ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

木曽駒ケ岳敗退記 その二

2020-11-27 22:23:58 | 山登り

西駒ケ岳山荘は聖職の碑に描かれた遭難事件の後に整備された避難小屋が元になっています。

当初の石室は文化財に指定されていて

現在の山荘の一部として残っており、冬季は避難小屋としても活用されています。

外は風が強いので、私も、その避難小屋をお借りして昼食タイム!

しばらく休んでいると外が明るくなってきた!

おぉ!晴れてる!

昼食後、ちょっと元気を取り戻し、

聖職の碑まで行ってみました。

木曽駒ケ岳には登れなかったけれど、何とかここまで来れました。

先は見えてるんだけどなぁ~

降りて登り返す元気が出てこない・・・無念!

また、いつの日かと心に誓う!

戻って、将棊頭山へ向かう。

登れなかったけれど、こんな景色を観れたのは幸せなのかも!

昨日まで雪がなかったはずなのに、一日で、この景色!

将棊頭山の稜線の帰り道

誰もいない一人っきりの雪道を歩いていると

なんだか気分が良くて、自分でも訳の分からないことを叫びながら

歩いてしまった・・・こういう日も面白い(笑)

ただ、下りの登山道でも体調は相変わらずで

いつもなら走って降りれそうな場所もエッチラオッチラ歩く

Ω状に巻き道のある崩落個所

やっと降りてきた!

ちょっと残念な登山になったけれど、この日はこれが限界!

↑この案内板のルートを歩き切りたかったんだよね・・・

また近いうちに体力作って必ずリベンジ!っと誓う。

 

時間があるので次回のためにちょっと散策・・・

行者そば発祥の地

神社かと思ったら修験道のようだ・・・

般若心経を唱えている人がいたので遠くから眺めるだけにしました。

行者そばか・・・この日の疲れた体にはソバって感じじゃないなと温泉を目指す!

帰り道の逆方向だったけれど、ナビの検索で出てきた「みはらしの湯」

大きな観光公園の一施設

地元の人も多いので、それなりに人気がありそう。

コロナの影響で食堂が開いていなかったのが残念!

開いていれば、それなりにゆっくりできそう・・・

同じ公園内のお土産屋さんで心ばかりのお土産を買って帰宅しました。

 

翌日のこと

朝起きると、いつもなら動きたくないほどの筋肉痛があるのですが、

痛みがほとんどありませんでした。

筋肉にあまり負荷がかかっていなかったということは

やっぱり体調が悪かったようだ。

熱があったわけでもないので、

気温の変化に体がついていけてなかったのかなぁ~っと想像しています。

 

 

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木曽駒ケ岳敗退記 その一

2020-11-26 22:37:03 | 山登り

ここのところの週末は山に登ってばかりでした。

やっと山に登る体力がついてきた感じなのに

もうすぐ山は冬が来て登れなくなってしまう・・・残念!

と思っていたら、

ここのところの暖かい天候で雪が解けたらしい・・・

これは最後のチャンスと

前から狙っていた中央アルプス木曽駒ケ岳に行ってきました!

そもそも私が山に登るには理由が必要!

神社へのお参りであったり、史跡があったりと、

マロニーみたいに「そこに山があるからさ」なんて訳にはいかないのです(笑)

で、木曽駒ケ岳に何があるのか?

それは神社はもちろんなのですが、

子供の頃に観た映画「聖職の碑」の舞台だからなのです。

聖職の碑というのは新田次郎のノンフィクション小説が原作で

大正時代に起こった遭難事件を題材にしています。

三浦友和などの有名俳優が出演していたのですが、

テレビで一度観ただけなのに、なぜかすごく印象に残っているんですよね・・・

それで今回は同じルートを歩いてみようと思い旅立ちました。

長くタフなルートなので、朝一に歩き始めようと

前日のうちに登山口に入ったのですが、

登山口の駐車場は傾斜がひどくて眠れそうにないので

平らな空き地に移動・・・

止む予報だった雨が全然止まず、風も強い!

まぁ、朝になってから登るかどうか決めようと仮眠・・・

起きてみると雨がやんで雲の隙間から星空が見えた・・・

でも外はめっちゃ寒い・・・

濡れた登山道のことなんかを想像して嫌だなぁ…

帰ろうかなぁ・・・っと、いつにもなく弱気・・・

取り敢えず登山口の駐車場に車を移動・・・

食欲もないのに朝食を摂っていると

一台の車がやってきてサッサと出発していった・・・

まぁ、せっかくここまで来たんだから一応行ってみるか!と

準備をして出発!

