ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

京都一周トレイル その10

2007-08-28 21:59:50 | 京都一周トレイル
西山コース1番の標識は清滝橋を渡ったところにありました。

ここから坂道を登り、あの怖い清滝トンネルを抜けていくか、愛宕念仏寺へ登って行くかすると鳥居本に出るのですが、トレイルコースは坂を登らずに橋の袂の階段を下りて、清滝川沿いに進みます。

川遊びをする人たちを横目で見ながら進み、潜没橋を渡ります。ここから、なぜかコースは落合橋を渡り、桂川との合流地点に行きます。で、いい景色だ!と楽しんだ後、引き返します!ww不思議なコースどりだ!
で、落合から六丁峠を越えるのです。この六丁峠は舗装されていて暑いし、きつい坂道なのですが、自転車の人、走っている人など思ったより多くの人とすれ違いました。
峠の頂上で嵐山高雄パークウェイが上を走っています。その橋に大きなスズメバチの巣を見つけました!スズメバチが放棄した後でしたが、まだいた時にここを歩くのは怖かったでしょう・・・

↓スズメバチの巣


カブトムシも見つけました。

↓カブトムシのメス


このカブトムシは夏も終わりだというのに元気が良い!しばらく付き合ってもらう事にしますww

六丁峠を下ると鳥居本の町並みが見えてきました。

↓鳥居本


この辺りから松尾山登山口までは観光客の多い場所なので、汗をダラダラ流しながら歩く私にとってはちょっと辛いところです。おしゃれな店にも入れませんしねぇ・・・

↓二尊院

この辺りは嵐山や嵯峨に来たら必ず立ち寄る観光スポットですが、さすがに時間が無いので進みます。

↓常寂光寺


嵐山公園で虫取りをしていた少年を見つけ、カブトムシとサヨナラしました。

桂川沿いはさすがに人だらけで、京都の人気の高さが覗えます。

↓渡月橋


阪急嵐山駅前のコンビニで飲み物を調達し、いよいよ最後の山に入ります。

松尾山登山口は本当に狭い路地でした。

↓登山口


この標識の右側、駐車場との間が登山道です!標識があっても不安になるような入口です。

登山道を入ってすぐは竹林でしたが、それも長くは続きませんでした。竹林が無くなり、ふと先を見ると一匹のサルが驚いたようにこっちを見ていました。トレイルコースでサルを見たのは、これが初めてです。私が進むとあっという間に山の中に消えてしまいました。早いもんです!

最後の山登りはつらいのかなぁ・・・などと思いながら進むと意外にあっさりと十字路に着きました。

↓十字路


松尾山は鳥居の無い伏見稲荷大社といった感じで、十字路から頂上へぐるっと廻って戻ってきます。

↓絶景かなぁ!


ここだけ見晴らしの良いように木が切ってありました。渡月橋から嵐山が一望できます。

頂上へは十字路から、あまり高低差も無く楽なもんです。

↓頂上


ここでやったどぉ~~!ポーズを決めたら頭が切れたww




まだまだ余裕があったはずなのに、ここからがちょっとつらかった・・・
この日、買ったばかりの靴を履いていたのですが、サイズがぴったりすぎて下りで、つま先が痛くなってしまいました!
もう一つ大きめにするべきだったかなぁ・・・ (;;)

ゆっくりゆっくり降りてきたところは西芳寺でした。

↓西芳寺(苔寺)


この辺りも鈴虫寺など人気スポットが一杯です。私の着いた時間には終わっていましたけど・・・

↓地蔵院


地蔵院を過ぎると上桂駅に向って、東海自然歩道と分かれます。分岐には何の標識もありません。西山コースだけ短いので、ここから先に延ばすつもりなのでしょうか?・・・

↓分岐


分岐から真っ直ぐ東に進むと京都一周トレイルコース最終地点の阪急上桂駅です。
私は上桂湯(駅から、少し東に行くと看板があります)を最終地点とすることにし、一風呂浴びて家路に着きました。

京都一周トレイル グーグルマップ





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京都一周トレイル その9

2007-08-27 20:58:24 | 京都一周トレイル
やりました!
ついにやりました!
京都一周トレイル五日目にして歩き遂げました!
伏見稲荷大社を出発したのは七月の終わり・・・それからというもの、汗を掻き掻き、ヒィ~ヒィ~!ゼェ~ゼェ~!進み続け、約一ヵ月後、遂にコースの最終地点である上桂駅に到達しました!
運動不足でメタボの癖によくやったよ!俺!
タバコも止めれたし、これだけ歩けばメタボもすぐに脱出だ!

