ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

京都府立山城郷土資料館

2024-09-14 15:04:11 | 歴史

出張に行く途中に

R163沿いにある京都府立山城郷土資料館に寄り道!

R163からは見えないので知りませんでしたが、

行ってみるとすごく立派な施設で驚きました!

入館料を支払い、いざ潜入!

展示内容はその名の通り

郷土資料としての遺跡や古墳からの出土物と名産のお茶に関する物

なぜか?撮影不可だったのと

ちょうど特別展示の準備中だったのが残念!

建物の屋上から裏に登ると千両岩古墳群を見学できるとのことで行ってみる。

崩れそうな竪穴式住居が一棟・・・

肝心の古墳群は一周してみたが案内が見つからず・・・

小さな盛り上がりが何ケ所かあったので

おそらくは小さな円墳がいくつかあるのかと想像(笑)

場所が場所なので奈良時代あたりの役人のお墓なのでしょうかね?

この資料館で興味を引いたのはこっち↓

大阪城の残石!

徳川時代の大阪城改築の時のもの

近くの河原にも放置された石が残念石として残っています。

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津市香良洲歴史資料館

2024-07-28 00:31:42 | 歴史

津市にある津市香良洲歴史資料館に行ってきました!

先日、「松阪市文化財センター はにわ館」に行った時に

まだまだ行ったことのない資料館があると思い、

調べてみたところ、検索に引っ掛かりました!(笑)

それも私の知識欲にピッタリの予科練に関する資料館だったのでビックリ!

本当になぜ今まで知らなかったんだろう?

そんな自分にビックリです!(笑)

知ってしまったからには、いてもたってもいられずに

仕事後の寄り道というには距離がありすぎましたが、

平日の空いた時間に行ってきました!

入口の門も当時のものでしょうか?風格があります!

なんでも、このあたりに三重海軍航空隊があり

予科練の基礎訓練が行われていたそうです。

海軍航空隊の基地といっても飛行場があった場所ではないので

あまり知っている人が多くないのかもしれません・・・

入口付近にも飛行機の主翼の残骸が何の説明書きも無く置かれています。

今まで私のアンテナに引っ掛からなかった資料館なので

なんとなく勝手に残念資料館のイメージを持っていたのですが、

入館した瞬間にそのイメージは覆されました。

ちなみに入館は無料です。

この時、入館者が私一人だったこともあり、

館の職員の方が軽く説明をしてくださりましたが、

私の視線は目の前に置かれた栄エンジンに!(笑)

これだけでも来た甲斐があったというもの!

その他にも色んな当時のものが展示されています。

↑プロペラのトップにつけるスピナー部は未使用品?

あとは予科練の資料館ということで

特攻隊として散った隊員の遺書や遺品なども展示されていました。

 

実は私の父も終戦間際に予科練に入隊していたのですが

生前に詳しいことは聞けず仕舞いでした。

どこの航空隊で訓練を受けていたのか知りませんが、

敗色濃厚となっていた時期で、

訓練らしい訓練はなされなかったのでしょうかね?

終戦時は仙台か?どこか?で穴ばっかり掘っていたそうです。

予科練の制服を着た当時の父の写真が一枚だけ残っています。

↑父 

夏用の制服姿です。

↑同じアルバムに貼ってあった写真ですが、どなたか?解りません!

階級章などから考えると当時の上官ですかね?

当時は写真を交換する風習があったように聞いています。

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松阪市文化財センター はにわ館

2024-07-19 19:06:24 | 歴史

松阪市文化財センターはにわ館

松阪市の図書館などに併設されているし、

鈴の森公園というのが、ちびっ子たちに大人気ですが、

はにわ館自体はいたって静か(笑)

入館料110円を支払い入室!

さすがに国宝指定される埴輪が展示されているとあって、

いい感じ・・・

↑囲型埴輪

囲型埴輪なんて初めて知ったのですが、

他にも出土例があるらしくて、

調べてみると

最近、有名な富雄丸山古墳からも出土しているようです。

囲の中の家形の下には導水施設と考えられるものが再現されていて

出産に関するものであるとか?祭祀施設であるとか?