まだ暗い中ライトと熊鈴をつけて歩き出す。

つづら折りの登山道をしばらく登ると

また雨が降ってきて、合羽を着る羽目に・・・

いつの間にか、どんよりとした雲が空全体を覆っている。

平坦に道になっても歩く速度が上がらず体が重い・・・

なんだか調子が悪いままに登り続ける。

明るくなって漸く雨が止んだけれど

濡れた笹や木から落ちてくる水滴で濡れるので合羽を着たまま登り続ける。

こんな所から奈良井宿に抜けるのね・・・?

石碑が出てきた!

てっきり亡くなられた方の記念碑なんだと思って手を合わせかける・・・

ありゃ!皆さん元気なのね?

っと、合わせかけた手を止めて良かった良かった!

それにしても、こんな樹林帯で雷の被害を受けるなんて・・・

う~~ん、運が悪かったとしか言えないなぁ~

展望?

何にも見えませんけど・・・

↑大樽避難小屋

まだ、こんな所か…

「今日は本当に足が上がらない・・・」泣き言しか出てこない・・・

体調が悪いのか、気分が乗らないのか、

はたまた、合羽が悪いのか、天候が悪いのか…

まだ六合目ですか・・・

↑津島神社

ん?祠があるように地図にあるけれど、建物が何もない・・・

この辺りから雪が出てきた・・・

昨晩、下では雨だったけれど上の方は雪だったみたいだ・・・

あんまり積もっているようだったら登れなくなる。

また、心配事が一つ増えた。

く~~~!

あれだけ登ったのに、まだ七合目・・・

胸突き八丁を登りつめたものの後から来た人たちに追い抜かれるようになり、

もう今回は西駒山荘までで引き返そうと心に決める。

ガスも出てるし雪も、だんだん深くなってきているし、

近くを歩いている人たちも将棊頭山に登って降りると話している。

将棊頭山に登ってから西駒山荘に行くか西駒山荘に行ってから将棊頭山に登るかの分かれ道

将棊頭山への踏み跡が無いので夏道で大人しく西駒山荘へ向かう・・・

凍ったハイマツの枝に邪魔されながらも西駒山荘が見えてきた!

いや、本当に足が上がらないどころか進まない・・・

マイリマシタ・・・

つづく・・・

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鬼滅の刃

2020-11-25 21:34:44 | 映画・エキストラ

おっさんですけど、鬼滅の刃を観てきましたよ!

人が多いのは嫌だなぁと、ただロードショウ中には観にいきたいと

タイミングを計っていると、

丁度、特典などがない時期で、席もとびとび入場になっている期間だったので、

これ幸いと、いつものレイトショーで行ってきました!

一番大きなシアターだったのですが、特別席だけ埋まっている状況で

まずまずの環境(笑)

何度も言いますが、おっさんの私にとってアニメ映画を一人で観に行くというのは

かなり勇気がいる行動なんですよね(笑)

まぁ、そんな私でも鬼滅の刃のアニメはプライムビデオで全部見たし、

今回の映画のストーリーはスーパー銭湯においてあった漫画で内容は把握していました。(笑)

で、予習の段階でテレビアニメからの流れで、この場面を映画にしたスタッフに感服!

これは映画も観ておかないと思わせた!

だって漫画で読む限り、

今回の映画のストーリーは鬼滅の刃の一番盛り上がったシーンだから・・・

漫画で読んだ時には、

少年向け漫画なのにイイモン側の重要人物を死なせちゃうんだと・・・

ちょっとマザコン気味だけど、

でも、なんだか死に方がカッコいいぞ!煉獄!

そんなストーリーの部分を映画にして金を払わせたスタッフはエライ!

以下、感想!

映画が始まって、まず思ったのがCGの進化!

最近のアニメ映画は本当に進化していますよね・・・

画はあくまでも漫画なんだけど奥行きがあって、その映像の世界観に引き込まれるんです。

実写でも無い、3Dでも無い不思議な感覚の映像・・・

序盤は少年向け漫画らしいオチャラケがあって

これ大丈夫か?やっぱり、おっさんが観る映画ではなかったかな?

