ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

六角堂・甲賀流忍術屋敷・紫香楽宮跡

2010-12-13 22:02:07 | 歴史

私にとって甲賀といってまず頭に浮かぶのは忍者!

せっかく甲賀にいるんだったら忍者屋敷を見に行かなぁ~あきません!

ということで忍者屋敷を目指している途中でちょっと寄り道・・・

観光案内図に載っていた六角堂というのが気になったのでした・・・

行ってみるとちょとした駐車場とトイレまであって立ち寄るにはちょうど良い感じ!

六角堂は交差点の真ん中に建っていました。

地蔵堂ということで中にはお地蔵さんがあると思うのですが覗いただけでは判りませんでした・・・

でもこういうお堂が住宅の間にポツンとあるなんてさすがは滋賀だと思う!

京都だったら建物に囲まれて全体が見えなくなっているだろうし、奈良だったら周りに建物がないだろうし・・・地域の人たちが大事に守っている感じがしてすごく良い!

 

そして

甲賀流忍術屋敷!

他の場所にも忍術屋敷はあるけれど現存している本物の忍術屋敷はココだけなんだそうである!

個人的に興味のあった忍者の事について、中の人にいろんな話を聞けたのが一番の収穫!

普段お土産を買わない私もマジックタオルというのを買って気持ちを表しておきましたww

忍者の知識から薬も造っていたらしい・・・忍術丸・・・売っていなかったのが残念・・・

 

忍術屋敷から最後の目的地の紫香楽宮跡に

あらら・・・もう真っ暗!

せっかくだから真っ暗の中を歩いてみる・・・

↑中門跡の礎石

実はここは宮跡ではなくて国分寺跡もしくは甲賀寺跡ではないかといわれているそうだ。

↑金堂跡

行ってみれば判るけれどこんな所が宮であるはずが無い・・・

だって傾斜地何ですよココ・・・

一番高くなった場所に金堂が建てられていた形です。

宮ならもっと平地の広い場所にあるのが普通でしょ!

ということで今では紫香楽宮跡は宮町遺跡ということになっている。

でも、この金堂跡は盧舎那仏が造られる予定だった場所で、もしココに大仏が出来ていたら奈良に大仏は無かったのかもしれないのです!

小高くなった丘の上に大仏殿が建っていて中から大仏が光り輝く姿を想像してみたのですが・・・

う~~ん・・・

思い浮かばん!!ww

大仏を造るには狭いような気がする・・・

また明るいときに来てみよう・・・

 

 

 

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油日神社

2010-12-11 20:37:36 | 重要文化財

お次は櫟野寺からほど近い油日神社へ

今回、櫟野寺の本尊が観れないことは解っていたので、一番期待していた場所が油日神社なのです。

映画のロケなんかにも使われているそうで、どうしても行ってみたい神社なのでした。

櫟野寺から案内の通りにに進んで行くと左手にいかにも神社らしい雰囲気の森があったので、そこを曲がっていくとドンピシャリで着きました!

参道脇の駐車場に車を止めて鳥居から入り直しました。

鳥居の場所から見えている楼門が、やっぱり来た甲斐があったと思わせてくれます!

なんかスゴイぞ!ココは!

桃山時代の楼門なのですが、国宝といわれても頷いてしまいそう・・・

ちなみにこの楼門と回廊、それに拝殿と本殿が重文に指定されているということなので、油日神社の主要な建物すべてが重文ということになります。

神仏習合のなごりでしょうか?楼門の横になぜか鐘楼がありました・・・

門をくぐると正面に唐派風の付いた拝殿!

土足で上がるなと書いてあるので、靴を脱いで上がらせてもらった!

ただの参拝客を拝殿にあがらせてくれる所はめったにないですよねぇ~!

ちょっとうれしい~

中には三十六歌仙の額がかけられていました。

本殿は室町時代の三間社流造り!

国宝や重文の建造物を廻っていると室町時代の三間社流造って多いような気がします・・・気のせいかな?

名前の通り、油に関係があるようで

今も業務用のはこんな一斗缶なのでしょうかね?

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櫟野寺

2010-12-09 00:12:21 | 仏像

また伊勢に行っていたので、帰りに甲賀を散策しました!

