熊野本宮大社にやってきました!
近くに行くと一番に目に入るのは旧社地である大斎原にある大きな鳥居です。
とにかく目立ったので現社地に行く前に駐車場に車を置いて、旧社地である大斎原に行くことにしました。
現在、日本一の高さなのだそうです!
旧社地は熊野川の中州だったのですが、現在では埋め立てられたのか?川の流れを変えたのか?一応は中州にはなっていません。それでも旧社地の堤防の向こう側には広大な河原が広がっています。
鳥居の先は写真禁止となっていたので写真はありませんが木の間の参道を抜けると一段高くなった土地があり、そこに社殿があったそうです。
明治22年の大洪水で流され、その当時の山林の伐採が一つの原因と言われていますが、正直、それまで何百年も流されなかったことの方が不思議に思える場所です。
ここに来るまで熊野というとそれこそ山深く険しい場所にあって、熊野権現も山岳信仰における神のようなイメージだったのですが、なんだかちょっと違うような感じがしました。考えてみれば当然なのですが、人のいない場所に信仰などが生まれるわけがなく、人が長くたくさんいたからこそ大きな神社が造られ、深い信仰が行われたということのように思います。
今回、車を置かせてもらったのは熊野本宮大社のすぐ向かいにある世界遺産熊野本宮館↑です。
水害で被害を受け、今年になってやっと再開館したらしく、きれいな施設です。
しかし、展示内容はどっちかというと残念な部類・・・見どころは上映されているビデオくらいかも…
そしてお持たせ!
熊野本宮大社!
正直、旧社地を見てきただけに神様が今おられるのはこっちと言われても、いまいちピンっとこない・・・
でも、すぐ近くによくこんな場所があったと思えるくらい、今まで見てきたよくある神社の雰囲気があります。
神門は修理中の様です…
中の社殿は写真を撮れませんが、熊野本宮大社のここに移築された本社殿は重文指定を受けています。
そうそう、熊野本宮大社と言えば八咫烏を忘れてはいけません・・・
しかし、この八咫烏も色んな説があって、よく解らないのですよねぇ・・・
日本書紀を単純に読めば物語上でてくる架空の動物なのですが、日本書紀で神や神の使いと言えば人であったり一族であったりを指していたりするからややこしい・・・
やっぱり考えるのはやめましょう!