などとも思って観ていたのですが、

戦いが始まるにつれて

だんだん引き込まれていって夢中になるんですよね(笑)

で、勝ったと思って安心するのも、つかの間、

強敵が現れて煉獄がやられてしまう・・・

解っていたんですけど、

この場面では如何におっさんと言えども涙ボロボロですよ(笑)

煉獄カッコいいというのと他の三人の口惜しさが入り乱れた涙ですよ・・・

ハァ・・・

この続きが早く観たい!

っと、良いことばかり書きましたが、

これ、海外では、どんな評価になるんだろう?

この映画のストーリーにしろ世界観にしろ

かなり日本的なもののような感じがするのですが、

海外で、この思想が受け入れられるのかな?

ちょっと興味が沸きました。

 

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双門の滝、八経ヶ岳 2020秋の冒険 そのⅢ

2020-11-19 21:04:38 | 山登り

狼平に到着したのが昼十二時過ぎ!

何とか先のステージ進める時間内なので、休憩もそこそこに出発!

↑この図の周回コースへ!

まずは弥山に向けて木の階段の登山道を登っていきます。

もうコースを探す必要がないので登るだけ!

しんどいけれど楽なもの(笑)

って、思っていたら踏み外して脛を強打!イテッ!

気を抜いたらいけませんね!

鳥居が出てきた!

十年以上も前から、いつか行こうと思っていた弥山神社!

天河大弁財天の奥宮

やっと来ることができました。

感慨深いです・・・

弥山小屋は閉店期間

ベンチを借りて遅くなった昼食!

寒くて、いつもより食欲がわかない・・・

お湯を沸かす時間がもったいなくて、弁当と缶詰を食べて終わり!

↑ここから八経ヶ岳へ!

登山道を進んでいると後ろから京都から来たという留学生集団に追い立てられる・・・

やめてくれ!

こっちは双門コースから歩いているんだぞ!(笑)

八経ヶ岳到着!な~んも見えないけれど(笑)

今日こんなに天候悪かったっけ?

まぁ、なんだかどうでもいい気分・・・

ここからは下るだけ

なんとか明るいうちに帰れそう・・・

道は判りやすいはず・・・

ん~?どうやって行く?

↑日裏山付近

ここで巌の双門付近で、すれ違ったグループと再会!

ザンギ平から迷岳を通って直登気味に弥山に登ったそうで、

いつの間にか追い抜かれていました。

ここから私はとんでもないルートミス!

一人で先に進んだのですが、まっすぐ尾根道を進むところを

なぜか谷側に降りて行ってしまう・・・バカな俺!

まさかの狼平再訪!

もう誰もいないよね・・・

日裏山の案内板をよく見るとマジックで狼平の文字!

一本道だと思っていたら、あまりにもピンクテープがハッキリ続いていたので、

そのルートを進んでしまいました…

残り少ない体力と時間を奪われた!

↑高崎横手出合

本当なら、ここに降りてきていたはず・・・

いよいよ時間がやばくなってしまったので、先を急ぐ!

急ぎ足で降りていると行く手に二人組を発見!

この方たちがベテランで同じ熊渡まで降りると言うし、

暗くなっても大丈夫というのでホッと一安心!

さらに先で日裏山で再会した四人組とまた再会!

尾根筋で谷側に、なんだか真っ黒な岩が立っているのが見える!

見に行きたいけど時間が・・・

残念!

尾根筋を降りて行くだけだと思っていたら

途中、右方向に、なぜか降りるようになっていて

行くか?どうしようか?迷ったところもありましたが、

なんとか予習していた場所に・・・

ここから左方向に降りて行く!

登山道はハッキリしていたのですが、ここで真っ暗闇に・・・

初めての道なので本当ならビバーグするところなのですが、

ラッキーなことに四人組とベテランの二人組が後から来るので、

安心して降りれる!

ただ初めての道をライトの明かりだけで歩くのは時間がかかりました。

それでも、なんとかゴール!

明るいうちに到着したかった・・・

この日の温泉はベテランのお二人に聞いていた黒滝温泉!

道の駅のコンビニで場所を聞いたら割引券をもらえました!

これまたラッキー!

道を間違えたり大変な山行でしたが、

結局は日帰りすることが出来たし、

終わってみれば、すべてラッキー!な一日でした。

 

 

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双門の滝、八経ヶ岳 2020秋の冒険 そのⅡ

2020-11-18 19:02:11 | 山登り

登山前日の夜のうちに、みたらい渓谷近くの熊渡に到着!