っと、自画自賛は、このぐらいにしておいてレポに入りましょう・・・

この日は北山西部コースの残りの高雄から清滝までと、西山コースの清滝から上桂までを歩く予定です。
地図を見る限り、今までで一番高低差も無く、距離も短く(約15㌔)て余裕で歩けそうでした。

しか~し!最終日にするぞ!と意気込んでいたのに、まさかの寝坊!やばっ!と飛び起き出発しました。二条駅にスクーターを停めて、タイミングよく来たバスに乗り込んだものの、前回の最終地点に着いた時は、すでに1時前でした・・・

この標識から清滝川へ少し歩けば、一番目の寄り道スポットである西明寺がありました。

↓西明寺参道


槇尾山西明寺といえば云わずと知れた三尾の名刹の一つ!時間は無いものの寄り道せずにはいられないという事で・・・

↓西明寺本堂


江戸時代の建築で、綱吉の生母の桂昌院の寄進だそうである。
本尊は運慶作の釈迦如来だが、想像していたよりも小さな清涼寺式の釈迦如来像だった。脇に安置された重文の千手観音像のほうが見栄えがよかった・・・

西明寺から清滝川に沿って少し下ると早くも第二の寄り道スポットの神護寺である。
時計を気にしつつ参道を登る・・・

↓神護寺参道


神護寺の参道は長い上り坂と石階段がある。年配の参拝客が多くて大変そうだ・・・私も急いでいる事もあってか、水分をとる量が多い・・・

門をくぐれば伽藍がある。神護寺で一番古い建築の大師堂は弘法大師の住居跡といわれている。
金堂は更に石階段の上にあった。

↓神護寺金堂


金堂からかわらけ投げのポイントに向う。

↓かわらけ投げ


ここで高校の時の遠足で神護寺に来た事を思い出した!
かわらけ投げをした思い出どおりの場所で、かわらけを売っている店も当時のままであった・・・
なつかしいぃ~!

神護寺を後にして、コースに戻る。
ここから清滝までは清滝川の沢沿いの道である。



上の写真も右側は清滝川である。この辺り神護寺のかわらけ投げる谷である。さすがにこんな所まではかわらけは届かない・・・・

途中、清滝川を渡る石橋でシマヘビを見つけた!捕まえようとしたが逃げられた・・・

空也滝の方から流れてくる川が見えてくると少し山の中に入る。
軽く登り始めたら道が崩れている場所があった。



通行不能となっているが、端っこは歩ける・・・戻るわけにも行かないので進む!
ゴメンナサイ!m( _ _ )m

ここを過ぎると舗装した道に出る。前に月輪寺からの帰りに歩いた道だ!清滝は近い!

↓愛宕神社登山口鳥居


愛宕神社の清滝口に出てきた。
この辺りが北山西部コースの終点である。
時間があれば愛宕神社に寄り道するのだが、残念ながら時間が無いのでパス!
察してくださいww



京都一周トレイル五日目 グーグルマップ

グーグルマップの新機能である貼り付けがgooのブログではうまく表示できない><
テンプレートが悪いのか?スタイルシートをいじればなんとかなるのでしょうかねぇ・・・・誰か教えて・・・




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京都一周トレイル その8

2007-08-20 19:33:49 | 京都一周トレイル
貴船神社から二ノ瀬までの道は車がビュンビュンと走るのでちょっと怖かった!

貴船口では、まだまだ沢山の人が降りてきます。

鞍馬からの道と合流し、トレイルコースに復帰する。しばらく歩くと二ノ瀬の町である。



四日目始めての標識だ!

叡山電車の線路を越える。



電車が来るのを待って写真を撮ってみたいところだが、そういう訳にはいかない・・・
線路を越えると富士神社がある。



この神社には、これから登る夜泣峠の名前の由来を創った惟喬親王が奉られている。

ここからは、この日の二度目の登りである。暗い上り坂で早くもヒィ~ヒィ~いわされる。こんな所で根を上げている場合ではないのだが・・・

↓夜泣峠


親王ともあろうお方がどうしてこんな峠で一夜を過ごすことになったのかと思ってしまうような場所である。ちょっと南に下れば御所だというのに・・・

夜泣峠を下る後半の沢沿いの道はゴミだらけだった・・・悲しい事だ・・・
それに、下り終えると鴨川沿いの舗装された道路を歩かねばならないのだが、トラックなんかが携帯見ながらガンガン走ってきて貴船辺りよりも、もっと怖かった!
コースを替えて欲しいところだ!

鴨川では水遊びをしている人が所々にいた。気持ち良さそうではあるが、さっきのゴミのことを知っているだろうか?



上の写真の一番上の段から飛び込む若者がいるんです!こういう高いところから飛ぶ時の十分な水深ってどうやって解かるのでしょう・・・
とりあえず俺だったら一番最初は遠慮します・・・


↓標識北山58?


また山道に入ってしばらく歩いたところの分岐で上の標識があるのですが、地図がないと、これではわかりません!

上の標識辺りから氷室に向っての盗人谷付近は、この日の一番つらい場所だった!寂しいし、延々と登らないといけないような気がしてくる。また歩けといわれても厭だ!とキッパリことわります!ww

そんな寂しい坂を登り切り氷室の集落に着くと、のどかな田園風景が広がっていた。不思議な土地だ。

↓氷室神社


この日は、さすがにクソ暑かったが、氷室があったのも納得できる場所だった。でも神社の境内は虫が多いので注意!耳たぶの裏くるぶしをここでやられました><

↓拝殿(こんな写真でスミマセン!)


氷室神社の拝殿は京都府の文化財に指定されいる。覆殿があり見難いものの蛙股と唐破風に千鳥破風をもつ美しい建物である。壁の無い造りは奈良の氷室神社と同じように舞殿としての役割が強いからだと思われる。
鳥居、拝殿、本殿が一直線上に並んでいないので違和感がある。拝殿は元々は無かったのかもしれない・・・

氷室の集落からコースは少し上るが、そこがこの日の最高点でたいした登りはもう無い。後は時間との戦いである。

京見峠付近で山道に入る。秋はマツタケが採れるので立ち入り禁止の道である。
道は確かに松林の中を貫いていた。こういう山でマツタケが採れるんだと納得!

