ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

伊勢西国三十三所観音巡礼 北勢地区つづき

2024-12-10 23:00:28 | 歴史

伊勢西国三十三所巡礼の続きに行ってきました!

最初に向かったのは第三十番安渡寺

寺の前が崖のような坂になっていて非常に見晴らしの良い境内

境内からは想像もつきませんが、本尊の聖観音像は平安時代のもの

本堂を覗いてみましたが小さな厨子の中にある様で

お姿を拝むことはかないませんでした。

 

お次は第三十三番多度観音堂へ

多度大社に隣接するお堂

ここに来ると、いつも多度大社前の有料駐車場に車を停めてしまい

奥にある無料駐車場を見て「しまった!」と思ってしまうんですよね・・・

寺号を多度山宝雲寺とするそうで、大きなお寺だったそうですが、

信長に攻められ、ほとんどの堂宇を失ったそうです。

 

お次は第二十九番聖寶寺へ

藤原岳のふもとにあるお寺で紅葉が有名なので

この日も多くの参拝客で賑わっていました。

銀杏をいただきました!

 

お次は元二十六番慈眼寺へ

集落の一番奥まったところにある。

近くに杉谷城もあって、杉谷善住坊の出自に関わっているかもしれない

この辺りは、また時間を見つけて散策してみたい

 

この日の最後に元二十五番尾高山観音堂へ

近くにキャンプ場や乗馬場などがあり、リゾート地になっている。

お寺への参道もすごく綺麗!

本堂は六角堂

こちらも非常に古い歴史を持ち、大きな寺だったそうですが、

信長に焼かれたそうで、今はこじんまりとした境内になっています。

境内の奥から尾高山~釈迦ヶ岳に登るハイキング道になっているので

また、そのうちに登ってみたいですね!

 

これで看板を見つけられなかったお寺は抜きにして

伊勢西国三十三所観音巡礼は残すところ金剛證寺のみになりました!

 

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伊勢西国三十三所観音巡礼 北勢地区つづき

2024-11-24 14:32:37 | 歴史

桑名城の後

まだ時間があったので巡礼の続きを少しでも廻っておくことにしました。

行ったのは番外の大福田寺!

伊勢山田にあったと伝えられるお寺で参拝客も多そう・・・

本堂隣の歓喜天が奉られているお堂で福袋をいただきました!

なんだか良いことがありそう!

次は近くの第三十一番勧学寺へ!

行基の草創と伝えられるお寺

矢田城という城跡にあります。

銀杏の紅葉はもう少し・・・

最後にもう一寺!第三十二番飛鳥寺!

着いた時にはもう暗かった!

面白そうな境内でしたが、真っ暗なので早々に退散!

この日の巡礼は、ここまでにして帰路についたのですが、

専修寺でプロジェクトマッピングのイベントをしていたので

帰る前に寄ってみることにしました!

つづく!

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伊勢西国三十三所観音巡礼 北勢地区

2024-11-22 23:02:12 | 歴史

先日に続いて

伊勢西国三十三所観音巡礼の北勢地区へ!

まずは第二十五番勅願院観音寺

同じ三重県といっても、まぁ遠い(笑)

家から二時間以上かかりました。

真新しい墓地の駐車場に車を停めて

門に向かう・・・

竜宮型楼門というそうだ。知らなかった・・・

お次は第二十六番垂坂山観音寺へ

住宅街が広がる中で、この周辺だけ取り残されたように田舎の風景

重文指定の元三大師像など、見たい仏像がたくさんあるのですが、

拝観は次の機会に・・・

ちなみに元三大師というのは天台座主だった良源のことらしい

境内の奥には西国三十三所巡礼が出来るようになっていたり

敷地をぐるっと回れる遊歩道があったり盛りだくさんでした。

お次は第二十八番宝性寺へ

東海道に参道が伸びているのですが、東海道自体も狭いし

隣の長明寺の駐車場への道はもっと狭かった・・・

大きなお寺だったそうですが、長島一揆の時代に焼けたそうです。

お隣の長明寺も元は蒔田館という平氏の城だったそうで

今でも堀が残っています。

お次は第二十七番長興寺へ

近鉄とJRの線路に挟まれた市街地の中にあるお寺で

二階建ての近代的な建物になっていました。

↑本堂の一階横にある十六羅漢の石像

とりあえず、この日の伊勢西国三十三所観音巡りは、

ここまでにして、この後は桑名城跡へ行くことにしました。

つづく

 

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伊勢西国三十三所霊場 中勢地区のつづき

2024-11-21 21:59:45 | 歴史

伊勢西国三十三所観音巡礼のつづき

中勢地区の残っていた第二十番林光寺へ!