いろんな説があるそうです。

いやぁ~ほんまに謎・・・

↑船形埴輪

船形埴輪のマストのように立っていてるものは

剣と杖と傘なのだそうです。

 

↑二号墳の模型と出土埴輪

一号墳の後に造られたといわれる二号墳の埴輪は

一号墳のものに比べて簡略化されているそうですが、

出土自体が少ないのが残念!

 

ここで現地で気になっていた

一号墳の埋葬部がどうなっているのか?を学芸員に聞いてみました。

すると、エコー検査などで後円部のみならず、

後方部にも粘土槨があるのは解っているが、

発掘調査の予定はないとのことです。

ただ宝塚古墳出土品と伝わる勾玉があるそうで、

未盗掘ということでは無いとのこと・・・残念!

なお7/13~9/8まで一号墳出土埴輪の特別展を開催するそうです。

 

 

 

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立木観音

2023-11-29 18:24:04 | 歴史

仕事をサボって秋の特別公開をしている京都に日帰りで行ってきました。

京都に向かう道すがら

以前から気になっていた大津の立木観音に寄り道

川沿いの駐車場に車を止めると

道路の向かいに入口がありました。

もの凄ーく軽い気持ちで伺ったのですが、

↑こんな階段が800段も続いていた(笑)

由緒は名前からの想像通りだった・・・

境内の小さな像は聖徳太子二歳像

↑こちらは鹿に乗った弘法大師像

↑本堂

こちらのお寺では本堂の正面を拝んでから裏に回ってもう一度拝むのが通例なのだそう・・・

名前の由来の立木観音さまは開かれた厨子の中におられるのですが、

遠くてお姿は見えません!

↑本堂裏

知らなかったのですが、地元では厄除けで有名なそうで

参拝客の多いお寺さんだった。

私も鐘を鳴らして厄を落としておきました!

本堂の横から、さらに登って奥の院!

↑奥の院

奥の院でも正面と裏の両方を拝む!

参拝の後、接待所でお茶をいただいていると

↑「飛んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」のポスターを見つけた!

あまりに接待所になじんでいたので見過ごしそうだった(笑)

帰ったら、これと「首」を観に行きたいなぁ~

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妻籠宿 南木曾町博物館

2023-08-10 22:48:14 | 歴史

御嶽山からの帰り道

寄り道したいところが一杯あるのですが、

とりあえず妻籠宿へ!

平日だったので観光客の八割は外国人・・・

それにしても、よくこんな場所にまで来られるものですね!

私が子供のころに住んでいた町には

所々に昔の街道の街並みが残っていたので、

さほど珍しく感じなかったけれど、

外国人からすると新鮮なのでしょうね・・・

資料館というか南木曾博物館に入館してみました。

散策や食べ歩きをしている外国人は多かったのですが、

なぜか?資料館で話を聞いていたのは日本人ばかり・・・

入館料が必要でしたけど、

ここは入館してよかったです。

 

帰りは観光案内所で教えてもらった大江戸温泉へ!

泉質は良かったし、悪くはないけれど、値段からすると微妙・・・

大江戸温泉だから仕方ないよね!

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霧山城址

2022-11-15 22:04:51 | 歴史

なんどでも言いますが、私は城マニアではありません!

ですが、歴史には興味があるので、南北朝時代に北畠氏が築城した

霧山城に行ってきました。

北畠神社は以前に参拝したことがあったのですが、

その時は時間の都合等もろもろで霧山城址には登りませんでした。

南朝方の一つの拠点として造られ

戦国時代に織田方に攻められ落城するという歴史に名を遺す城ですから、

ずっと気にはなっていたのです。

今回は体力づくりの一環として城跡まで登ることにしました。

北畠神社の横を歩いていくと登山口

城跡まで登りだし、距離があるので、せめて運動靴で来ないと登れませんよ!

私は日帰り登山装備で出発!

↑詰城跡

神社裏を登っていくと最初に出てくるのが詰城跡

麓には家臣団の屋敷もあったそうなので、ここから一望できたのかな?

詰城跡から尾根伝いに、さらに登っていくと南曲輪にあたる鐘突堂跡へ

ココまで登ると周りの山々の景色が美しい!

南曲輪から一旦下がって本丸跡へ

↑本丸跡

本丸跡は周囲を土塁で囲まれているようだ。

本丸跡と堀切で隔たれた矢倉跡と呼ばれる曲輪から見える山並みは

先日の高見山に三峰山かな?

