ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

菅島 鳥羽離島の旅 その六

2018-09-18 20:21:45 | 神社

ようやく神島を離れて、最後は菅島へ!

さすがに他の皆さんもお疲れ模様なのか、菅島に降りたのは私一人だった。

この島の滞在予定時間は一時間!

時間の関係で島内一周とはいきませんが、

急いで歩きましょう!

まずは菅島の監的哨!

平屋だし中も質素で痛みが激しい・・・

神島の監的哨も保存工事をする前は、これぐらい痛んでいたのかな?

恐る恐る屋上へ!

港の前は海水浴場として整備されているけれど

ここまで来る観光客は少ないんだろうな・・・

次に行った菅島灯台は白く塗られていたのですが、

近寄ってみるとレンガ造りの灯台でした。

調べてみたら竣工式に西郷さんも来られたという由緒ある灯台で

現役日本最古の煉瓦造灯台ということだった。

西郷どんで町おこしすればよかったのに・・・

時間が無いので先へ急ぐと

まぁ、何とかわかりますけれどね(笑)

↑白髭神社

菅島には、七月に「しろんご祭り」という海女の祭りがあるそうで、

それが開かれるのが、この神社

すぐ下の浜からアワビを奉納するのだそうです。

と、もう時間が無いので駆け足で乗船場へ

鳥羽で出迎えてくれたのは御木本翁の銅像

そういえば離島の港には必ずと言っていいほど銅像がありました。

これも時代の流行だったのでしょうね!

 

今回の鳥羽離島の旅はこれで終了!

よく歩きましたが、行きたかったところはほぼ廻れたし、楽しい一日でした。

それにしても一日で三島はきつかったなぁ~(笑)

鳥羽についた時にはグッタリでした。

でも鳥羽にはもう一つ、坂手島という定期船の停まる離島があるんですよね!

鳥羽の江戸川乱歩館にも行ってみたいし

また次ですね!

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神島 鳥羽離島の旅 その五

2018-09-17 18:14:34 | 映画・エキストラ

監的哨跡から今度は海岸へ降りていきます。

↑神島のカルスト地形

石灰岩の露頭は、なかなかの景色でした!

このニワの浜は吉永小百合版のロケ地だったそうなのですが、

山口百恵版の海のロケ地は岬の先の古里の浜にある八畳岩

しっかり映画で確認したので間違いありません(笑)

それにしても、八畳岩にしろ、この周辺の岩場は穴だらけ

子供たちが洞窟で喧嘩するシーンは、こんな洞窟のイメージなんですかねぇ・・・

そして最後に港に戻って船着き場

コンクリが敷かれていたり防波堤も新しくなっていそうだけれど、

撮影当時と大きくは変わってなさそうですね・・・

 

三島由紀夫はパチンコ屋もなく昔の暮らしが残っていた神島のことを気にいって

小説の舞台に決めたそうです・・・若いなぁ~都会の好青年だったんだろうなと思う

おっさんでした・・・

 

ここまで島一周で約二時間!

帰りの船の出発まで、まだ二時間以上!

食事をしようにも前日に調べていた店は閉店になっていた・・・・

困ったぞ!

港の端にある店は網戸になっていて、外から見ても暑そうで入り憎い・・・

仕方がないので持っていたおにぎりで空腹を満たした。

お腹を満たしたところで時間はまだまだ・・・

もっと、ゆっくり回ればよかった・・・

かと言って、もう一度、島内を周る元気はないし・・・

と、ここで時計台跡のところにカフェがあったことを思い出して行ってみた!

誰でも考えることは同じらしく、この日、同じ船で観光に来ていた数組が、みんな店内にいました(笑)

店内は涼しかったし、店を開けていてくれてありがとう!

この日の観光客のオアシスであったことは間違いありません!

つづく

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神島 鳥羽離島の旅 その四

2018-09-16 23:08:33 | 映画・エキストラ

神島周回ルートは八代神社横から奥に続きます!

神島灯台に続く道は灯台保守のために整備はされているけれど

歩かないと登れない!

撮影隊も俳優陣も、この道を歩いたんだろうなと思いながら歩きました。

見えてきました!

1967年に建て替えられたらしいので

山口百恵版では、この灯台だったけれど、吉永小百合版では、これではないはず。

ここに恋人の聖地のプレートがありました。

確かに神島は恋人の聖地かもね・・・

後ろからカップルが登場したので、一人旅の私は場所を譲って先へ!

遂に一番の目的地に到着!

監的硝跡です!

