層あったそうですが、現在の三層の天守は幕末に近い1854年に再建されたものです。

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伊佐爾波神社

2007-12-11 20:48:32 | 重要文化財
次は重文指定の伊佐爾波神社に向いました。

石手寺から道後に向ってテクテクテクテク歩いて行くと湯築城跡公園に着きます。



時間が無くて登りませんでしたが、今は展望台になっているそうです。

残念ながら休館日だし、時間も時間で入れませんでしたが、子規記念博物館なんていうのも出来ていました。



ここから少し道後温泉寄りに行った所に伊佐爾波神社の鳥居があり、参道を行くと急な階段と楼門が見えました。



うわ!結構ありそうです・・・

階段を上りきると鮮やかな楼門に回廊が目の前!
松山にこんな立派な神社があるとは知りませんでした・・・
八幡造りと呼ばれ岩清水八幡宮を模したものと言われているそうです.
岩清水八幡宮も行こう行こうと思いながら行ってないなぁ・・・



↓ひときわ鮮やかな朱色の建物が本堂です。



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石手寺

2007-12-11 20:44:56 | 国宝の建築
久しぶりの松山出張!次に行くのはいつになるのかわからないので、今回は気合を入れて廻るつもりでした。
松山にある国宝建造物は三棟!石手寺二王門、太山寺本堂と大宝寺本堂です。
まずは石手寺を目指しました。

弘法大師が渡られたので、その後、渡ってはいけないと言われている渡らずの橋の前から屋根つきの参道を進んでいくと最初に現れる(門だからしょうがない・・・)のが目指す国宝の二王門です。


↑国宝石手寺二王門

鎌倉時代の勇壮な楼門です。慶派の仏師が関わっているらしいですが、それは微妙・・・

門をくぐると正面に本堂、右側に三重塔と鐘楼があり、どれも重文です。

↓石手寺本堂


↓石手寺三重塔


↓石手寺鐘楼


三重塔の裏からも諸堂が並んでいて重文建造物があります。



本道の裏にちょっと変わったものがありました。


↑なにやら洞窟と書いてあります・・・

こんなに怪しいものを外すわけにはいかないでしょう!
さっそく入ってみますww



暗くてよく見えなかったのですが、曼荼羅と八十八箇所参りになっているそうです。う~~~ん・・・

ミャンマーの仏塔であるパゴダまでありました。

↓愛媛パゴダ


このパゴダはビルマ戦の追悼碑なのだそうです。納得!!

硫黄島戦の追悼碑もありました。



四国八十八箇所参りの方々は本堂と大師堂をさっと廻るだけみたいですが、もうすこし余裕をもって参ってもいいのでは・・・

帰り際に振り返ると山の上に大きな像がありました。



日中友好の西安大師の像なのだそうです。



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道後温泉!

2007-12-09 22:50:18 | 重要文化財
仕事で松山に行っていました。
十年程前は松山に毎月のように仕事で行っていましたが、また行くことになるとの思いから観光はしていなかったので、道後温泉に入るのも実習で行った学生時代以来です。思い出のままの温泉なのか?不安と期待の入り乱れた出発です!

伊丹空港に着いて、予約番号を入力するものの、チケットが出てこない!?

俺「ありゃ!?ちょいとそこのJALのお嬢さん!チケットが出ないんですけどぉ~?」

JALのお嬢「もしかすると時間が過ぎてて乗れないかもしれません!」

俺「へ?まだ二十分前ですよねぇ?」と言いつつ時計を見ると十七分前!

JALのお嬢「ちょっと聞いてみます・・・」

JALのお嬢さんが電話で頼んでくれたもののダメ×
結局、パックで変更の出来ないはずのチケットでしたが、変更してもらって次の便にて出発となりました。

到着時間に余裕があったので良かったものの、最初からやってしまいました・・・
飛行機に乗り遅れるなんて初めての経験><・・・う~ん今回の出張は先が思いやられます!

一時間待った飛行機は一番端っこのゲートからの出発です。当然のように階段を下りていくと滑走路に遭ったのはあのボンバルディア機!



車輪は大丈夫?

変更した飛行機で事故にあったらしゃれになりませんから・・・

ちょっとの揺れにビビリながらもどうにか到着!

ホテルまではリムジンバスに乗りますが、松山市内での足はもっぱら路面電車!前には無かったけれどこんなのも走っています!


(昼間に撮りました。夜は道後温泉駅にあります!)

ちなみに普通の路面電車は150円だけれど、この坊ちゃん列車というやつは300円!少し前はもっと高かったらしい・・・

ホテルから路面電車に乗って終点の道後温泉駅へ



商店街を少し歩いて道後温泉本館に到着!



三階建ての重文指定の建造物で千と千尋のモデルとも言われているそうです。
霊の湯と神の湯の二つの風呂があり、休憩室に入るかどうかなどで、料金が違います。私は一番安い神の湯入浴のみ(400円)しか入ったことがありません・・・


神の湯はシャワーが新しくなっていたものの、その他は思い出のまんまでなんだか嬉しくなりました!記憶には無かったものの神の湯に湯船自体が二つあり、昔の女風呂と男風呂だったそうです。では今の女風呂がどうなっているのでしょう・・・?

風呂上りには本館横の地ビールの店へ!



うま~!



やめられまへんなぁ!

いい気分で駅に向うと丁度カラクリ時計が動き出しました!



カラクリ時計の下には足湯も出来ていて、いかにも温泉街といった感じです!

今回の松山出張は一週間ほどおり、毎日のように道後温泉に行ったので、すぐ近くの椿の湯にも行きました。



道後温泉の別館の椿の湯はコンクリートの新しいものですが、湯船が広く、お湯が良いと地元の人に人気があります。料金も少し安い330円です。

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