南北朝時代の山城なので規模は大きくはなく、

1000人の家臣団が入城したら、一杯だったんだろうな・・・

北畠神社に参拝してみると

境内のイチョウの紅葉がちょうど見頃でした。

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楠木正成首塚

2022-11-13 16:50:05 | 歴史

大阪に出張の折

泊まっていたホテルの地図を見ていて

気になった場所を見つけた!

それは「楠木正成の首塚」!

首塚のある徳蔵寺はホテルから、すぐ近所の場所なので、

朝食後に行ってみました。

う~ん・・・もうちょっと綺麗に管理しておいてほしい・・・

まぁ、管理具合は置いておいて

太平記において京都で晒された後に観心寺に葬られたとされる正成の首は

ココの説明書きでは正成の部下が持ち去って

この辺りに埋められたということらしい・・・

こんな説があったなんて知らんかったなぁ~

まだまだ記録されることが少ない時代のこと

本当のことはわかりませんよねぇ~

五輪塔は五輪塔と呼べないような姿になってしまっているけれど、

もう少し、大事にしてもらいたいなぁ(笑)

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粥見井尻遺跡

2021-10-20 22:29:59 | 歴史

R368とR166が交差する松阪の粥見の丁字路

突き当りの空き地が粥見井尻遺跡駐車場となっているのが

車で走るたびに気になっていたので、

昼間に近くに寄ったときに行ってみました。

突き当りにある駐車場は第二駐車場で遺跡まで歩かないといけないようなので

茶畑の真ん中にある第一駐車場に車を止めて

案内通りに歩くと

ちょうどR368の高架下にありました。

今まで近くを走っていても、この場所は見えませんからね!

竪穴式住居も復元されています。

これが車窓から見えていれば、もっと早くここを訪れていたはず・・・

知りませんでしたが、

この場所から日本最古級の土偶が発見されたらしいです!

土偶が最古級なら、ここの竪穴式住居も古い形なのだそうです。

竪穴式住居に古いも新しいもあるのか?と思っていたのですが、

古いものは単純に三角錐状に木を束ねただけのもので、

新しいものは梁などの骨組みが内部にあるそうです。

調べてみると知らなかったことが一杯ですね(笑)

土偶も初期のものは女性の上半身のような形のものばかりなんですよね・・・

頭部だけなら分かりますが、上半身だけですからね!

これにも何か意味がありそうですよね!

文字もない時代の事ですから想像することは出来ても、

永遠に謎のままなんでしょうが・・・

古代のミステリーは興味が尽きません!

 

 

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五輪坊 下津浦

2021-10-18 20:55:18 | 歴史

ある日の事

釣りをしようと釣り場を求めて

五ヶ所湾周辺を車で探索していると

R260の旧道でお堂と案内板を見つけて寄ってみました。

道路を挟んでお堂と鳥居

案内板には五輪坊とあります。

取り敢えず、お堂の中を覗いてみたのですが、よく分かりません・・・

鳥居をくぐって先に進んでみます。

墓地でしょうか?

古い宝篋印塔が出てきました。

メインの場所には五輪塔

この五輪塔が名前の由来なのでしょうかね?

国道がきれいに整備されて、人が通らなくなると、

旧道沿いのこういったものは忘れ去られていくのかもしれません・・・

 

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本居宣長奥墓

2021-08-17 22:28:42 | 歴史

松阪からの帰り道

以前から気になっていた本居宣長奥墓へ!

案内板の通りに進んでいくと

ちょっとした駐車場に着きました。

この辺りも森林公園になっているようなのですが、

奥墓への参道が立派すぎて、ちょっと驚いた!

有名人だけど殿様や皇籍があるわけでもないのに立派すぎませんか?

先の見えない石段を登っていくと

妙楽寺というお寺でした。

な~んだ!

立派な参道は、このお寺のものでしたか!と思っていたら

さらに先があった・・・

えっ!やっぱり奥墓の立派な参道があるのですね!

しっかり登って行くと

ちょっとしたピークの場所にそれはありました。

へ~!

今では、ここが本墓で麓のは参拝用なのですね

やっぱり立派だなぁ~

そう言えば松阪城城主の墓ってどこにあるんだろう?

 

後で気が付いたのですが、

奥墓のすぐ近くまで車で登れるようになっていました。

残念!

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