周囲が映画の時よりも綺麗に整備されて公園になっていました。

建物自体も保存工事をしたそうで、安心して入れます。

そしてココ↑

「この火を飛び越してこい」の場所ですよ!

今の歳になれば突っ込みどころ満載のシーンなのですが

若い時はドキドキしながら観てたんですよね・・・

吉永小百合にしても山口百恵にしても当時のトップスターですからね!

そんなスターの裸が見れるわけでもないのに想像だけでドキドキしてたんですよね(笑)

ちゃんと焚火する囲炉裏のようなものがあった!

やっぱり嵐の日に来ないと雰囲気が味わえないかな・・・

一人じゃだめだけど(笑)

屋上↑にも上がれます。

山口百恵が歌っていて、二人だけの秘密だと言ったところですね!

もうちょっとゆっくりしたかったけれど、またカップルが現れたので退散!

続く

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神島 鳥羽離島の旅 その三

2018-09-14 21:53:35 | 神社

答志島観光を、なんとか一時間半で切り上げて神島行の定期船に乗船

鳥羽離島の旅の一番の目的地!神島に上陸!

神島と言えば三島由紀夫「潮騒」ですよ!

原作では歌島となっていますが、神島の古い呼び名なのだそうです。

「潮騒」と言っても私にとっては小説の舞台というより、映画の舞台!

吉永小百合よりも山口百恵なのです!

これは理屈じゃありません!(笑)

ということで、現在は定期船のりばのすぐ前が潮騒公園になっていて

島一周のウォーキングコースの起点になっているので

ここからスタート!

ここの集落も入るのを躊躇うくらいの細い路地ばかりですが

構わずに入っていきましょう!

まずは時計台跡

集落のシンボルなんですかね?

なんのことはない時計が一つ建っているのですが、

この角の家がカフェになっています。

この後、このカフェが旅のオアシスになるとは、この時は、まだ知りませんでした・・・

時計台跡を登っていくと

↑洗濯場

吉永小百合版の潮騒のロケ地でもあります。

立てられている案内板は基本、吉永小百合さんバージョンのロケ地

まぁ、物語の重要なシーンのロケ地は、どのバージョンも同じですからね!

で、この洗濯場を見上げた左側にある家が

三島由紀夫が「潮騒」の取材時に滞在した寺田さんのおうち!

今は人が住んでおられないそうで、保存が心配

↑八代神社の鳥居

映画では観ていましたが、こんなに階段が続いているとは想像していなかった!

山口百恵も三浦友和も勢いよく登っていたけれど、若かったんだな(笑)

振り返ると景色はいいけれど、私はハァハァ息切れ・・・

三島由紀夫も、この景色を見に日参したらしいけれど、当時、まだ二十代だもんね!

若くして著名作家に上り詰めてたんだな・・・

狛犬も拝殿も本殿も修理された後なのか?非常に綺麗!

映画でお祈りしていたのは拝殿ではなく本殿の玉垣の門前ですね!

道の傍らに狛犬が置かれていました。

当時の狛犬は君たちだったのかな?

なんだか、こんなところに置かれていて可哀そう・・・

 

続く!

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答志島 鳥羽離島の旅 その二

2018-09-13 22:30:34 | 歴史

古墳に登るのにも時間を使ったので、先を急ぎます!

何と言っても、まだ本当に目当ての場所に行けていませんからね(笑)

 

山を下り、和具の集落に入って、念のために定期船の乗り場を確認

時計とニラメッコしながら目的地へ!

目的地は港の端にある岬の頂上

戦国武将で九鬼水軍の頭領!九鬼嘉隆の首塚です!

遺言によって鳥羽城を望める、この場所に葬られたといわれます。

ぐるっと見渡せる場所なのですが、確かに鳥羽の方向も、よく見えます。

ふもとの集落に戻り

九鬼嘉隆が自刃したといわれる洞泉庵跡↑の前を通り

胴塚↑

胴塚には立派な五輪塔が建っている。

出世から最期まで戦国時代そのままの運命をたどった嘉隆

そろそろ大河ドラマにお願いしますよ(笑)

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答志島 鳥羽離島の旅 その一

2018-09-12 23:19:25 | 古墳

日曜日、前から気になっていた鳥羽にある離島の旅に出かけてきました。

鳥羽の佐田浜にある鳥羽マリンターミナルから市営定期船に乗って離島をめぐります。

1,460円で四日間有効の周遊券を購入

予定は佐田浜~答志島~神島~菅島~佐田浜

一日で三つの島を周るのは、どうかな?とも思いましたが

取り敢えず時間内で目一杯巡ることを目標に出発!