↓展望が開けると京都が一望だ!


↓珍しく如意輪観音の石仏があった。


沢ノ池は思ったより遠かった・・・

↓沢ノ池


かなり大きな池だが人工のため池だそうだ。
この辺りで初めて歩いている人にあった。時間も5時を過ぎていたので、こういう場所で人を見るとちょっとほっとする。
本当は縁まで降りてゆっくりしたかったが、先を急ぐ!

ここから高雄までの下りはしんどかった。一応は舗装されているので走った方が楽かもしれないと思ったが、もう走るような元気は無かった。ゴミの無い綺麗な道だったことが唯一の救いである。高尾に着いたらバスに乗って帰ろうと心に決めた。

なんとか明るいうちに高雄に着いた。

↓標識北山88


ここで走ってきたバスを見つけたが乗り遅れ(もう走れませ~ん!)、30分以上待つ事になってしまう・・・
バス停は食堂前↓だったが、疲れて食欲がなくベンチで座って待った。



バスを~待つ間に~♪(という歌が昔あったらしいが俺は知らないはず・・・w)辺りが暗くなり、食堂も閉まった。来た京都駅行きのバスは空いていて、シャツが臭いなぁ~と思いながらも寝てしまった。スクーターに乗って、この日も船岡温泉に行こうかと思ったが、途中で見つけた田原湯に入ってみた。おっちゃんが無愛想だが風呂は良かった!


四日目を終えて
まだまだ体力がつかず、歩き終わった時の脱力感はすごい!
山道で人にあわないのは時間が遅いのか?人気が無いのか?暑すぎるのか?は分からないww


京都一周トレイル 四日目 グーグルマップ


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京都一周トレイル その7

2007-08-19 20:18:26 | 京都一周トレイル
また鞍馬寺に来てしまいました。我ながら良くやりますww

この日の予定は前回の続きの鞍馬寺からコースを離れて貴船神社~二ノ瀬~夜泣峠~氷室~沢ノ池~高雄~清滝です。本当にこれだけ歩くと20kを軽く越えます!コース通りに貴船に寄らずに行けば少しは短くなりますが、それでは面白くなさそうです。
とにかくガンバロウ!

どこの駐輪場に停めようか悩んだ末に、何があっても良いように京都駅前駐輪場へ!
京都駅から地下鉄で国際会議場まで、そこから叡山電鉄の岩倉駅まで歩きます。岩倉駅に着いた電車は満員!皆さん涼を求めて行かれるのでしょう・・・そんな中、私だけは異次元にいるようです。

貴船口で半分以上の方が降りました。鞍馬寺より貴船神社の方が人気があるのかと思っていたのだが、後で気がついた!貴船には川床があるけれど鞍馬にはない!皆さん観光といっても食がメインなようです・・・

鞍馬に着いて時計を見るともう11時半である!早くも頭の中はどこまで行けるかである・・・地図を見ると、この日のコースは途中で止めるのが難しそうである。なんとか高雄までは行きたいところだ・・・

仁王門をくぐり、前回は閉まっていた受付で入山料を払う。

本堂までケーブルもあるけれど、ここは当然歩いて登る!う~ん・・・歩いて登るのは少数派だ・・・

↓由岐神社


ここに昇る急な階段でミニスカートの女の子が立っていた!はっきり言って迷惑だ!上を見れへん!写真も撮れへん!降りるのを待つが、急な階段でグズグズしててすすまい!待ちきれず下を向いて登った・・・ちょっとは考えて来い!怒るでほんまに!

天狗みくじに惹かれたが、後で貴船神社のおみくじを引くつもりなので我慢!


まだまだ元気だが、上り坂が続くので後半が心配になってくる・・・
山門を越えて開けた所に本殿がある。

↓本殿


本殿の地下には宝殿と呼ばれるところがあるというので行って見たが、宝物館の類のものではなく、薄暗い地下に何かを奉ってあるのだが良く分からなかった・・・鞍馬寺は鞍馬弘教という宗派だそうで、その関係か?


貴船神社に行くには鞍馬寺の本殿から奥の院を抜けていかなければならない。
整備された道ではあるがお年寄りには辛そうだった。

↓与謝野晶子邸


これは東京の与謝野晶子邸を移したものだそうだ。与謝野晶子と鞍馬寺の関係は知らない・・・・

義経の息継ぎの水というのがあるが、蚊が飛んでいて飲むにはちょっとやばそうだった・・・ちょっと考えたが飲んだww・・・今のところなんとも無い・・・

一番登った所に義経の背比べ石があった。

↓背比べ石


奥州に行く前に背を比べたらしいが、この石と同じ位だったとしたら、かなりのチビである。

↓木の根道


木の根道というと鞍馬寺の名物みたいなものだが、このくらいならトレイルコースにあります・・・

ここから不動堂、奥の院そして貴船までは狭い下り道になる。時間を稼ぎたいところだが観光地なので避けてくれず、渋滞してしまう。スカート姿の人やヒールの高い靴の人もいるが、さすがに下りは辛いだろう・・

↓不動堂


↓奥の院魔王殿


不動堂は義経が鞍馬天狗と出遭った所、魔王殿は剣術を修行した所とされる。
信じる信じないは貴方次第だ!

やっと貴船についた!