亀山城址からナビの案内通りに行くと

なぜか?細い道を進まされて、

お寺の裏に案内されてしまった・・・

午後五時前だったのでサッと参拝させていただきました。

残りは北勢地区の12ヵ寺と金剛證寺のみ

QRコードを見つけられなかった正福寺と千福寺はどうしようかな?(笑)

 

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伊勢西国三十三所観音巡礼 中勢地区編

2024-11-09 16:15:04 | 歴史

伊勢西国三十三所巡りのつづき

今回は中勢地区を廻りました。

まず最初は第十三番の津の千手院賢明寺へ

立派な仁王門が出迎えてくれます。

行基が開創と伝えられるお寺

↑板状の石製五輪塔

お次は第十五番長谷寺へ!

先日の近長谷寺に対して遠長谷寺と呼ばれるお寺

こちらには藤堂高虎が朝鮮から持ち帰ったとされる石造仏があります。

どのような石仏なのか?楽しみにしていたのですが、

この日はあいにく出張中らしく、毘沙門天像しかありませんでした。

↑この石は何だろう?

お次は第十四番観音寺へ!

津市のド真ん中にあるお寺

津観音と呼ばれ、

津の町はこのお寺を中心に出来たんじゃないかな(笑)

津の大空襲にも耐えた地蔵様!

お次は第十七番初馬寺へ!

こちらも津の市街地にあるお寺です。

聖徳太子祈願所とされるお寺です。

お次は第十六番密蔵院へ!

津駅西口のすぐ近くにあるお寺!

藤堂高虎の息子高次によって創立されたお寺

お山巡りも出来るらしいですが、この日は雨なので断念しました。

お次は第十九番子安観音寺へ!

狭い道を抜けていくと立派な楼門

この日は七五三参りの家族連れが多数おられました。

歴史資料館などもあるので、また今度・・・

お次は第十八番府南寺へ!

↑立派なのに裏門

↑近代的な仁王門

聖徳太子の創建と伝わるお寺なのですが、

この時は雨が強くなってきて境内が水浸し

早々に退散しました・・・

お次は元十九番蓮光寺へ!

こちらには良い感じの楼鍾門がありました。

法要中のようでした。

↑キリシタン灯籠

お次は第二十一番円福寺へ!

平成七年に火災にあって多くの寺宝を失ったらしい

コンクリート造りの経堂は市の管理になっているそうだ。

お次は第二十二番宗徳寺へ!

ナビに従って進んでいくと、ものすごく細い道になって

不安になり車でお寺まで登ることを断念!

途中の空き地に車を止めさせてもらいました。

雨が止んだで振り返ると

大きな虹がかかっていました!

お次は第二十三番野登寺へ!

門前の小さな駐車場に車を停めさせていただきました。

野登寺には上寺と下寺という二つの境内があり、

こちらは下寺になります。

上寺はさらに山の上にあるということで

またの機会に訪ねてみたいと思います。

お次は第二十四番荒神山観音寺へ!

小学生が遠足に来てそうな感じのお寺

境内は広く、裏山は清水の次郎長の吉良の仁吉で有名な伊勢の荒神山である。

時間切れで、この日の巡礼はここでおしまい!

中勢地区にはもう一つ第二十番林光寺が残っているの次の機会に・・・

 

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伊勢西国三十三所霊場

2024-10-25 17:26:59 | 歴史

伊勢西国三十三所観音巡礼というアプリがあります。

伊勢西国三十三所霊場をめぐり、QRコードなどを読み込むことで

自身で撮った写真などもアップしながら参拝記録が作れるというアプリ

そんなアプリがあるなら時間の取れる日に巡ってみようと思い立ち、

早速、近場から行ってみました!

まずは番外の正福寺!

いつ見ても立派な門です!

↑隠し伊勢エビ!

境内をウロチョロしたのですが、

QRコードのある看板が見つからないので先へ!

お次は第六番金胎寺!

本堂は修復中の様子・・・

QRコードのある看板を見つけました!

これを探して巡ります!

お次は第一番太江寺!

っと!その前に猿田彦石!

調べても謂れも何も出てこない・・・

猿田彦神が降り立った岩とかでしょうかね?

なかなか立派な門がお出迎え

宿坊があったり、ペット霊園があったりで訪れる人は多そうです。

お次は第三番松尾観音寺!

この日は縁日が開かれていました。

基本、本堂内は写真撮影不可だけど床板に現れた龍だけは可!

お次は第五番中山寺!

駐車場の前を車でよく通っていましたが、

こんなお寺だとは知りませんでした。

お次は第七番宝林寺!

田んぼに囲まれた集落の中にあるお寺

山田奉行所のあった集落にあるので

大岡越前も来ていたかも・・・(笑)

この日の最後は第四番田宮寺!

サニーロード沿いの石碑に名前があるので、

以前から気になっていたお寺

地名にも残るほどの寺で

廃仏毀釈以前は、かなりの規模のお寺だったことが偲ばれます。

この日は、ここまでで順番にこだわることもなく

クルマで行きやすいところを巡ってみました!

