ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

海龍王寺

2006-10-31 23:12:01 | 国宝の建築
つづいて海龍王寺五重小塔です。奈良時代の建築です。
この五重小塔は西金堂の中に収められていますが、何とか写真を取れるのがちょっとうれしい!西金堂も奈良時代の建築で当初から今の形であったものと考えられているので、両方合わせて国宝でもいいと思うんですけど・・・

中に入れないのが残念ですが、小塔のレプリカが法華寺の収蔵庫にあるので細かなところはそちらでどうぞ・・・あと、経蔵も重文なので忘れずに見ておかないと・・・

今、海龍王寺と不退寺、法華寺では佐保路の三観音という特別拝観が行われていて、秘仏を見ることが出来ます。海龍王寺では本堂で十一面観音の間近にまで近寄って見れるし、法華寺ではあのすばらし~い十一面観音が拝めます!収蔵庫にはこれまたすばらし~い絹本着色の阿弥陀三尊および童子像があるし、不退寺では在原業平画像が特別開扉ですが、本尊の聖観音菩薩像がいいです!また、法華寺の鐘楼や不退寺の本堂、多宝塔といった国宝ではないけれど、重文のいい建造物がいろいろあるので見逃せません!

↑法華寺鐘楼

↑不退寺本堂
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秋篠寺

2006-10-30 23:04:17 | 国宝の建築
今回も奈良に行ってきました。この時期は人が多いので、なかなか京都には足が向きません・・・と言っても、奈良も結構人が多いのですが・・・
秋篠寺から海龍王寺、法華寺、不退寺それから十輪院その後奈良国立博物館へと行きました。見所がはっきりしている寺ばかりなのでそんなに時間もかからず、昼からの参拝でも十分でした。

まずは秋篠寺本堂です。秋篠宮様のおかげでかなり有名になったお寺です。一応、鎌倉時代の建築となっていますが、奈良時代の建築を鎌倉時代に大修理されたものだそうです。見てみると、確かに鎌倉時代より古そうな造りです。元は講堂だったそうで、金堂が消失した後にこれが本堂になったということです。金堂跡は現在では苔生した林になっていて、ここに建物があったとは思えないほどになっています・・・

↑右手の林が金堂跡

この辺りのお寺は奈良公園付近と比べて訪れる人が少ないのでゆっくり出来るのが魅力です。
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談山神社十三重塔

2006-10-11 22:40:10 | 重要文化財
ついでに国宝じゃないけど、談山神社十三重塔です。
室町時代の建築で木造の十三重塔はここにしか残っていないそうです。

談山神社という社号は大化の改新談合の地とされるところから来ているそうで、藤原鎌足が御祭神です。拝殿にある多武峯縁起絵巻には入鹿の首が飛んでいる図があり、何かで見たことがある人は多いと思います。
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宇太水分神社本殿

2006-10-11 22:39:54 | 国宝の建築
宇太水分神社本殿です。水分はみくまりと読むそうです。
鎌倉時代の建築で、写真の通りの三社造り、春日造りの建造物です。彩色も最近に直されたようで、非常に美しい状態です。

この神社には拝殿の手前に頼朝が植えたと言われる頼朝杉と呼ばれる幹の大きな杉があります。現在のは二代目でしかも先が折れてしまったみたいです・・・二代目でこの太さ・・すごいなぁ・・・あれ、前に行った鏡神社の義経の烏帽子掛けの杉の方が伐ってあったけど細かったような気が・・・まぁ、いいか・・・
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長谷寺本堂

2006-10-11 22:39:15 | 国宝の建築
長谷寺本堂です。
江戸時代の大きな建築です。二つのお堂がくっついた形になっており、すべてがでかい建物です。二年前に国宝になったばかりの建造物で、私の持っている国宝を紹介した本などには載っていません・・・まぁ、西国三十三箇所の札所でもあり、有名なお寺なので、行かれた方も多いと思いますが・・・
本尊の十一面観音も10mをこえる大物です。本堂に横向きにある地蔵さんも大きいし、宝蔵にあった閻魔さんも大きなものでした。
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龍穴神社その三

2006-10-09 13:08:26 | 神社
天の岩戸からさらに行くと案内板があるので、そこで車を降ります。ここから谷の方へと下りていくのですが、誰も居ないためなのか、神域の神秘的な感じが伝わってきます。下りると拝所があり、置いてあるスリッパに履き替えて、中に立つと、谷の向こうが龍穴です!


なんだかよく判らないんですけど、ここはすごいんです!垂直の岩の頂と木々に遮られて空が見えず、岩の上を流れるような滝があり、なんとも言えない所です。

↑こんな滝があります。

ここに龍がいた!のは間違いありません!いや今もいるかもしれません!役の行者も来たでしょう!そんなところです・・・
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龍穴神社その二

2006-10-09 13:07:57 | 神社
龍穴神社の神秘的な所は龍穴そのものなんですが、本殿のある所からそのまま奥に行けない為に拝殿で御参りして帰る人が多そうです。龍穴に行くには、本殿のある所から少し南に行くと山に向かって道があり、そこを上っていきます。舗装もされているので、私は車で上っていきました。写真は途中にある天の岩戸と言われる所です。
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龍穴神社その一

2006-10-09 13:07:33 | 神社
室生寺から少し南に行くと、竜神信仰で有名な龍穴神社があります。国宝とかは無いのですが、すごく神秘的なところなのです。
歴史もかなり古そうで、室生寺ももとはこの龍穴神社の神宮寺だったそうです。

↑龍穴神社の入り口、奥の建物は拝殿です。
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室生寺五重塔

2006-10-09 11:21:06 | 国宝の建築
室生寺五重塔です。
小さいです!大きさでいえば先日の元興寺の小塔などがありますが、こちらは屋外にある最小の五重塔だそうです。何年か前の台風で屋根がペッシャリとつぶれた写真が新聞に掲載されたり、テレビでも修理の様子が写されたりしていましたが、現在はこの通り直っています。

室生寺はこの五重塔のさらに奥に奥の院があり、そこに行くのに長い石段を上っていかなければなりません!

↑途中の木


↑やっと見えてきた奥の院

そんなに長くはないのですが、膝が大爆笑です・・・ちなみに今の私の一番のお気に入りはシャンプーハットです・・・すごいわ!こいちゃん!なんでもしってるやん!
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室生寺灌頂堂

2006-10-09 11:06:02 | 国宝の建築
つづいて室生寺灌頂堂です。
鎌倉時代の折衷様式の建築です。現在の室生寺は真言宗室生寺派の大本山で、女人高野として有名ですが、ここがその本堂になるそうです。本尊は如意輪観音になっています。
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