真っ直ぐ貴船神社に向った。

↓貴船神社拝殿


さっそく例の水に浮かべると文字の浮き出るおみくじを引いた!
末吉だった!
少し凹んだ><

人が一杯の境内を抜けて奥の院へ向うが、一本道の狭い道は車が行き場所を無くし渋滞している。歩きで良かったと思える場面である。

渋滞は奥の院の数台しか停められない駐車場の前にも出来ていた。一番後ろの車が停められるのは何時だろう・・・

↓奥の院拝殿


日本三大龍穴の龍穴を探し、見廻すが見つからない・・・本殿横の由緒書きに龍穴は本殿の下にあると書いてあった。ホンマかいな!?

拝殿横には船形石と呼ばれるものがあります。

↓船形石


これも船形石が見えているのは良くないという事で周りを写真のように石で囲まれています。

見えていたら見えていたで「なぁ~んだ~!こんなもんかいなぁ・・・」と思うのでしょうが・・・こう隠されると見たいと思う煩悩がでてきます・・・

それと貴船神社といえば丑の刻参りである。今でも、この奥の神木には藁人形を釘刺す人がいるらしいが、怖いのでこれにて引き返しました。

貴船神社から二ノ瀬に向う途中でペンギン(んなあほな!)を発見!新種かとおもいましたが、よく見ると、ここのところ悪名高きカワウでした!



一匹だけなら可愛いもんです!

ふと時計を見ると既に一時半になっている!まだコースに合流すらしていないのに大丈夫か俺!?

という事で続きます・・・


京都一週トレイル 四日目 グーグルマップ

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京都一周トレイル その6

2007-08-12 21:39:52 | 京都一周トレイル
京都一周トレイル三日目です。(メタボってからは三ヶ月になりますが・・・)
これで三週連続で歩いた事になりました。相変わらず体は悲鳴を上げ、今日は家で筋肉痛の体を癒しております。

まずは出町柳から電車とケーブルで比叡山まで行って、そこから京都一周トレイル北山コースに突入の予定で出発しました。

先週の帰り道、出町柳駅の隣に駐輪場を見つけてあったので、行ってみると50cc以下でないとダメとの事で、またもや出鼻をくじかれるが、すぐ近所に出町柳駐車場があって助かりました。

八瀬行きの電車の乗客は、これから比叡山に向う人ばかりのようで、八瀬でケーブルに乗り換えても、周りの乗客は電車と同じ人ばかりですww
ケーブル車内は立っている人が少しいる程度でしたが、それでも盆休みに入り、ライトアップもしているので、かなり乗客が多いそうです。それと、乗り換えの時に気づいたのですが、ほとんどの人が周遊切符みたいなのを持っていて、ぐるっと比叡山内を観光して帰るそうです。当たり前ですが、このくそ暑い日に歩こうなんて人はごく少数派です・・・

ケーブルを降りるとやっぱりというか当然のようにロープウエイへの乗り場から外れて行くのは私だけでした。



標識1の前のベンチで準備を整え、いざ出発です!

↓標識1から真っ直ぐ進むとスキー場跡に突き当たります。


このスキー場に来たことはないのですが、ゲレンデよりロッジのほうが立派で来なくて良かったかも・・・超初心者コースのゲレンデも歩くとなるとやっぱりしんどい(^^;)

ロープウエイ駅の上にはガーデンミュージアムという有料の公園になっている。
入口で大比叡の三角点の場所を尋ねると、入場もしない私に親切に地図までくれて教えてくれた。

大比叡山の三角点はトレイルのコースから外れているのだが、やっぱり三角点に行かないと登ったという気になれないし、延暦寺もコース上には無いので、この日は最初からコースをはずれて三角点と延暦寺(特にまだアップしていなかった国宝の根本中堂!)に行くつもりである。

教わった通りガーデンミュージアムの外周に沿っていくと駐車場に着いた。駐車場からの眺めが最初の動画です。

どうやらガーデンミュージアムの駐車場からの入口から見て、駐車場越しにある少し高くなった所(動画の最後の一番高いところ)に三角点があるみたいだが、大比叡山の三角点を目指す人は少ないのか歩いている人はほとんどいない・・・
大比叡山とわざわざするのは比叡山というのがここより少し南に下った所に別に存在するからである。有名な話かもしれないけれど私は今回始めて知りました。

三角点にはたいした登りも無く意外にあっさりと着けました。



まぁ、二日かかっての登頂なので有り難味も半分ですが・・・

三角点の次は延暦寺を目指します。わざわざ目指すというほどのことも無く、これまたあっさりと着いてしまいましたが・・・

で、根本中堂↓なのですが、延暦寺話は長くなるので後日・・・


延暦寺東塔エリアを一通り見たのち、トレイルコースに戻ります。

↓途中の弁慶の水


弁慶水なるものを飲めると期待していたのですが、行ってみると奥のほうで水の音がするものの涸れ気味なのか飲める様にはなっていませんでした。残念!

トレイルコースは西塔エリアを通過したあと、横川方面にむかう修業の道と一緒になっています。



北山コースには、このような案内板↓が所々にありました。


玉体杉を過ぎると横川方面の道と別れ、横高山、水井山と二つの山を登ります。が、これがなかなかきつい坂でヒィ~ヒィ~言わされました><

↓横高山


↓水井山


この日のコースは、ほとんど下りだと思っていたのにやられました・・・前日の予定では鞍馬から貴船神社を廻って帰ろうと思っていたのにもう無理!?

