ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

新屋坐天照御魂神社

2008-02-27 22:45:23 | 神社
疣水神社のあと、新屋坐天照御魂神社(西河原)に行きました。

新屋坐天照御魂神社は疣水神社の西北、R171沿いにあります。R171沿いなので前から神社の存在は知っていたのですが、参拝するのは初めてです。式内社なんですが、参拝する人は少ないみたいで、人も居らず、寂れた感じがします。



場所が移っているせいなのか、それほど歴史を感じる神社には見えません・・・



拝殿から奥は塀で囲まれていて本殿の様子は良く見えません・・・コンクリート製のものみたいなので、見えた所でしょうがないかもしれませんがねぇ・・・

ココだけを見ると、とても式内社には思えないのですが、新屋坐天照御魂神社のメインは福井地区らしいので、そちらに行けば雰囲気が違うのかもしれません!
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疣水神社

2008-02-26 23:14:20 | 神社
総持寺を参拝したあと、近くの疣水神社にも参拝しました。

初めて行ったのですが、総持寺よりも多い参拝客で驚きました。見た雰囲気では地元の人の参拝が多そうです。

正式名称は磯良神社だそうですが、疣水と呼ばれる神水が有名で疣水神社という名前の方が通っています。祭神は磯良大神です。

疣水というのは、神功皇后が、この水で顔を洗うと疣が出来て戦いの時に女と悟られずに旨くいった、戦いののち、またこの水で顔を洗うと疣が落ちて綺麗になったといわれている事からきているらしい・・・磯良大神は征韓の時に功があったとされてるので戦というのも征韓のことなのでしょうか?・・・場所的には忍熊王との戦いの時の方が関わっていそうなのですがねぇ・・・

そもそも、ここは新屋坐天照御魂神社で磯良神社は摂社の一つだったそうなのですが、江戸時代になって、新屋坐天照御魂神社が北西にちょっと行った場所に移り、今では磯良神社の方が疣水神社として有名になったとのことです。疣水も元々は新屋坐天照御魂神社の神水だったのが、いつの間にか神功皇后の繋がりで、磯良神社の神水になったのでしょう。

例によってあんまり考えても仕方が無いのでこのあたりでやめましょう・・・w



神社の西側に駐車場があり大きな鳥居もあるのですが、上の写真は南側にある小さな鳥居で、こちらの方が、古く本来のものと思います。

疣水神社も場所が変わっているらしく、元々は下の写真の石碑の場所にあったそうです。





↑疣水拝受所


↑拝殿

拝受所で汲んだ水を拝殿に持って行き、祈願してからいただくそうです。

もう一つ有名なのが、いぼ桜と呼ばれる桜です。天然記念物としてあった木は枯れてしまったそうです・・・境内には今も桜の木が植えてあり、なんだか疣があるように見えます・・・





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総持寺

2008-02-25 20:43:51 | 歴史
先週の土曜日、西国三十三ヶ所第二十二番の総持寺に行きました。

私の家からは勝尾寺の次に近い西国三十三ヶ所の札所です。道が込んでいると厭なのでスクーターで出かけました。

道路の案内板に従って進んでいくと綺麗な楼門が見えてきました。階段も新しく綺麗です。

 

千社札が一杯で、いかにも西国三十三ヶ所の札所の門といった感じです・・・

この日も雪がちらついていましたが、近所の方なのか?絶え間なく、参拝にこられていました。

まずは本堂と大師堂へお参りしました。


↑本堂
本尊は千手観音です。


↑大師堂

本堂の横に金堂がありました・・・


↑金堂
こちらは薬師如来です。

本堂と別に金堂もあるんですねぇ・・・


↑ボケ封じ観音


↑鎮守社


↑稲荷社


いろんなお堂や社などがありますが、一番の賑わいは下のペット供養塔でした。時代を感じます・・・


↑ペット供養塔


寺務所と本堂は、なんだかおしゃれな渡り廊下で繋がっていました。




↑トイレの入口なのですが、地下をがガラスで覆っているので見ると平安時代のかまど跡だそうです。現在の地面よりも、かなり下なので、埋め立てたのでしょうかねぇ・・・

最近、散華が欲しくて西国三十三ヶ所を回っていますが、今のペースでは三月末までに間に合いそうもありません><

総持寺マイマップ
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深山の雪景色

2008-02-24 22:32:46 | その他
外の雪景色に誘われて、大阪と京都の県境にある深山に行ってきました。

北摂で一番高い山は剣尾山だと思っていたのですが、実は深山の方が高いことを最近になって知りました。一度、行ってみなあかんなぁ~と思い、ネットで事前に調べていた。深山の山頂付近は一面の熊笹で覆われていて、神社や観測所があり見晴らしがすごく良いらしい・・・

そんな情報が頭に残っていたので、この雪の日に行けばさぞかし良い眺めが望めるだろうと深山に行く事に決めた。

家の周りでも雪が10cm程は積っていたが、幸い道路は融けていた。今の車は近々、乗り換える予定なのでチェーンを持っていないので、ちょっと不安を持ちつつ車で出発・・・

順調に進んだものの、R173の「はらがたわトンネル」を抜けて、るり渓方面に曲がる所で後輪がスタック・・・近くに車を停めて、そこから歩く事にしました。

R173から、るり渓方面に曲がると一面の雪景色!大阪府内とは思えません!