数台車が止まっていたけれど、人は乗っていないようだ・・・

今夜は狼平あたりで泊っているのかな・・・?

私は取り敢えず朝まで仮眠・・・

朝、午前五時に起きて朝食を食べて準備!

なんだかんだで出発は午前六時前になりました。

まだ外は真っ暗!

ちょっと息が白いですが、寒すぎるわけでもなく、

登山には、ちょうど良い感じの気温です。

注意書きに気を引き締めて、さぁ出発!

金引尾根との分岐まで、一か所の崩落している場所を除けば

車が通れる幅の広い道を30分ほど歩きます。

分岐に着くころには明るくなっていました。

この分岐を左に降りていくのが双門ルート!

この日は弥山川のほとりでテントを張っておられました。

登山口の車は、この人たちだったのかな?

まだ朝早く、目覚めていないようなので静かに・・・

↑白川八丁

ルートというルートは無く、ただ白川八丁の広い河原を上流方向へ!

この先のことを考えていると、チキンの私にはきれいな並木もあまり楽しめない・・・

カツラの大木なんかも・・・

↑釜滝

ガマ滝の流量を確認!

この日は少なくて、ちょっと安心!

ガマ滝から左方向の斜面を登っていきます。

ここからが冒険の始まり!

水の綺麗さは険しさの表れ・・・?

すぐに山道から外れ、河原に・・・

こうなると、どこを歩けばよいのか?ハッキリしなくなってくる。

↑この標柱が出てくると対岸に同じ標柱があると聞いていたのですが・・・?

少し上流に歩くと出てきました!

さぁ!どこで渡渉しようかな・・・・

濡れてもいいやと思っていると意外と落ちない(笑)

↑この黄色い案内板は、その場がルート上である証!

テープは怪しいけれど、この案内板だけは安心!

↑この鉄橋に辿り着くのも大変!

このルートは服が汚れるとか濡れるとかは気にせずに進むのみ!

↑よく間違えるといわれるポイントに・・・

予習のおかげで難なく露岩の右方向へ!

↑一の滝

一の滝、二ノ滝、三の滝と連瀑帯

いつもならビビりまくる吊り橋も、すでに感覚がマヒしてきていて

あまり恐怖を感じない・・・

良い感じのハイテンションで先に進める(笑)

この後は梯子でドンドン高度が上がる!

とんでもない場所を歩かされていることは確か・・・

もう後戻りは出来ません・・・先に進むしか・・・

下を見たくない状況で横を見ると裏の双門?

東剣城と呼ばれる断崖!

そして・・・

↑双門の滝と西剣城!

どの双門の滝の写真も同じアングルなんて言わないで下さい!

行けばわかります(笑)

兎に角、日本百名滝最難関の双門の滝に到着です!

ちょっと離れているけれど、これだけ雄大な景色の中にあるんだから、

これぐらいの距離から見るのが一番良いかもね!

ゆっくりしていたいけれど、このコースのえげつないのは、ここから・・・

ここで、あまり感傷に耽っている暇はないので、先に進みます。

ザンギ平と呼ばれる場所まで登りは続くのですが、

登る途中でルートを逸れて巌の双門へ!

↑巌の双門

これまた写真で見ていたのよりも、ずっと壮大!

案内図に双門と書かれていた場所なので、双門の滝の名の由来はココかも?

ルートに戻ってザンギ平に到着!

ここからグッと高度を下げます・・・

地図を見ると知らないうちに、あれだけ雄大だった双門の滝の上流部に来ているんですよ!

そして、ここからが双門コースの神髄!

立ち止まってはルートを探し、立ち止まってはルートを確認の繰り返し

思うような速さで先に進めません・・・

鉄の梯子はルートの証!

険しい場所に鉄橋があったり無かったり・・・

鉄橋も無いような場所は取り敢えず上流へ!

河原でトロッコの線路を見つけた!

昔の方が道もちゃんとしていたんでしょうね・・・

避難小屋があった場所の崩落現場

この辺りも兎にも角にも上流へ向かうしかないようです。

右方向に登山道跡のような鎖と鉄橋も・・・

河原の方が歩き易いです・・・(笑)

ここは右方向に巻き道

水量が少なくて濡れずに渡渉成功!

今度は左方向に鉄橋!