水井山を過ぎるとやっといい感じの下り坂です。
ここでカタカタカタと聞いた事のない音が・・・姿は見えないのですが、もしかしてアカゲラ?だとしらやっぱりこの辺りはすごいとこなのですねぇ・・・



が、それも長続きせず、体力的にやられているのと、足元が悪くなるのでスピードが出せません・・・とくにボーイスカウト道になってからはゆっくりとしか降りられず辛かった・・・

それでもどうにか降りてきました。

↓小寺バス停前


ここに辿り着く少し手前にお寺があるのですが、山から下りてくると、このお寺の手前に柵があります。あれ?道を間違えた?と一瞬思うのですが、柵のところに行ってみるとイノシシよけの柵なので登山者の方は柵を空けて入っても良いと書いてありました。柵には、かんぬきがしてあるのですが、山のほうからだと柵に手をねじ込んで、かんぬきのアルミ棒を持ち上げないといけないのです。もっとましな方法はないもんでしょうかねぇ・・・

バス停の前で、正直、このまま帰ろうかどうしようか迷った(しょっちゅう迷っているような気がしますが・・・)。迷っているうちに喉が渇いたので、お店を探して先に進む。

なんだかんだで↓江文神社までやってきた。


江文神社はトレイルコースから外れていますが、寄り道したわけではなく水を求めてきただけである。

江文神社の先は江文峠があるが地図ではそんなにきつい坂ではなさそうなので登る。

ゆっくり登ったからか意外に簡単に越えた。

↓峠にある神社


峠を下ると朝原町で、道路脇にあった自動販売機でスポーツドリンクを買って元気を取り戻した。

五時前になっていたが、ここから鞍馬まではすぐのはずなので暗くなる前に着くはずである。

薬王坂と呼ばれる坂は前半がコンクリート敷きで後半が細い山道の急坂だった。道脇には安っぽい別荘のようなコテージが建っていて、なんとなく不気味なところである。案内板の鞍馬までの距離が短くなっていくのがうれしくて先を目指す。


↑ここを越えると下るだけ

やっと鞍馬に着いた!



もう五時を過ぎているので、この日はここまでである。当初の予定は貴船神社まで行って二瀬に下りて来るつもりだったが、鞍馬に着いてみると最低目標を遂げたつもりで、達成感一杯であったww

↓鞍馬駅でお約束の一枚!


鞍馬駅では私一人だけ浮いた格好だったが着替えるわけにもいかないので、臭いを気にしつつおとなしく電車に乗った・・・

さっぱりしにスクーターで船岡山の南側にある銭湯へ



有名な銭湯らしく私も噂を聞いて行った。入ってみたら噂に違わぬ風情のあるいい銭湯だった。

この後も千本閻魔堂に東寺観智院と訪れ、長い一日になった。

↓東寺五重塔



京都一周トレイル三日目グーグルマップ


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京都一周トレイル その5

2007-08-08 20:26:15 | 京都一周トレイル
なにはともあれ東山コースを歩ききりました。番外編です!

帰りはケーブルでラクラクです。

↓ケーブルお約束の離合


↓八瀬遊園駅


八瀬遊園には始めて来ましたが、なんだか良さそうな所です。清滝のような雰囲気なんでしょうか?
一度、ゆっくり散策してみたいもんです。

八瀬遊園で乗り換え、宝ヶ池あたりで比叡山を見ると本当にびっくりです!よくもまぁあんな高いところに歩いて登ったもんだと我ながら感心してしまいました。

京阪に乗り換えて、三条まで行き歩いて岡崎公園を目指しますが、地下鉄の東山駅付近で銭湯の煙突を見つけて突撃しました!純粋な銭湯って久しぶりです。お約束のフルーツ牛乳が無かったのが残念でした・・・

さっぱりしてビールと唐揚げ!と言いたい所ですが、帰りはスクーター!・・・グッと堪えて平安神宮!



もう夕暮れでした・・・


京都一周トレイル二日目で分かった事!
1.このくそ暑いのに歩くのは無謀!
2.ダイエットには不向き!なぜなら歩いている人の体型を見ればいい!山でも、走っている人や自転車に乗っている人たちの方がずっとスリムであるww
ダイエットにはダッシュとかの筋力を追い込む運動が必要!だと思う・・・でも、山で体を追い込むのは無謀である。特に単独行では・・・


京都一周トレイル二日目グーグルマップ

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京都一周トレイル その4

2007-08-07 21:35:56 | 京都一周トレイル
京都一周トレイル二日目は、まだまだ続きました!
実は、この日の目標は比叡山でした!
本当に行けるのか俺!?比叡山は本当に「ヒエェ~!」とか「ヒョエェ~!」となるくらい高くて険しい山にしか見えないぞ・・・などと自問自答しながら進みます。

哲学の道を外れると人はほとんどいません!