しばらく行くと右手に牧場があり、牛のいい臭いがしてきます・・・

その牧場の向かい側に深山への道があるのですが、この道が雪だらけ・・・

一応、車が通った跡と、人の踏み跡がありますが、結構な積雪でした。



自然公園の案内板がありました。

前のデリカだったら登れたかもしれへんなぁ~などと思いながら、歩いていくと、観測所のゲートに到着!



ここまでの道も結構な積雪でしたが、序の口でした・・・

ゲートの先は車が通行止めなので、すごい雪!!つぼ足ではしんどい・・・スノーシューかワカンでも欲しいくらいです。踏み跡が無かったら諦めていたかもしれません・・・^^;



こんな雪の中を歩くのは本当に久しぶりです。

やっと観測所が見えてきました。



頂上は観測所のすぐ向こう側で深山神社という磐座があります。

鳥居前で記念撮影!



ちょうど雪が降っていて、視界が悪くて残念!!

うれしい事に参拝記念の記帳所が置いてありました。



それにしてもすごい雪です!



磐座の所まで行こうとしましたが、雪が深くて、鳥居の所までで断念しました・・・



あとちょっとなんですが・・・

新しそうな神社なんですが、なんだか古代の磐座信仰の神々しさを感じる場所だと思いませんか?・・・

臼塚なんていうものがありました。



石碑の横に石臼が積んであります。

帰る途中で、見晴らしの良さそうな場所がありました。



上まで行こうとしましたが、無理でした!場所によっては太ももまで埋まります!

こんなパフパフの雪に大阪で逢えるなんて思っていませんでしたww

1000m足らずの山で、こんな景色の山は少ないので、また来ようと心に決めました・・・

深山グーグルマップ
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勝尾寺

2008-02-22 20:26:28 | 歴史
雪のちらつく日曜日!この日の目的地は西国三十三ヶ所の勝尾寺でした。

鐘の音に導かれて歩いていくと石塔がありました。



私は通らなかったのですが、本来なら石塔の前の道を登っていくと東海自然歩道と合流し、開成皇子墓に着くはずです。
「おくのいん」と書かれた石標もあるので、お堂もあったのでしょう・・・

この石塔から下はお堂が並んでいます。


↑閻魔堂、閻魔様が見えないのが残念・・・


↑薬師堂

薬師堂は勝尾寺最古の建造物で鎌倉時代の建築です。いい感じなのですが、屋根なんかに後の修理が随分入っていそうです・・・



勝尾寺といえばダルマです・・・


↑大師堂


↑本堂

本堂は修復したてで、彩色が綺麗です。この日は17日だったのですが、18日だったら本尊の十一面観音が見れるはずです・・・


御朱印を貰いに本堂横の納経所にいくと、暖かくて眼鏡が曇って前が見えなくなりました。


↑多宝塔


↑庭園

噴水まであるのですが、この寒い日の噴水はまるで降雪機のようでした。噴水で凍えさせて入口のレストランで暖かいものでも注文させようという魂胆なのでしょうか?ww



↑山門

山門は江戸時代のものだそうですが、これも彩色したてで仁王様まで鮮やかでした。

勝尾寺を出てバスで帰ろうか、どうしようか随分迷ったのですが、ここまで歩いたのだからと歩いて帰ることにしました。
帰りの道は勝尾寺旧参道と呼ばれる道で、山門の前から真っ直ぐ南に伸びています。いきなり急な階段なのですが、北向き斜面なので凍っていて、ここだけでもアイゼンが欲しいくらいでした。


↑一町石

恐々と階段を上っていくと途中にあったのが参道の一番目の町石です。参道沿いにこのような町石が点々とあるそうです。



↑八天石蔵址

寺領の境界を示すため、ここに石蔵を作り八天像を埋めたそうです。



景色の良い場所は休憩できるようになっていて快適です。



この辺りも枝道だらけで、どれが本来の参道か解からなくなってしまいました。やっと見つけた町石は明らかに自分が歩いてきた道とは違う道にありました。



いのしし避けの柵を抜けると昔ながらの田園でした。大阪にもまだ所々にこんな田園が残っています。


↑市街地に出てきました。
この交差点を西に向けて真っ直ぐ行くと次の札所の中山寺に着きます。この道も参拝道として使われた古い道に沿って出来た道路だと思います。


↑帝釈寺
参道沿いの帝釈寺は時間が遅かったのか閉まっていました。


↑街中にも町石は残っています。


↑鳥居

到着です!この鳥居が参道口です。R171の勝尾寺口の交差点の南側に少し入った所にあります。鳥居前の道は旧西国街道で、今のR171は西国街道に沿って造られた国道です。