九時発の答志行の定期船に乗船

新しいカタマラン船

この日はうねりがあったようで、少し揺れる・・・

短い時間なので酔うまではいきませんが苦手な人はシンドイかも・・・

答志島の和具で降りる人が多いのですが、答志まで乗っても30分足らずだし

次に乗る神島行は和具発なので答志まで行って、

観光しながら歩いて和具に戻ることにしました。

まずは答志の八幡神社へ

漁港横の赤い橋の架かった小島が八幡神社

離島を巡って気付いたのは、どの島の神社も島民の信仰が厚いようで、

綺麗に整備されているのが印象的でした。

そして、このあたりの神社は当然のように神明造

今日一日の旅の無事を祈ります!

答志の集落から和具の集落へ

答志の集落から山越えをしようと集落に入りますが

離島の集落は想像以上に道が狭く家が密集している。

道とは思えない迷路になった路地を進みます。

何とか山越えの登山道を見つけて登ったのですが

山道は倒木だらけで、まともに歩けませんでした・・・・

残念ながら撤退!

戻って車の走れる道を歩くことに・・・

時間が無い中、迷い道、回り道をしてしまいました。

答志と和具の間にある美多羅志神社

龍の形をした樹があるそうなのですが見逃した(笑)

境内のこんな小さな池に

こんなに大きな大ウナギがいたそうです!

ウナギって、たまにとんでもない場所に生息していたりしますね・・・

神社の横に、こんな案内板があります。

マリンターミナルでもらったウォーキングマップにも載っていたのですが

この案内板を見てしまったら、時間は無いけど、そっちの方向へ歩いてました(笑)

目的地の古墳まで案内板は数あるのですが、これがわかりにくい・・・

大事な分岐の場所に案内板がありません・・・

しかも、到着してからも不案内で、時間を短縮したいのに困る!

最初は蟹穴古墳に行こうと思っていたのですが

なぜか着いたのは岩屋山古墳

石室を覗くと立ち入り禁止

残念と思っていたら何かが違う・・・

気付いて裏に回ってみると

こっちが入り口でした!

この日は雨も少し降ってドロドロだったので中に入るのは断念!

戦時中に塹壕として利用されたそうで

後ろに穴が開いているのは、その当時の名残なのだそうです。

来た道を戻ります・・・

なんとか蟹穴古墳に到着!

ん~っと!

草がボーボーで、よくわからん!

天井石がなくなって、石室の壁だけが剥き出しになっていることが

なんとか観察できます。

ここの副葬品として重文の須恵器台付長頸瓶が出土しているというからビックリ!

もしかして石室は発掘された後に潰されたのかな?

どちらの古墳も古墳時代後期のものというので、飛鳥時代ですね

今より人口は、ずっと少なかったはずなのに、

こんな離島にまで古墳を造るような人がいたと思うと不思議・・・

 

つづく・・・

 

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青夏 きみに恋した30日

2018-09-01 23:55:38 | 映画・エキストラ

話は戻り、一之瀬神社の傍らにこんなものがありました!

この夏に公開されていた映画「青夏 きみに恋した30日」のロケ地を

示す看板なのだそうです。

知らべてみると

公開は29日までということだったので、若者向けのラブストーリーと知りつつも

地元応援のつもりで観に行きました。

以下、ネタバレ含む!

まぁ、なんていうかですね、

私の時代にもあった王道の若者向け恋愛ストーリーです。

あらすじは

夏休みを祖母の家で過ごすために東京からやって来た女子高生が

田舎の地元の青年と恋に落ちる・・・

あらすじじゃなくて、これですべてでした(笑)

地元がロケ地の映画の最終日ということもあってか

映画館は思いのほか人が多かったのですが、

おっさん一人で観るのは、さすがにつらかった(笑)

恥ずかしいので鑑賞後は暗いうちに出てきました!

まぁ、ロケ地が行ったことのある場所が多かったので景色を観ているだけでも楽しめたかな…

後でネットでの評価が低すぎて、あぁ、そんなものなのかなぁ・・・とも思ったのですが、

そもそも若者向けの恋愛ものには、実生活において有り得ない展開とかは当たり前で、

主役や脇役のファンかどうかで評価が分かれますからね・・・

確かに、おっさんの私からとっても

田舎のお姉ちゃん役の方が好みだったり(笑)して、

納得できないストーリー展開だなとかは思いましたけどね!

全部含めて青春映画なんだろうな・・・・

あっ!

先日、テレビでやっていた「君の脾臓を食べたい」だったかは

さすがに評価が高かっただけあって青春映画といっても

設定もストーリーも良かったように思います。

 

 

 

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