途中、コースを外れ、白川通りに出て飲み物と食料を買いにコンビニへ!ナチュラルローソンとかいうやつです。このローソンは店内に椅子があります。涼しいところでコーヒー飲んで一休みしました。

ここでも行こうかどうしようか迷いましたが、時間がたっぷりあったので、やっぱり行くことに決めました。

北白川天神宮の前もひっそりとしています。舗装された道路では日差しが一層強く感じられます。

バプテスト病院の駐車場から沢沿いの山道に入っていきます。

↓大山祇神社(地竜大明神)


地竜大明神を過ぎると沢が道なのか?、道に水が流れているのか?判らなくなります。足元もおぼつかないのですが、もっと困ったのがでした。虫除けスプレーはしていますが、多すぎます!鬱陶しいメトマイが、ウンザリするほど、まとわりついてきます。
自然が豊かというか何と言うか・・・挙句にヘビ(眼鏡を外して歩いているので種類不明!?シマヘビかヒバカリ?)やトカゲも出てきました。爬虫類は個人的に苦手じゃないので良いんですけどねぇ・・・

こんな道を登っていくとすぐに瓜生山への分岐があります。トレイルコースでは瓜生山を通らないのですが、ここも後で合流出来そうなので、瓜生山への道を行きました。


↑白幽子岩居の跡

白幽子というのは二百年も生きたと言われる江戸時代の仙人です。写真では判りにくいのですが、大きな岩が屏風のようになっていました。陰陽師だとかスピリチュアルだとかが流行る時代ですから、白幽子もいつメジャーになっても、おかしくないかも知れませんよ・・・観光スポットにするには虫が多すぎますけどねぇ・・・

更に登ると、小さな祠に石像があるのが見えてきます。どうやら瓜生山山頂は狸谷山不動院の奥の院になっていて、不動院から山頂まで点々と石像が奉られているみたいです。

瓜生山山頂はお堂があり、ちょっとした広場になっていて、この日もハイカーが休憩中でした。


↑瓜生山山頂

お堂の裏は勝軍地蔵があったとされる石室があります。



瓜生山山頂には南北朝時代に勝軍山城という城が築かれており、六角定頼が城の守護に、この石室に地蔵を奉ったそうです。現在、勝軍地蔵はバプテスト病院の裏にお堂があるそうです。石室というからには、その前は古墳だったのか調べてみましたが、判りませんでした。古墳を城に利用したことは多いのですが、それは平地がほとんどで、こんな山城が元々古墳だったとしたら珍しいのですが・・・

地図を見ながらお堂の裏を進んでいくとコースにもすぐに復帰できました。途中、いつもはすぐにいなくなるスズメバチに付きまとわれてダッシュで逃げること(こんなことがあるから余計に体力を消耗してしまいます・・・)もありましたが、虫もオオゴキブリ以外はww少なくなり快適な尾根道が続きます。

↓石鳥居(危険!近寄るな!とあります。よく見ると確かにゆがんでいました。)


石鳥居を越えると一気に下り、水飲対陣碑まで沢を三つほど越えなくてはいけません!こんな所で高度を下げないといけないのはつらいです・・・><



↓水飲対陣碑


やっと水飲対陣碑まで来ました。ここからはケーブル駅まで一気に上ることになります。もう止めて帰ろうかと地図を見ると、ここで止めて引き返しても登ってケーブル駅まで行くのと同じくらい時間がかかりそうです・・・しょうがないので進みます。

瓜生山を越えてからはマウンテンバイクの二人組にあっただけでしたが、この登りでは数組に出会いました。

限界を超えるのは、なんなので、休み休み登っていると降りてきた何組かは「今から登りですか?」と心配してくれたみたいだが、「帰りはケーブルです。」というと納得してくれたみたいである。

やっとのことで千種忠顕碑まで登った。



今回のコースは南北朝期の戦跡ばっかりである。帰ったら太平記でも読んでみよう・・・


ここからケーブル駅は上り坂ではあるもののすぐのはずである。
が、またしてもやってしまった。千種忠顕碑から、すぐのトレイルの標識には旧ルート新ルートの二本がありました。旧ルートより新ルートの方が道がハッキリしています。しかし、トレイルの地図には新ルートなど載っていない・・・どっちにしようかと悩んだ末に、まぁ、どっちも行き先はケーブル駅となっているので、またすぐに合流するんだろうと新ルートを選んでしまった・・・

新ルートを、「あと少しだ!」と言い聞かせながら、登っていくと「きらら坂」と書かれた分岐があったが、明らかにそっちの道は細いので道なりに進んだ・・・更に登ると「ビィ~~」という音とケーブルらしき音が聞こえてきた。
やっと着いた!と思ったら、頭上をロープウエイが!?・・・ありゃ?・・・なんでロープウェ~?
俺が行きたいのはロープウエイじゃなくてケーブルである。ロープウエイはケーブルより上にあるはずである。こんなに苦労したのに登り過ぎた?地図で確認すると明らかに登りすぎている。ロープウエイの真下に行くと丁度、駅と駅の真ん中ぐらいである。
あうぅ~どうしよう・・・しかし、その時の私に、これ以上登る元気は無かった・・・さっきの「きらら坂」と書かれた道を行けばケーブル駅に着きそうである。
泣きながら(;;)下った・・・分岐から道に入るとすぐに道が開けた。



この鉄塔の下は「展望良し」とわざわざ書いて、ベンチまであった。

そこからは登ることも無くケーブル駅に着く・・・



そして京都一周トレイルの東山最後の標識を見つけた。
旧ルートを選んでいたなら間違わなかっただろう・・・



もっと先まで歩く人はいずれ合流するかもしれないけれど、最後の分岐は標識がないと絶対間違う!新ルートを造るなら地図に載せろ!と叫んでおきます・・・

京都一周トレイル二日目グーグルマップ

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京都一周トレイル その3

2007-08-06 22:38:21 | 京都一周トレイル
京都一周トレイルにチャレンジの二日目です。

先週に引き続き、やってきてしまいました!
この日は岡崎公園地下駐車場にスクーターを停めて、出発です。
岡崎公園から三条通に出て蹴上に向います。すでに、先週よりも暑くなりそうな予感が・・・

