ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

明通寺三重塔

2006-05-23 21:57:46 | 国宝の建築
明通寺三重塔です。
今年は内部の拝観もしているそうなんですが、前述どおり遅かったのでここも内部は見れませんでした。内部には仏像や彩色があるそうです。
三重塔も本堂と同じく、桧皮葺の鎌倉時代の建築です。本堂を見下ろすように建っているのが印象的でした。
やっぱりもう一度行く必要がありそうです・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明通寺本堂

2006-05-22 23:57:30 | 国宝の建築
明通寺本堂です。
光明寺の帰りにせっかくここまで来たんだから、もうひとつ行ってみようと言う事で福井県で唯一の国宝建築のある明通寺に行きました。着いたのは6時頃だったのですが、寺の方に建物だけでも見ていいですか?と聞いてみたところ、快く了解していただけました。光明寺の後ということもあり、もっと寂れたお寺をイメージしていたのですが、行って見てびっくりの整備の行き届いた綺麗なお寺でした。悪く言うと観光地化されたような感さえあります・・・でも、お寺全体の雰囲気としては私一人しかいなかったこともあるかもしれませんが、数多くの大木と横を流れる川の音が古い建築と相まってなんともいえない良い感じです。今回は内部を見れなかったので、ぜひもう一度行ってみたいと思いました。
さて、この本堂ですが桧皮葺のいかにも鎌倉時代らしい建築です。明通寺はもともとはあの初代征夷大将軍坂上田村麻呂由来の寺だそうで、この本堂の中には田村麻呂が寄進した仏像が今もあるはずです。ウーン、これは一度見てみなければいけないでしょう・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光明寺 二王門

2006-05-21 22:05:14 | 国宝の建築
光明寺二王門です。
鎌倉時代の建築で栗の板で屋根が葺かれているそうです。二層の立派な門でした。今は住職がいるのかさえ分からない寂れた寺ですが、歴史も古く(聖徳太子がどうとかこうとからしいです・・・)、規模も大きかったそうです。

本日、起きたらあまりに天気が良かったので、かるく行って来ました。本当に軽い気持ちで行ったのですが、とんでもない所でした。初めてのお寺なので地図を見ながら車で(私の車にナビのような便利なものは付いていません・・・)行ったのです。県道から案内板の示す道に入るとそこは一車線の細い道でした。そこからぐいぐい細い道を登っていかなければなりません!途中、山の頂上というか尾根になっている場所さえあります。本当にこの道で良いのか不安になりながら登って行くと、二股に分かれるところで、やっと案内板がありました。ここからはすぐなので、注意しないと勢いあまって通行禁止の道に入りそうになります。車を降りてみるとすぐ石階段があり、上のほうに屋根が見えます。あったあったと思い、階段を登るとなんだか違う・・・そうなんです!ここには目指す二王門ではなく本堂がありました。本堂がここということは、門は下にあるはずなので、また階段を下りると、細い道が下に続いていました。道といっても参道のようなものではなくて、人一人分の幅しかない本当の山道みたいなものです・・・そのまま少し下りると見晴らしの良いところがあり、ちょっと離れた所に二王門の屋根が見えました。行ってみると二王門の周りはだけはちゃんとした参道になっていました。写真は二王門を私が歩いたように裏から見たところです。この二王門の前も急な坂になっていて石段が続いていましたが、降りる気にはなりませんでした・・・おそらく、山の下からも登る道があるのでしょう・・・勇気、体力のある人は登ってみてください。
そしてここからの帰りなんですが、来た道を帰れば良かったのに何を思ったか私は逆方向に進み、山を縦断することにしたのです。進んでみるとその道は完全なオフロードだったのです。前の愛車ならいざ知らず、今の愛車はセドリック!底をガリガリこすりながら進んで行くこと約三十分やっとの思いで舗装された道に辿り着きました。車を見るのが怖くてまだ良く見ていません・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上醍醐 清瀧宮拝殿

