ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

サクラサク!

2013-03-29 23:55:25 | その他

家の近所の桜が見ごろになってきました!

素人の私にはどれぐらい咲いたら満開なのかわかりませんが、まだつぼみもあるので八分咲きぐらいでしょうか?

でも、ちょっと前まで堅そうなつぼみしかなかったので、この数日で一気に咲いてきました!

こちら↑は箕面公園の桜広場

さすがにまだまだ・・・

ほんの少し条件が変わるだけなのに違うもんですねぇ~

 

まったく話が変わりますが、5000円が当たりました!

出張先で缶チューハイを買って飲んでいたのですが、5000円が当たるというので応募してみると本当に当たっちゃいました!

5000円分の缶チューハイでもよかったのですが、5000円の郵便為替が送られてきてちょっとビックリ!

うれしいですが、5000円ぽっちで運を使い果たしたような気もして微妙です・・・

 

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道成寺

2013-03-07 21:29:17 | 重要文化財

ということで道成寺にやってきました!

奈良時代創建の古いお寺です。

創建についても髪長姫の伝説というのがあるのですが、ここでは割愛・・・

境内に入って左手の建物に参拝受付があるので早速行ってみます。

道成寺は境内に入るだけの一般的な参拝は無料で、ここの拝観料というのは宝物館の入場料とそこでおこなわれる安珍・清姫伝説の絵巻による絵解きと解説料ということになります。

せっかくここまで来て絵解きを聞かないなんてスカイツリーに行って展望台に登らず帰るようなもの(スカイツリーに行ったことはありませんけどねww)だし、それだけの価値は十分にあると思いますのでケチらずに入りましょう!

まずは安珍・清姫像の前で若いお坊さんによる絵解きを聞きました。

ここで無知な私はやっと能の「道成寺」と歌舞伎の「娘道成寺」の関係を知ることに・・・

能の「道成寺」は横溝正史が「獄門島」で題材にしていたりしたのでなんとなく知っていたのですが、歌舞伎の「娘道成寺」については全く無知で「道成寺」の後日談にあたることを初めて知ったのです。

それにしてもここに来るとますます安珍・清姫伝説にのめり込みそうになります。

文楽の「日高川入相花王」も見てみたくなったし、思わずサンプル放映されていた坂東玉三郎のDVDを買ってしまいそうになりましたww

そしてここでもう一つ忘れてならないものが仏像!

千手観音と脇侍の日光月光菩薩像が国宝なのです!

千手の脇侍がなぜ日光月光なのか?はわかりませんが千手観音はさすがの国宝!

ゆっくり拝観させてもらいました・・・

ようやく境内に出て

まずは本堂!

重文指定です。

ここに先程の千手観音が収められていたそうで、その厨子の裏にも千手観音像があり、こちらの方は今も秘仏とされていてなかなか拝めることがありません・・・

↑三重塔

最上段の垂木だけなぜか扇垂木になっているという不思議な造り・・・

こちら↑が焼かれた安珍が葬られたといわれる安珍塚!

そしてこちら↑が安珍が焼かれた鐘楼の跡・・・

その後に造られた二代目鐘楼跡↑

二代目の鐘は健在で巡り巡って京都にあります。

入相桜↑

入相桜も二代目!実はこの辺りに初代の鐘楼はあったらしい・・・焼け跡も見つかっていて安珍が焼かれたのは本当はここかもしれないそうです・・・ん?でも安珍・清姫伝説ってノンフィクション?

本堂の後ろには念仏堂という名の納骨堂・・・

中に入ってみると

めずらしい五劫思惟像がありました。

 

道成寺・・・行ってみればわかりますが、ちょっとおちゃらけたところの多いwwお寺なのですが、伝説のあるお寺ってなんだか良いですよねぇ~たとえ伝説がフィクションでも受け継がれてきた時間に惹かれてしまうのです。

 

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安珍と清姫の伝説

2013-03-06 21:04:42 | 歴史

熊野本宮大社まで行ったのだから熊野三山めぐりをするところですが、私が三山を巡ったら玉置神社にも行きたくなるし、神倉神社・補陀洛山寺にも行きたくなる・・当然、時間が足りない・・・

今回はあきらめて家路につきます・・・

そうはいっても帰り道に使う熊野本宮大社から田辺・白浜方面に向かうR311は熊野古道中辺路に沿ってつくられた道なので史跡が一杯!

寄り道せずにはいられません!

途中で見つけた案内板に気を惹かれ行ってみたのは・・・

福定の大銀杏

見事な枝っぷり!

紅葉の季節に撮られた写真を見るとすげぇ~の一言・・・

枝分かれしている部分は十分寝れそうな広さに思えます。

これ↑はレプリカですが、有名な牛馬童子像もすぐ近くにあるようです。

そして今回R311で帰るにあたっての一つのテーマにしていたのが安珍清姫伝説!!

↑清姫の墓所

知っているようで知らなかった安珍と清姫の伝説を今回の帰り道で実地勉強させてもらいました。

物語についてはネットでも調べられると思いますので、ここでは詳しくは書きません・・・

ただ安珍と清姫の伝説にはバージョン違いがあって、清姫のいたこの周辺ではここで清姫は身を投げたことになっています。

元々、清姫の墓碑は現在の場所より少し上流にあったそうなのですが、国道整備の折にこの場所に移され、清姫堂などが造られています。

↑清姫墓碑

この周辺に伝わる物語では清姫は白蛇の化身の娘であり、その姿を見てしまった安珍に避けられる少しかわいそうな存在・・・

清姫が身を投げたといわれる淵はハッキリ案内がありませんでしたが、おそらくこの墓所から降りた所・・・

そういう目で見るとなんだか悲しい淵です・・・

清姫生家跡というのもあるらしいのですが、この時は知らず・・・

道成寺の拝観時間に間に合うように清姫も安珍を追って走ったであろう道を急いで向かいました!

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熊野本宮大社

2013-03-06 00:01:20 | 重要文化財

熊野本宮大社にやってきました!

近くに行くと一番に目に入るのは旧社地である大斎原にある大きな鳥居です。

とにかく目立ったので現社地に行く前に駐車場に車を置いて、旧社地である大斎原に行くことにしました。

現在、日本一の高さなのだそうです!

旧社地は熊野川の中州だったのですが、現在では埋め立てられたのか?川の流れを変えたのか?一応は中州にはなっていません。それでも旧社地の堤防の向こう側には広大な河原が広がっています。

鳥居の先は写真禁止となっていたので写真はありませんが木の間の参道を抜けると一段高くなった土地があり、そこに社殿があったそうです。

明治22年の大洪水で流され、その当時の山林の伐採が一つの原因と言われていますが、正直、それまで何百年も流されなかったことの方が不思議に思える場所です。

ここに来るまで熊野というとそれこそ山深く険しい場所にあって、熊野権現も山岳信仰における神のようなイメージだったのですが、なんだかちょっと違うような感じがしました。考えてみれば当然なのですが、人のいない場所に信仰などが生まれるわけがなく、人が長くたくさんいたからこそ大きな神社が造られ、深い信仰が行われたということのように思います。

今回、車を置かせてもらったのは熊野本宮大社のすぐ向かいにある世界遺産熊野本宮館↑です。

水害で被害を受け、今年になってやっと再開館したらしく、きれいな施設です。

しかし、展示内容はどっちかというと残念な部類・・・見どころは上映されているビデオくらいかも…

そしてお持たせ!

熊野本宮大社!

正直、旧社地を見てきただけに神様が今おられるのはこっちと言われても、いまいちピンっとこない・・・

でも、すぐ近くによくこんな場所があったと思えるくらい、今まで見てきたよくある神社の雰囲気があります。

神門は修理中の様です…

中の社殿は写真を撮れませんが、熊野本宮大社のここに移築された本社殿は重文指定を受けています。

そうそう、熊野本宮大社と言えば八咫烏を忘れてはいけません・・・

しかし、この八咫烏も色んな説があって、よく解らないのですよねぇ・・・

日本書紀を単純に読めば物語上でてくる架空の動物なのですが、日本書紀で神や神の使いと言えば人であったり一族であったりを指していたりするからややこしい・・・

やっぱり考えるのはやめましょう!

 

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川湯温泉 続き・・・

2013-03-04 20:23:22 | 歴史

川湯温泉まで来たのであれば行かなければならない場所が一つ!

それはもちろん熊野大社!!

行こうと思ったことは数知れず・・・

しかし熊野に行けば、それなりに行きたいところがたくさんあるので、どうしても一泊では廻りきれない・・・すると結局、予定を組めなくなってしまい計画倒れになってしまう。

そんなことの繰り返し、そして台風災害などもあり、結局は今回が初参拝!

ワクワクしながら目指します!

っとその前にある看板が目に入る・・・

大逆事件・・・

詳しいことは調べてみてください。

気にしなければ歴史に埋もれてしまいそうな事件ですが・・・

最近もやたらと冤罪事件が報じられることが多いと思いますが、政治的意図があろうとなかろうと冤罪というものは権力をもつものの意見が強いということがすべてだと思います。私もいい年をしたおっさんですから権力側につくことが悪いとは言いませんが、この前に立つと襟を正して生きて行こうと思う次第であります…

ちょっとした寄り道でした。

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川湯温泉

2013-03-03 22:39:04 | その他

川湯温泉に行ってきました!

といっても熊野古道を歩いたわけではなくて今回は純粋に骨休め・・・

仕事の帰りに素泊まりで川湯温泉に行っただけです。

大雨の平日ということもあってお客さんが少なかったのか?予約していたホテルではなくて姉妹店の綺麗な方のホテルに泊まれて滅茶苦茶ラッキー!!

支払金額が少なくて申し訳ない!にもほどがあるww

こんなことなら素泊まりじゃなくて食事付にするべきだった・・・でも温泉宿で一人寂しく食事をとるのはさすがに淋しい・・・最近の朝食なんてバイキングだから一人でいるのはおっさんといえども人目が気になるので出来れば避けたいのですww

川湯温泉と言えば河原を掘って作る日本一巨大な混浴露天風呂の仙人風呂が有名なのですが、川の水の少ない冬限定で、私の行った日にはすでに今シーズンの営業を終了していたのでした。

それでもホテルの露天風呂は河原につくられていて解放感抜群というかどこからでも丸見えww

しかし、この露天風呂は良かった!

お湯の温度は熱めだけど気温が低かったのでのぼせずいつまででも入っていられそう・・・温泉につかるサルの気持ちがよく解るww

まぁ、夜なら周りが真っ暗なので見られていても気にならないかも…そもそもおっさんの素っ裸を喜んで見る人がいるとは思えませんけどね!

女性には浴衣が用意されているそうなので安心してください…

この辺りの河原を掘れば温泉になるらしい…

小さいけど一応、河原に露天風呂が掘られています。

こちら↑が仙人風呂の残骸・・・

露天風呂は嫌だ!

混浴なんて真っ平ご免だ!

でも日帰り入浴がしたい!

という人にはちゃんと

公衆浴場↑もあります!

今度はやっぱり仙人風呂に入れる時期に行ってみたい!!

 

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松尾観音寺

2013-03-02 21:41:26 | 歴史

伊勢に倉田山という公園があります。

宇治山田商業高校の近くにあり、マラソンの野口みずき選手が高校時代に練習コースとして走っていたそうで記念碑が建てられています。

そういえば野口選手は最近やっとレースに参加できるようになったそうで・・・

偉大なランナーなだけに頑張ってほしいものすねぇ・・・

まぁ、その倉田山に松尾観音寺というお寺があります。

初めて知りましたが単立のお寺なのだそうです。

単立の神社よくありますが単立のお寺とは・・・そんなのがあったのですねぇ…

この日は初午大祭の準備だったらしく忙しそうです・・・

日本最古の厄除け観音とデカデカと書かれていましたが、日本最古の厄除け観音と言えば奈良の松尾寺のはず・・・名前が名前だし、創建が行基菩薩というのも・・・単純に松尾寺の末寺なら疑問はないのですがここは単立のお寺・・・う~ん・・・微妙・・・

こちら↑には龍が祭られています。

後で知ったのですが、この松尾観音寺で最近有名になったのが本堂の床板に現れた龍なのだそうです。

その龍をなでたり、綺麗に拭いたりすると良いことが起こるそうなのです!

私はというと、本堂の中にまで入っていながらその龍を見ることさえなく帰ってしまいました…

残念!!

 

 

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