蹴上駅に着くと標識は道の向かい側!・・・交差点まで戻って信号を渡る。もうちょっと親切に案内があれば良いのに・・・と、この時に思ったが、この日、最後まで地図に悩まされようとは、まだ予想すらしていませんでした・・・

また、早めに家を出たつもりでしたが、結局、最初の標識に着いたら10時になっていました。いつもながらトロイです・・・><

トンネルを抜けるとインクラインの公園になっている。



明治の人もすごいなぁ・・・レンガ造りの建築ばかり見て廻っても面白いかもしれませんねぇ・・・

さて、コースは上の写真の橋を渡って、日向大神宮へ向います。

が、ここでも一本道を間違ってしまい、墓地に行ってしまいました!><
途中、降りてくる人に挨拶したのに・・・お墓参りの人に挨拶していたとは・・・
戻るしかなさそうです・・・

やっと日向大神宮です!



一言で言うと、ここが京都?って感じです。
創建は顕宗天皇の頃というので、古墳時代後期といったところでしょうか・・・高千穂の峯に似せて造られたというのに興味が惹かれます。
それにしては、伊勢遥拝所はあるのに高千穂遥拝所が無いのは、なぜなんでしょう・・・
高千穂には行きたいとずっと思っているのですが、いまだに行った事が無いのですが、ここが高千穂に似せてあるということは、伊勢も高千穂に似せて造ったということで、神武東征を裏付けるということなんでしょうか?・・・

う~ん・・・今日は、このぐらいにしましょう・・・どうせ、答えはでませんから・・・^^;

内宮の横から山に登る道があり、天岩戸と呼ばれるところがあります。



ここのは岩にトンネルが彫ってありました。
中には戸隠神社があり、トンネルを通るのを「ぬけ参り」と呼び、厄を落としてくるそうです。ありがたやぁ~!

京都一周トレイルのコースは日向大神宮の前を通っているだけなのですが、地図を見ると、この天岩戸から登っていっても途中で合流するみたいです。戻る時間も勿体ないので、このまま進むことにします。

で、出てきたのが七福思案処と呼ばれるところです。



名前が気になる場所ですが、よくある様な地名の由緒書きのようなものも無く分かりませんでした。いろんな道の分岐点になっている所なので、道が七本に分かれているのかと思いきや、六本しかありません!もしかすると七福神の関係かもしれません・・・

七福思案処で一休みした後、大文字山に向けて、どんどん登っていきます。

つらいです・・・無口になります・・・

トレイルの地図では大文字山の三角点や火床を通るようになっていないのですが、三角点、火床を通って銀閣寺横に下りても、哲学の道で合流できるので、前日から、その道を通ることに決めていました。でも、三角点手前のトレイル標識には三角点を通るコースもサブのコースになっているみたいです。
標識にはメインのコースが黒線、サブが少し細い黒線、コース外の道が点線で記されています。



おじさんたちに抜かされながらも、ようやく三角点に着きました。
涼しくて気持ちのいい風が吹いていたので、ここでもちょっと休憩・・・

三角点から火床まではちょっと歩きます。



ゆっくり景色を楽しみたくなるようなところです。

火床から銀閣寺までの道は階段が整備されているところが多く、登ってくる人もたくさんいます。水筒も持ってきていない人もいて大丈夫かなぁ?(私なんか既にここまで1ℓも飲んでいる)なんて思いながら下りていきます。



途中、千人塚や水飲み場もあって、なかなかのもんです。まぁ、大文字山に登るだけの人には、この道がメインでしょう・・・


↑細い黒線がわかりますか?

哲学の道で本来のコースと合流です。

銀閣寺前から哲学の道は、この日も観光客で一杯でした。私が標識を撮っていると後から外国人が標識を覗いていましたが、日本語だけのこの標識じゃわけわからなかったでしょうねぇ・・・

京都一周トレイル二日目グーグルマップ











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京都一周トレイル その2

2007-07-31 00:11:28 | 京都一周トレイル
分岐からの道はコンクリートで舗装されていた。
平坦なところは良いのだが、下りは歩きにくくて足に負担がかかる。
坂を下りていると佐川の兄ちゃんが荷物を持って下から登ってきた。さすがだ!俺には出来ない・・・

坂を下りると普通の民家の間を抜けていく・・・

静かに歩こう!ある団体の組長さんが住んでいるらしい・・・



民家を抜けると泉涌寺までは皇室の陵である。



先を急ごうかとも思ったが、せっかくだから泉涌寺に寄ることにした。

まずは泉涌寺別院雲龍院に立ち寄った。



いかにも京都の寺院であった。こんなところでも数人の女性が写経をしている。
私はというともちろん先を急ぐ・・・朱印帳を受け取りに行くと庫裡には走り大黒が睨みを効かせていた。でも、こいつならなんだか勝てそうである・・・

泉涌寺の大門を抜けるとすぐ左手に楊貴妃観音の観音堂がある。
確かによくある観音像とは違う顔つきの観音様である。美人か?というとそうでもなかった・・・^^;



