ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

高山ってどこ?

2013-01-24 22:25:46 | 歴史

先日、雪山気分を味わいたくて箕面の山に行ったのですが、そのついでに高山に行ってちょっと散策してみました。

高山と言っても合掌造りで著名な飛騨高山ではなくて、大阪にある高山です。

大阪の高山は戦国時代のキリシタン大名である高山右近の出身地なのです。

って偉そうなことを言っても、そんなに離れていない場所に住んでいたのにも関わらず、私自身、高山右近の名前は知っていても右近が大阪出身だったとは、歴史好きになった最近まで知りませんでした…

学校の先生よ!

ほぼ地元の話なんだから、それぐらい教えておいてくれよな!

そしたらもっと早く歴史好きになれていて、あんなに日本史の勉強法で悩まなくてもよかったかもしれないのに・・・

そんなことを思いながらww、今回は、高山に歴史の名残を求めてみました。

高山は本当に小さな集落なので何も知らずに車で走っていたら、すぐに通り過ぎてしまいます。

一番最初に見つけたのが、この↑高札場・・・

レプリカでしょうか?キリシタン禁制云々と書かれています。

中央の地蔵尊にキリシタンの名残があると書かれているのですが…

覗いて見ても全くワカラン!

高山城と書いてあった方向に行ってみると

石碑が一つ!

裏には

神社とお堂・・・

何の案内板もなくなにがなんだかサッパリ・・・

う~~ん・・・

高山右近ってあんまり人気がないのでしょうか?

不案内だし、観光客がたくさん来るような雰囲気はなさそうです。

道案内のない城跡はあきらめて、マリヤの墓といわれる墓碑を見に行ってみました。

これは迷うことなく見つけることが出来ましたが、案内板を読んでもまったく意味不明!

高山マリヤの墓というので高山右近の母の墓があると思っていたのですが、そうでは無さそうです。

それどころか本当にキリシタンお墓なのかさえ不明・・・

特に十字架が描かれているわけでも無さそうだし、戒名も普通そう・・・

もうちょっと親切な説明書でも作ればいいのに・・・こんなんじゃ町興しにもなりません!

確かにきれいな棚田だけど下から見上げても・・・

近くの神社は

かなり立派なのに、これまた由緒書きの一つもない・・・

額から住吉神社ということだけが解った。

拝殿というより舞殿、神輿蔵なのだそうです。

本殿はどういう形式なのかちょっとわかりませんでした・・・

横に廻って見れるような雰囲気もないし・・・残念!

 

後で調べてみると、この神社が住吉神社になったのは明治の神仏分離令の頃で、その前は牛頭神社と呼ばれていたらしく、実は先ほどの右近誕生の地の石碑の裏にあったお堂の中にある仏像などは元々ここにあったものなのだそうです。

う~~ん・・・

歴史に埋もれてしまいそうな高山でした…

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あけましておめでとうございます!

2013-01-11 21:48:48 | 歴史

えっ?

いまさらかい!

と言われるかもしれませんが・・・

あけましておめでとうございます!

本年一本目のアップですが、年が明けても呉にいるので、その話題…

平清盛が切り開いたとの伝説が残る音戸の瀬戸へ行ってきました。

ちなみに一枚目の写真は初日の出はございません・・・

 

音戸の瀬戸とは本州と倉橋島の間にある海峡のことなのですが、これを清盛が切り開いたとの話があるのですが、あくまでも伝説・・・行ってみればわかるのですが、平安時代にこんな海峡を切り開く技術があったとは到底思えないし、海流の速さが尋常ではなくて自然地形でこうなっているとしか思えません!

それがどうして清盛が切り開いたとの伝説になっているのか・・・??

う~~ん・・・ようわからん!

音戸の瀬戸を見下ろせる山の上に行くと大河のドラマ館なるものがあったりしたのですが、見る時間が無くてパス!

頂上付近の公園だけ見てきました。

公園には清盛の銅像

そしてこの清盛の銅像の建っている場所は流石は呉という感じの戦跡遺跡の上・・・

砲台跡や兵舎跡もありました。

銅像から少し下った場所に日招き岩というのがあります。

ありえなぁ~~~い!

と思いつつも、とりあえず岩を見るww

おおっ!

確かに足形が!

足形に足を乗せて眺めてみると

素晴らしい夕日と音戸の瀬戸・・・

偶然ではありますが夕日の沈む時間に来て大正解!

素晴らしい眺めでした。

清盛さん!太陽は西からは昇りませんよ!

 

低視聴率で終わったらしい大河の清盛・・・あまり見ていない私が言うのもなんですが、ドラマの出来不出来に関わらず、歴史に確実に名を遺した人物の話として、後に評価されることがあると思います。

それではみなさん!今年もよろしくお願いします!

 

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