2006-05-12 22:27:04 | 国宝の建築
上醍醐 清瀧宮拝殿です。
この建物も場所が悪く全体像が撮れませんでしたが、本殿から屋根全体を見下ろすことが出来ます。(拝殿より本殿に近寄れる神社も珍しい・・・)屋根だけ見てもさすがに美しい建物であることが解るので全体を見れないのが残念です。拝殿なのですが傾斜地に建てられているためか変った形をしています。普通の拝殿は拝殿の入り口からまっすぐ先に本殿があるのですが、ここは拝殿自体が傾斜地に建っているために横に入り口があります。写真がその入り口です。また傾斜がきついために拝殿から本殿に直接行く事が出来ない(階段も無い)し、拝殿から本殿を仰ぎ見ることも出来ないというヘンなつくりです。中を見れないので判らないのですが、もしかすると拝殿とは名ばかりで、ここで拝むようには出来ていないのかもしれません・・・

この後、来た道を戻ったのですが、帰りの早いこと早いこと・・・十五分程で下に着きました。下に降りると醍醐寺周辺にはもう殆ど人がおらず、時計を見ると6時過ぎでした。もう霊宝館をあきらめていたので少し上でゆっくりし過ぎました。でもまだ外は明るいし、どこか行くところは無いかなぁ?と考えていると、金曜日であることを思い出し、急いで車に乗りました。なぜかというと金曜日は国立博物館が8時まで開いているのです。ちょうど大絵巻展もやっているはずなので、この機会に見ておこうと思ったのです。
連休中なので本当に開いているのかちょっと不安になりましたが、駐車場に着くとまだ警備員の人がいてほっとしたのもつかの間で、なんだかいつもより車が多かったのです。ここに来る時は、ゆっくり見たいのでいつも金曜日の夜に来るようにしているのですが、駐車場がほぼ満杯になっている事は初めてでした。恐るべしゴールデンウィークです!
中に入るとやはり込み入っているところがあります。絵巻なので途中から見ても面白くないので、一番端から見ていくことになるためにみんな順番待ちをするのです。もし昼間に来ていたら大変なことになっていたかもしれません。それでも私は山登りの後の汗臭いにおいで周りの人に無言のプレッシャーを与えながら、比較的に自分のペースで見ることに成功しました・・・(真似はしないでください!)
なかなか見ごたえのある展示だったのですが、やっぱり絵巻一巻を丸々見せてほしいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上醍醐 薬師堂

2006-05-11 22:21:43 | 国宝の建築
上醍醐薬師堂です。
平安時代の建築だそうで、屋根の形なんかがそれっぽいです。全体的にすごく簡素な建物です。狭い土地に建っているので全体の写真は撮れませんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

醍醐寺 五重塔

2006-05-10 22:49:29 | 国宝の建築
醍醐寺五重塔です。
平安時代の建築という古いものですが、大きさもあり、なかなかのものです。中に入れませんが、内部の曼荼羅も国宝です。下醍醐ではこの五重塔だけが、応仁の乱でも残ったそうです。


ここまではいつもの私の寺院拝観のペースだったんです。それが・・・

私が醍醐寺に着いたのは3時過ぎ(前回の失敗で入山が3時半までと知っていたので・・・)でした。拝観受付に行くと、なんと!醍醐寺では全部見るのに三宝院、醍醐寺、霊宝館の3か所分の拝観券が必要なのです。なんでそんなことをするのかなぁと不思議に思いつつも、当然のように3か所分の拝観券を買いました。そこで上醍醐まで行くのにどの位かかりますか?と聞くと、弁天堂から45分くらいで、三宝院から霊宝館そして醍醐寺金堂、五重塔の順番で見てから登っていくといいですよ!とわざわざ拝観順路まで教えてくれたのです。それなのに罰当たりな私は普通の人が45分なら、俺なら30分もあれば登れるだろうと20年前の体力を思い浮かべてしまい、仏教美術の宝庫である霊宝館は帰りにゆっくり見ることにして、三宝院の後、醍醐寺の金堂、五重塔に行くことにしました。

金堂、五重塔を見たあと、登って行くと左手に弁天堂が見えてきました。さらに進むと動物園なんかにある鉄の回転扉があり、そこから出れるようになっています。なるほど、ここから45分なんだなぁと思いながら扉を抜けて道を渡ると女人堂(成身院)がありました。ここが上醍醐への登山口です。ヘビースモーカーの私はここから先は禁煙だろうと思い一服してから行く事にしました。ベンチに座りながら周りを見ると、杖が箱に何本も入っている事に気付きました。ははぁ、お年寄りが登るのに使うんだなぁ、俺には邪魔になるだけだと余裕たっぷりに見ていました。さすがにこの時間になるとこれから登る人より、降りて来る人のほうがずっと多いようです。それもさすがにゴールデンウィークなので老若男女、ひとりの人からグループらしい人までいろんな人がいました。