大門から少し降りたところにある重文指定の仏殿である。
すばらしい!あと200年もすれば国宝になるだろう・・・

朱印を貰うついでに御寺と呼ばれる由縁である御座所も拝観した。一度は玉座に座ってみたい・・・

以外に夏の泉涌寺は観光客の少ないお寺である。ほとんどが女性であるのもちょっと驚いた。

泉涌寺をでると西国三十三箇所の今熊野観音寺も近いのだが、ちょっと時間をとりすぎに思えたので、先に進む。

また民家の間を歩く。
次の目印は剣神社である。



京都一周トレイルのコースは民家の間を抜けることも多いみたいである。街中の方が道が入り組んでいて、迷いやすい。

ちょっと気を抜くと↓すぐこういうことになる。


あわててコースに戻る。
しばらくすると、豊国廟の裏になる山道に入る。

すぐに国道一号線にぶち当たるが、一号線の下を横断するトンネルがあった。

一号線を越えたら清水山に登っていくことになるのだが、いきなり急な階段で気持ちが萎えそうになる。でも、もう少し先に進んでおかないと、一周するのに何日かかるか分からなくなってしまう・・・もうすこしガンバロウと言い聞かせる。

↓清水山三角点


途中は亡霊のようになってしまい、写真がありません!
それにこの辺りまでは、皇室の陵墓だけでなく、昔から墓場とされていて、土葬ならましな方で、死体が無造作に転がっていたといわれる所です。さっさと通り過ぎましょう!

覚えているのは、この辺りの主のようなおじさんにボロボロやなぁ!といわれたことだけです・・・

ここで少し休んだのですが、ここから東山公園までは登りも無くすぐでした。


↑東山公園

休憩のすぐ後でしたが、予定通りここで休憩!

ここから円山公園へ真っ直ぐ降りようと地図を見るとコースの粟田口までも下りなのでがんばることに・・・

↓大日堂


将軍塚の大日堂の手前を入っていくコースはなだらかな下りで歩きやすくて助かりました。都ホテルの敷地が妙にリゾートっぽくて気になりますが・・・

あっという間に尊勝院の境内を抜けます。

↓尊勝院


粟田神社の前を通り



三条通に出たところで本日はギブアップ!




次回(やるのか俺?)は京都一周トレイルの30番標識からのスタートになりました。

歩いた感想!
めちゃめちゃしんどい!
いやぁ~汗をかくのは良いかもしれませんが、持っていた水2.5ℓ全部飲みましたww
こんなんでメタボ体型が治るはずがありません・・・><


京都一周トレイル一日目グーグルマップ


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京都一周トレイル その1

2007-07-30 21:52:07 | 京都一周トレイル
一体、私はどうなってしまったんだろう・・・
前回、伏見稲荷大社を訪れた折に、京都一周トレイルなる標識?を見つけてしまった。調べてみると、伏見から桂まで京都の山を一周するハイキングコースがあるらしい・・・今までの私ならそんなことを知っても、ふ~ん・・・で終わりだった筈である。それが、最近のメタボ体型をどうにかしなければと悩んでいる私は、何をトチ狂ったのか!歩いてみようと思い立ってしまったのである!

ということで、しばらくは私の困難と苦難と後悔?(早すぎる気がするが・・・)の物語が続くかもしれません・・・

京都一周トレイルは東山~北山~西山をぐるっと廻るので、とても一日で廻れるものではなく、何回かに分けて歩くことになる。
一日でどこまで行けるか分からないので、予定を立てにくく、交通手段も悩みどころである。私の場合はスクーターで京都駅まで行き、そこから公共交通で移動することにした。駅の駐輪場は私のスクーターなら一日250円だし、バスも電車も使いやすくて便利そうだ。


記念すべき一日目は10時に京都駅に着いた。
思ったより駐輪場は混んでいて、もう少し遅かったら、満車になるところであった。

まずは京都一周トレイルの地図を買いに、市の観光案内所に向った。
さすがに京都の案内所は人が一杯である。たまたま空いたカウンターの人に地図が欲しいと告げる。一周分が四冊に別れていて全部で1800円だ!公共の刊行物としては高額である。おそらくハイキングのガイドブックを買った方が安くつく・・・まぁ、記念として持っていて損は無いだろう。

地図を手に入れて、意気揚々と稲荷行きの電車に乗ったが、カッパをバイクに忘れているのに気づき、いきなりのテンションダウンである。夕立に濡れると体力消耗するんですよねぇ・・・

まもなく稲荷駅に着き、伏見稲荷大社前のコンビニで水と食料を仕入れて、いよいよ出発である。



しかし、前回から程なく、また来ることになるとは・・・
今回は、ちゃんとおもかる石でお祈りする。

京都一周トレイルは四辻から、お山巡りの道を逸れるのだが、前回、廻らなかったところがあるので、もう一度、お山巡りをすることにした。




↑こんなのとか



↑こことかは今回が初めてである。



↑ようやく一の峰

歩いていて気がついた。
前回、紹介した狐の灯籠のことである。
灯籠というか、↓こんな蜀台があった。


狐が、この蜀台を持ち上げていただけだったのである。


四辻まで戻ってきた。



さすがに外国人に人気の神社である。



ここからがスタートという感じなのだが、すでにしんどい・・・><


京都一周トレイル一日目グーグルマップ


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