どっちかに統一してもらえないでしょうか?(笑)

有名な鉄梯子の地点にようやく到着!

空中回廊も!

ここまでくれば、狼平まで、あと少しのはず!

双門コース終点!狼平に到着!

およそ六時間半かかりました!

怪我無く、濡れることもなく無事に・・・

しかも予定というか希望していた時間までにギリ到着出来ました。

ひとまずホッと・・・

つづく・・・

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双門の滝、八経ヶ岳 2020秋の冒険 その1 準備編

2020-11-17 23:25:52 | 山登り

毎年、この週は関西文化の日を利用して、

博物館や資料館などを巡っているのですが、

今年は、ちょっとした冒険の旅へ出かけることにしました。

目的地は百名滝の中で最も見ることが困難とされている双門の滝!

毎年、遭難事故で話題になる関西最難関のコースと言われている登山道を

登って、双門の滝を写真に収め、無事に降りてくることが今回のミッション!

さすがに、そんな場所に行くので登山開始までに色んなハードルがありました。

まずは登山口自体が遠い!(笑)

いくら三重県に隣接しているといえども、

登山口のある熊渡と呼ばれる場所は三重県側からのアクセス道路が非常に険しく、

普通に吉野側から向かった方が早い・・・

大阪や京都からの方が時間はかからないと思うような場所・・・

コース時間のことを考えると夜明け前の暗い時間に歩き始めないといけないので、

前日の晩に登山口に着いて仮眠して出発というのが一番の解決方法!

次に道迷いによる遭難事故が多発というので、コースを徹底予習!(笑)

昔と違ってネットのおかげで情報はたくさんあるので

ガッツリ予習していきます。

個人的にはヤマップにあったレポートが一番詳しくためになりました。

次に体力!

弥山、八経ヶ岳をグルっと周回すると距離20キロ、高低差1500m以上を歩くことに・・・

狼平から下山するにしても、それなりの体力が必要に・・・

こればっかりは、前もって、ちょっとづつでも訓練するしかない。

そして装備!

道間違いすること、体力的に無理になることを前提に泊まれる準備

テントは重いのでツェルトで対応

暗い道を歩くことは決定しているのでヘッデンだけでなく

手持ちの強力ライトも用意!

また予習の段階で渡渉が沢山あることがわかっているので、

ずぶ濡れになっても対処できるようにしておかないといけない。

最近の渡渉で十中八九落水している私は替えの靴まで用意しました(笑)

あっ!あとヘルメットもあった方がいいよね!

っと全部でかなりの重量

最近はトレランとかの人たちのようにウルトラライトというスタイルが多いみたいですが、

あれはスタミナとスピードがある人だから可能なだけで、私には到底無理!(笑)

こんな感じで準備を終了して、まずは登山口を目指して出発!

 

 

 

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雨乞岳

2020-11-10 23:24:59 | 山登り

鈴鹿セブンマウンテン

最後に登ったのは雨乞岳!

甲津畑から千種街道を東へ

杉峠から山頂を目指しました。

お昼前の杉峠は登山客の渋谷交差点!

私の家の近所より人通りが多いのは間違いない(笑)

そんな杉峠の南側を見ると

雨乞岳への斜面!

傾斜はありそうですが、上が見えている・・・

道が狭そうなので、降りてくる人を確認してから出発!

下から見えている場所はまだ歩きやすかったのですが、

頂上付近が笹の背が高いし、足元が濡れていて泥だらけ・・・

すれ違うのも大変!

↑雨乞をしたと伝わる池

頂上はもう目の前!

タッチ!

プレートにもタッチ!

鈴鹿セブンマウンテン制覇!!

まったく展望がないし、一番楽に登れたので感動も薄い(笑)

まぁ、こんなもんですかね・・・

時折チラリと姿を現す、お隣の東雨乞岳・・・

近いので寄ってみます。

天候が良ければ見晴らしの良い頂上なんでしょうが、

この日は、その展望の良さが仇となって寒いし何にも見えない(笑)

もはやホワイトアウト状態・・・

早々に頂上を後にして雨乞岳に戻って食事タイム!

こんな日は展望はなくても背の高い笹で囲われた雨乞岳の山頂の方が、まだマシ!

食事後

まだまだ時間も体力も残っていたので、

杉峠を挟んだ向かい側のイブネへ向かいました。

イブネはテント泊をする人たちに人気なのだそう・・・

一瞬、展望が良くなった!