そんな降りて来る人たちに、こんにちは!と挨拶したり、遅い老夫婦を抜かしたりしながら登っていきました。思えばこの時すでに私はオーバーペースで試練の入り口にいたのです。だんだん息が荒くなり、すれ違う人に挨拶もしなくなってきました。そのうち足も重くなってきました。あれ?もしかしてやばいかも・・・と思った時には登るペースががっくりと堕ちていました。

途中、秀吉の花見跡なんかがあっても、秀吉は自分で登ったんじゃなくて、どうせ籠かなんかに乗って来たのに違いない、いや、もしかすると秀吉も元は足軽だから体力はあったかもしれないなどと馬鹿なことしか想像出来なくなってきました。

それでもなんとか登っていくと休憩所のような所に着きました。もうこのころには日頃の不摂生を反省し、30分で登るとか、杖なんかいらないとか考えてしまった事を後悔するばかりでした。しかもこの場所はまだ半分の所だそうです。

湧き水で渇きを潤した後、こうなったら意地でも登ると決意を新たに出発です。

ここから休憩所で一緒だった老夫婦と親子連れとのデッドヒートが始まりました。私を含めたこの三組は一気に登る体力は無さそうで、こっちが休むとむこうが抜き、むこうが休むとこっちが追い抜くといった感じです。ただ他の人は一気に抜き去っていきましたが・・・死力を尽くしたデッドヒートは続きました。道で蜂が飛んできても逃げません!というか逃げれません!タオルではたくのが精一杯の抵抗です。

やがて登り切ったと思われる場所で親子連れが休憩に入りました。私は二番手で負けてしまったと思いながら親子連れの横を過ぎるとなんとそこはまだゴールでは無かったのです。ゴールは私が心の中で勝手に決めた頂上にある開山堂です!そこから一気に開山堂に辿り着いた私は勝利の美酒ならぬ自販機で買ったジュースを味わいました。

この時、登り始めから一時間近く経過していたことは内緒です・・・

ここにきて初めて、なんで拝観券が3か所に別れていたのか、入山が3時半までなのかがやっとわかりました。広すぎるんです!

まぁ、私のようなヘビースモーカーで酒好きで車ばっかりの運動不足人間でも登れることが出来て、身も心も洗われました。皆さんも一度登ってみてください。ちなみに上醍醐だけなら拝観券は必要無さそうです。

というわけで、霊宝館の宝物は見れませんでしたが、なんとか上醍醐には辿り着きましたので、次からは上醍醐の国宝建築です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

醍醐寺 金堂

2006-05-07 22:01:48 | 国宝の建築
醍醐寺金堂です。
瓦の大きな屋根が印象的です。秀吉によって移築された時に屋根も今のようになったそうです。内部には本尊の薬師三尊像と四天王像があります。四天王像は銅製?みたいで、珍しいのではないでしょうか・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三宝院 唐門

2006-05-06 16:00:57 | 国宝の建築
三宝院の唐門です。
桃山時代の建築で、元は黒の漆塗りだったそうです。以上・・・

今日は昨日の疲れでグッタリとしております。なぜ疲れているかは追々書きます・・・上醍醐に行かれた事のある人はは解ると思うのですが・・・この写真を撮っている頃は元気一杯だったんですけどねぇ・・・今まで自分は人並みの体力を持っているつもりだったのですが、日頃の不摂生と運動不足を痛感しています。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひさびさアップ!醍醐寺!!

2006-05-06 01:01:33 | 国宝の建築
久しぶりのアップです。
前回、時間に間に合わなくて行けず、気になっていた醍醐寺に行って来ました。まずは、三宝院の表書院です!と言いたいのですが、表書院は写真禁止で、外からも見えないので、写真は三宝院の入り口です。
三宝院に入るとずっと廊下を歩いていくので、どこが表書院なのか解りずらいかもしれません。その位、他の建物と一体化している建築なのですが、表書院だけが国宝指定です。なぜか?本当のところは知りませんが、おそらく長谷川等伯の襖絵が残っていて当時の姿を留めていることと、能舞台に出来たりする建て方が変っているのでしょう・・・
ここの見所は庭園と快慶作の弥勒菩薩坐像だと思います・・・あ、あと醍醐棚と呼ばれる違い棚もチェック!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする