親戚に不幸があって大阪へ
瓜破にある巨大な葬儀場兼火葬場からの帰り
古市古墳群の一つ、津堂城山古墳に寄ってみる。
津堂城山古墳は古市古墳群の中にあって最古の古墳とされている。
嬉しいのは登れる古墳ということ!
ほとんどの古市古墳群は宮内庁の管轄で登ることはおろか
入ることさえできません!
内堀とされるところは菖蒲園になっていて、ちょうど満開
雨上がりで少し足元が悪いですが、気にせず、さぁ!登りましょう!
んっと!
登ったのは良いのですが、墳丘はかなり削られいて形がはっきりしません・・・
辛うじて前方後円墳なんだろうなという感じ、
室町時代には城が築かれていたというので、しょうがないですよね・・・
それでも明治時代に後円部から石棺や副葬品が発見され、
慌てて陵墓参考地に指定されたというのですから驚きです。
↑後円部
その後円部には津堂八幡神社というホムダワケノミコトを祭神とする神社になっています。
歴史のある神社ではあるのですが、この地に移されたのは江戸時代のことというので
古墳との関係は無さそうです。
近くに「まほらしろやま」という資料館があるので行ってみました。
埴輪が展示されているけれど
説明が不親切すぎるし、何の目的に展示しているのか?全く不明!
見るべきは外に置かれている石棺のレプリカと竪穴式石槨の天井石
天井石は神社の石碑に使われていたり、手水鉢になっていたりと転用されまくっていたらしい(笑)
現在は元の様に並べて展示されいます。
本物の石棺は元の場所で埋められ、陵墓参考地として周囲に囲いがなされて立ち入り禁止になっている。
天井石を外して、どうやって埋めたのか?
まぁ、昭和後期までは古墳とかの文化財に対する扱いは、こんなものでしたよね(笑)