度会町にある国束山に登ってきました。
国束山の山頂には国束寺という古寺があったので、
登山道は、その参道であった道になります。
聖徳太子建立と伝わる寺なので、伝承が多く残っているのですかね?
登山口から弘法石やヤマトタケルの砥石など色々あります。
登山道は、さすがに歩きやすい道で
古くから沢山の参拝客が歩いたんだろうと想像できます。
とは言っても、私が歩いたのは北側からで、
現在の国束寺とは反対側からのルートになるので、
もしかすると裏道に当たるのかも・・・
↑国束寺跡
山頂境内にあったいくつかのお堂は四天王寺に移築されたそうです。
古い境内図を見ると上の写真の場所には鳥居が建てられていたようなので、
山頂には社があったのでしょうか・・・?
現在の山頂には夜奈塚と書かれた石碑が建てられていました。
山頂は特に展望も無く、そそくさと退散・・・
案内には山頂境内では管理が難しく、麓に移設したとされていましたが、
時代背景があるにせよ、もったいなかった気がしますね・・・
近いうちに現在の国束寺にでも行ってみようと思います。