前回は甲賀市内に入った時間がすでに遅く、真っ暗な田村神社しか行けなかったので、今回は少しでも多く廻りたかったのですが、仕事帰りの数時間だけでは行きたかった場所のすべてを廻ることはできませんでした・・・

まぁ、今回、散策して思ったのですが、滋賀県のこの辺りは私の趣味にピッタリ合う場所が多すぎる!wwとてもじゃないけど一日や二日では廻りきれないのです。

こうなったら時間をかけてゆっくり、少しづつ巡ってみようと心に決めた一日でした!

 

そんなことでこの日まず訪れたのは櫟野寺!

最澄の創建と伝わるお寺です。

巨大な一木造の十一面観音像があるのですが、残念ながら開帳時期が定められていて、この日は拝むことが出来ませんでした・・・石碑に国宝とあるのは旧国宝のことで現在は重文指定を受けているそうです。

大きなお寺で歴史もあるのですが、残念ながら現在のお堂はどれも新しく再建されたものばかり・・・仏像だけが往時の隆盛を偲ばせているそうです。

ここにも坂上田村麻呂伝説があり、田村麻呂が鈴鹿の鬼退治のおりに櫟野寺の観音菩薩に祈願したことに因んで、境内に造られている土俵で奉納相撲が行われているそうです。

まぁ、ここの十一面観音像は一度見ておく価値がありそうなので、またの機会に来ることにします・・・

 

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SPACE BATTLESHIP ヤマト

2010-12-05 21:10:23 | 映画・エキストラ

十二月一日・二日と立て続けに映画を見に行きました。

まず一日に見たのは海猿!

英訳するとシーモンキー!!まもなく公開終了の作品です。

2D版と3D版があるのですが、日本製の3D作品はどんなもんか?と3D版を見ました。

以下、寸評!

もうね!なんで3Dで撮っちゃったの?ってデキ・・・

小津安二郎や黒澤明などの偉大な先人たちが見たら唖然とするのではないでしょうか?

とにかくカメラワークがひどい!

昔、洋物のポ〇ノ映画を国内向けに直すのにボカシやモザイクだけでは芸がないので花瓶や柱を使って隠したりしているのを学生時代に観たことがあるのですが、3Dの効果を高めるためにこの映画ではまったく同じ様な方法をとっていますww・・・懐かしくて涙が出そうになりましたww

二人で話をする場面でも一人にしかピントを合わせられないので違和感がありすぎ・・・そんな場面にまで無理して遠近感を出す必要があるのでしょうかねぇ?

アバターではあまりその辺のところが気にならなかったので残念・・・次回の日本版3Dに期待します。

ストーリーは良くも悪くも海猿ですww単純明快・・・でも海猿を初めてな人が細かなストーリーについていけるかは疑問・・・初めから終わりまで泣きっぱなしの加藤あいには、いいかげん飽きましたww

まぁ、この映画を作った人がダイハードのファンなのは間違いないと思います!

 

お次は二日に観たヤマト!

まだ公開二日目だったので人が多いのか?心配でしたが、さすがに平日の九時過ぎからのレイトショーが一杯という事はありませんでした。

それにしてもヤマトを実写にしてしまうとは・・・モロ、ヤマト世代の私には期待と不安の両方・・・ww

それにしても海猿が3DなのにSFのヤマトがなんで3Dじゃないんでしょう・・・?

もしかしたら、あとで出すつもりなのかな?

そんなことを考えながら見終えた後の感想・・・

まず、CGの出来栄えなんですが、なんだか一昔前の映画を観ているような感覚があるのはなぜでしょう?

スターウォーズやスタートレックで宇宙のCGを散々見てきたからでしょうかねぇ~?

 

以下、ネタバレ含み

ストーリーなんですが一年がかりで戻ってくる予定のヤマトなので今回は宇宙に飛び立つぐらいまでかなと思っていたのですが、二時間ちょっとでしっかり戻ってきましたww

端折り過ぎてガンバって帰ってきたぞ!という有り難味が無さ過ぎ・・・

それに原作に忠実なのかと思っていたのですが、全然違った・・・原作のままなのは初めとハッピーエンドだったことだけ・・・個人的には原作のままのストーリーを実写化して欲しかった。

デスラーを誰がするんだろうとかも思っていたんですがガッカリだww

ちなみに古代君は死んじゃうのですが、森雪に子供を産ませてます!ワープ中にww

笑っちまったのは私だけでしょうか?

キムタクはどんな役をやってもキムタクにしちゃうんですよねぇ・・・それが良いのかどうなのか・・・

まぁ、古代が死んじゃったし、完結しちゃったので

ヤマト2はありませんね!

なんか下品な寸評になってしまいました見終えたすぐの素直な感想です・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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