勝尾寺散策マップ


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箕面公園

2008-02-21 00:59:53 | その他
日曜日、寒いのにちょっと歩いてきました。
家を出る時にちょうど雪が降り出したので、テンション下がり気味の出発でした・・・
箕面駅から歩き出したのですが、さすがに寒すぎるのか?日曜日にしては人が少ない・・・


↑公園入口の石標

箕面公園を歩くのは30年ぶり位なので、昔の記憶を思い出しながらキョロキョロしながら歩きました。


↑昆虫館

その頃は昆虫館なんて無かったなぁ・・・ちょっと入ってみたかったのですが、入場料がいるみたいだし、時間も無いので今回はスルーしました。


↑瀧安寺

昆虫館をすぎると、瀧安寺が見えてきました。
瀧安寺は役ノ行者が建立したとされる修験道のお寺です。宝くじの発祥の地だったというのは今回初めて知りました!ちょっとオドロキ・・・!
本尊は弁天様です。


↑弁天堂

本堂の弁天堂は完全に社建築です。写真は拝殿で後ろに流れ造りの本殿がくっついてました。
元々は滝のそばにあったらしいのですが、織田信長に焼かれた後、江戸時代に今の場所に移されたそうです。私が前に住んでいた池田市もそうですが、この辺りの寺や神社は信長の時代に、ほぼ全て焼かれていて、建造物やそれ以前の記録が残っていないので残念です・・・


↑唐人戻り岩

その名の通り、滝見物に行こうとしていた唐人が、この岩を見て、この先の道の険しさを想像して引き返したんだそうです。

今歩くと全く険しくないのですけどね・・・


↑箕面の滝

唐人岩からほどなく箕面の滝に到着です。夏は涼しくて良いのですが、寒かったッス!!

箕面有料道路のトンネルで水脈が絶たれしまい、今や流れ落ちる水の何割かはポンプで汲みあげているそうです・・・

ほとんどの人はここまでしか来ないのですが、今日の目的地はここではないので先に進みます。

滝から坂を登って豊中亀岡線に出て明治の森ビジターセンターに向うのですが、車道を歩くのが厭だったので遠回りですが、自然研究路2号線という山道を歩きました。
最初は細い道ですが、全体的にはよく整備された歩きやすい道です。階段は急できついですけどね・・・


↑自然研究路案内板

上の案内板を左に行くと前に住んでいた池田の五月山で歩きなれた道なのですが、今日はあまり詳しくない右に行きます。


↑箕面ダム

ベンチがあったので、ちょっと休憩しました。
実は箕面の滝はポンプで水をくみ上げる前から、ここでも水量を調整されています・・・

ダムからビジターセンターへは下っていくだけです。

やけに綺麗な建物があると思ったらトイレでした。


↑ビジターセンタートイレ

トイレの前が駐車場になっていて、そこにあったのが下の石柱です。


↑東海自然歩道西の起点

そうなんです!ここが日本一のハイキング道の東海自然歩道の起点です!ここから東の基点の高尾山まで続いているのです!何日もかけて完歩する人もいるそうです・・・

私も完歩を目指しての初日にしたいところですが、さすがにそれは無謀なので、止めときます・・・
まぁ、そのうちに近畿圏内だけなら歩いてもいいかなぁ・・・

今日の目的地にも、この東海自然歩道を歩いて行きます。

東海自然歩道に入ってすぐに分岐がありました。


↑分岐

左が東海自然歩道で右が自然研究路になっています。目的地にはどちらを通っても行けるのですが、自然研究路のほうが楽と書いてあるので、右に行きました(^^;)


↑かんたん橋

簡単に架けたから「かんたん橋」と言う名前になったと聞いた覚えが・・・安易ですねぇ・・・



雪が時折ちらつく日でしたが、場所によってはそれまでに降った雪が残っていました。



この日に歩いた道は整備されていて本当に歩きやすい道ばかりでしたが、枝道が多くて悩みました。上の地図の場所なんかは現在地自体が間違っているみたいで、迷います・・・目的地へは出来るだけ最短距離で歩きたいもんですからねぇ・・・

長いので今日はここまで・・・目的地到達は次回です・・・

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