鎌ヶ岳、御在所が見える!

↑イブネに到着

テント泊に人気の場所というのもわかりますよね!

↑イブネの北端

ここから東に降りていく道があるのですが、これも地図では点線なんですよね・・・

いろいろ迷ったんですが、今回は冒険はしないということで退却!

もう一つすぐ先に見えているクラシへ!

イブネからクラシまで特に高低差もなくて一つのなだらかな頂という感じ

天候さえ良ければ言うこと無しだったんでしょうね!

ということで、ここからは来た道を、そのまま引き返し・・・

下山してみると20キロ弱歩いたのですが、緩やかな登りが多く、

下りにも負担の少ない道だったので、距離の割には疲れがありませんでした。

次回は、もう少し冒険してみよう・・・

 

この日の温泉は永源寺温泉八風の湯!

この日はたまたま割引料金の日でラッキー!

男風呂の露天は川の向こう岸からは丸見えなんだろうけれど(笑)

その分、見晴らしがよくて最高!

サウナもあるし、タオルと館内着もついているので

料金が少し高めなのも納得!

居心地が良くて、夕食も食べました(笑)

疲れた体には美味しかったけれど、

もうちょっと贅沢して地元特産のものを食べても良かったかな・・・

体を使った後の食事って

罪悪感が少なくて良いよね!(笑)

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千種街道

2020-11-09 21:58:24 | 歴史

鈴鹿セブンマウンテン制覇に向けて最後に残ったのが雨乞岳!

今週は別の場所に行く計画だったのですが、

雨が降ったこともあって、やむなく断念・・・

結局、雨乞岳を目指すことにしました。

ただ、雨乞岳を登るだけでは面白くないので、

以前から気になっていた千種街道から歩くことにしました。

滋賀県の甲津畑にある登山口から出発です!

車は進入禁止になっているみたいですが、

しばらくは車が通れる道が続きます。

千種街道は歴史が古く、史跡がいろいろあるのですが、

一番気になっていたのが、この場所!

杉谷善住坊のかくれ岩!

織田信長の暗殺未遂事件の起こった場所です。

大河ドラマ「黄金の日々」で川谷拓三演じる善住坊が

今でも印象に残っているんですよねぇ…

知らない方はyoutubeの動画でも探してみてください・・・

で、ここの案内板で、あれ?

昔の千種街道は対岸沿いだったんですね・・・

それではと、少し入って対岸を覗いてみました。

なるほどね!

暗殺未遂事件が起こった場所が、まさにこの場所ってワケではないんでしょうけれど、

確かに川を挟んだ対岸から狙ったとすれば

隠れやすいし、事後、逃げやすいですよね!

それに、このくらい離れていれば

鉄砲の名手が外してしまったことも納得がいきますよね・・・

なんだか妙に納得してしまいました(笑)

↑桜地蔵尊

桜はなさそうですね・・・

お地蔵さんが一体あるのかと思ったら何体も・・・

↑トイレと水場のある炭焼き小屋

街道沿いには円形に石垣を組んだ炭焼き小屋跡がいくつもありました。

沢を横切る橋がいくつもあるのですが、

どれも微妙に怖い(笑)

↑雨乞岳を登るのに、この大峠を通るルートもあるのですが、

私の地図では点線になっているし、調べてみてもあまり歩く人がいないようです・・・

冒険が目的ではないので、今回はパス!

↑落ち葉はアースカラーのモザイク

紅葉狩りには遅れたみたい・・・

↑蓮如上人御旧跡

ここも、実際にこの窯跡に蓮如上人が隠れたというわけではなくて

この辺りにという言い伝えなんだそうです。

ややこしい・・・

補助のロープが余計に危機感を増やす(笑)

なんだか、ここ凄いです!

ちょうど向山鉱山跡にあたるので、

鉱山で働いていた人たちも、ここの大木を見ていたんでしょうね・・・

鉱山跡も石垣などが残っていますね

↑よく見るとなだらかな場所はズリ山のようです。

この木は残念ながら枯れているようです。

↑杉峠の水場

峠まであと少しの水場

斜面のキツイ所にあって、落ち着いて飲めないのが欠点!

杉峠に到着!

取り敢えず千種街道散策は、ここまで!

ここからは雨乞岳登頂を目指します!

つづく・・・

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鎌ヶ岳~水沢峠~入道ヶ岳

2020-11-05 21:42:50 | 山登り

鎌ヶ岳から鎌尾根を通って入道ヶ岳を目指します!

まだ体力的にも時間的にも余裕がある感じですが、

この先何があるのか?わからないので、ゆっくり急ぎます(笑)

尾根沿いに下ったり登ったり

振り返ると鎌ヶ岳!

人影があるので手を振ってみたが気付いてくれなかった(笑)

連続する上り下りに体力も水分も奪われていく・・・

踏み跡らしきものがあるので真っ直ぐ上ったけれどヤバいです!

よく見れば左右から登れそう・・・

何とか中間地点の水沢峠に到着!

止めるなら、ここなんですが、

まだ足が動いているので先へ・・・

水沢峠を越えると鎌尾根からイワクラ尾根に呼び名が変わり、

案内板の行先も水沢峠から入道ヶ岳になる。

まだまだ続くアップダウンをヒィヒィ言いながら歩き続けると

だんだん上りよりも下りの方がツラくなってくる・・・末期だ・・・

↑仏石の磐座

奥宮の磐座が出てきた!もう少しかな・・・

水沢峠から入道ヶ岳までの区間は一番時間がかかったような気がする・・・

最後の力を振り絞って奥の宮の社に到着!

着いた!というよりもホッとしました。

途中で抜かされた若者に、どこから来たのか聞いてみたら、

雨乞からという返事!

やっぱり若い人ってすげぇな(笑)

いくら朝早く出発したとしても私には体力的に無理でっす!

帰りは新道!

景色の良い展望が無くなってからは劇下り!

ここでもピィピィ泣きながら頑張って降りる!

沢の音が近づいてきたら登山口・・・

ここの渡渉は気をつけろと聞いていたけれど

一歩目で

見事に滑った

ビチョビチョです・・・

しかも人が見ている真ん前でツルっと岩から滑り落ちました(笑)

夏だったら、そのまま泳いで無かったことにするんですが、

今はもう秋!

残念な登山でした・・・(笑)

 

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鎌ヶ岳

2020-11-04 22:14:37 | 山登り

鈴鹿セブンマウンテンの六つ目は悩んだ末に鎌ヶ岳へ!

今回、鎌ヶ岳に登るのはもちろんなのですが、

以前、入道ヶ岳に登った折に頂上の鳥居には行ったものの、

そこが奥宮だと勘違いしていて

本当の奥宮の社にお参りしていなかったことを後日に判明!

確かに、頂上付近で周りを見渡した時、

ちょっと離れた場所に鳥居のようなものが見えたんですよね・・・

でも私は登山の時は汗を掻くので眼鏡を外しているんですよ・・・

なので、ハッキリと何があるかがわからなかったし、

ちょうど下山のタイミングが同じ人がいて抜きつ抜かれつは嫌だなと思ってしまい、

さっさと下山を開始してしまったんですよね・・・

まぁ、そんなガッカリがあったので

リベンジ含めて宮妻渓谷~鎌ヶ岳~水沢峠~入道ヶ岳~宮妻渓谷の周回コースで計画!

体力的に厳しそうなので午前八時登山開始を目標に家を出ました。

紅葉時期に入ったこともあって、駐車場が心配でしたが、

予定通り、宮妻峡キャンプ場の駐車場に入れました。

先ずは、かずら谷コース登山口から鎌ヶ岳を目指しました。

御在所岳との間の武平峠側から登る人が多いと聞いていたのですが、

こちら側の登山道も整備が行き届いて歩きやすい道

沢沿いの道も迷うことはないと思います。

最後の水場を越えると一気の登り・・・

森林に遮られて展望がないので、どこまでも続きそうな急坂をひたすら登ります。

↑なめこ?

雲母峰との分岐に到着!

雲母峰は、とても寄り道で行けそうな距離ではないので

先へ!

ようやく鎌ヶ岳のピークがお目見え!

初めて近くで見ましたが、カッコいい!

でも、あれを登るのね(笑)

ヘルメットでも被った方がいいんじゃないのか?と思うような岩場を登って

鈴鹿セブン六つ目制覇!

社もあります!

お約束のタッチはプレートに!

展望が良くて御在所岳も、すぐ近くにはっきり見えるけれど

頂上付近は人が多いし、先が長いのでサッサと退散!

一つ登っただけで疲れているけれど行くしかないよね(笑)

つづく・・・

 

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