番外の正福寺ではQRコードの看板を見つけられなかったので

後日また伺いたいと思います。

また、第二番金剛証寺は伊勢志摩スカイラインをわざわざ走るのも何なので

朝熊山に登るついでに伺うつもりにしておきます。

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隠岡遺跡公園

2024-10-24 20:29:38 | 歴史

伊勢の隠岡遺跡公園に行ってきました。

倭姫命の陵墓参考地のすぐ隣の丘にある

弥生時代の竪穴式住居と

平安時代のものと思われる掘立柱式の建物跡がある複合遺跡

竪穴式住居は復元されていて

掘立柱式の建物跡は柱の位置だけ解るようになっていました。

宝塚古墳に見学に行ってから、囲形家形埴輪のことが気になっていて

どこかから囲型と同じような塀を持った建物跡が見つからないものかと

願っているのですが、どうなんでしょう(笑)

 

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春雨遭難の地

2024-10-09 22:00:29 | 歴史

十一面観音発祥の地があった岬のもう一つ隣の岬が菅崎半島で

的矢湾の入り口にあたります。

日本初の国産駆逐艦で日本海海戦にも参加した春雨が沈没したところです。

まともに舗装されていない細い道を車で登っていくと

半島の先端は公園として整備されていて遭難の碑がたっています。

まだまともな天気予報が無かった時代・・・

当時の400トンクラスの駆逐艦では荒天に勝てなかったんですね・・・

まぁ太平洋戦争時でもアメリカの艦隊がフィリピン沖で台風に直撃され

日本軍の攻撃よりも被害が出たなんていう話もありますし、

自然の力は偉大です!

↑向かいに見えるのは安乗埼灯台

手前の海に浮かぶ石碑の場所あたりが沈没地点らしい・・・合掌!

 

 

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京都府立山城郷土資料館

2024-09-14 15:04:11 | 歴史

出張に行く途中に

R163沿いにある京都府立山城郷土資料館に寄り道!

R163からは見えないので知りませんでしたが、

行ってみるとすごく立派な施設で驚きました!

入館料を支払い、いざ潜入!

展示内容はその名の通り

郷土資料としての遺跡や古墳からの出土物と名産のお茶に関する物

なぜか?撮影不可だったのと

ちょうど特別展示の準備中だったのが残念!

建物の屋上から裏に登ると千両岩古墳群を見学できるとのことで行ってみる。

崩れそうな竪穴式住居が一棟・・・

肝心の古墳群は一周してみたが案内が見つからず・・・

小さな盛り上がりが何ケ所かあったので

おそらくは小さな円墳がいくつかあるのかと想像(笑)

場所が場所なので奈良時代あたりの役人のお墓なのでしょうかね?

この資料館で興味を引いたのはこっち↓

大阪城の残石!

徳川時代の大阪城改築の時のもの

近くの河原にも放置された石が残念石として残っています。

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津市香良洲歴史資料館

2024-07-28 00:31:42 | 歴史

津市にある津市香良洲歴史資料館に行ってきました!

先日、「松阪市文化財センター はにわ館」に行った時に

まだまだ行ったことのない資料館があると思い、

調べてみたところ、検索に引っ掛かりました!(笑)

それも私の知識欲にピッタリの予科練に関する資料館だったのでビックリ!

本当になぜ今まで知らなかったんだろう?

そんな自分にビックリです!(笑)

知ってしまったからには、いてもたってもいられずに

仕事後の寄り道というには距離がありすぎましたが、

平日の空いた時間に行ってきました!

入口の門も当時のものでしょうか?風格があります!

なんでも、このあたりに三重海軍航空隊があり

予科練の基礎訓練が行われていたそうです。

海軍航空隊の基地といっても飛行場があった場所ではないので

あまり知っている人が多くないのかもしれません・・・

入口付近にも飛行機の主翼の残骸が何の説明書きも無く置かれています。

今まで私のアンテナに引っ掛からなかった資料館なので

なんとなく勝手に残念資料館のイメージを持っていたのですが、

入館した瞬間にそのイメージは覆されました。

ちなみに入館は無料です。

この時、入館者が私一人だったこともあり、

館の職員の方が軽く説明をしてくださりましたが、

私の視線は目の前に置かれた栄エンジンに!(笑)

これだけでも来た甲斐があったというもの!

その他にも色んな当時のものが展示されています。

↑プロペラのトップにつけるスピナー部は未使用品?

あとは予科練の資料館ということで

特攻隊として散った隊員の遺書や遺品なども展示されていました。

 

実は私の父も終戦間際に予科練に入隊していたのですが

生前に詳しいことは聞けず仕舞いでした。

どこの航空隊で訓練を受けていたのか知りませんが、

敗色濃厚となっていた時期で、

訓練らしい訓練はなされなかったのでしょうかね?

終戦時は仙台か?どこか?で穴ばっかり掘っていたそうです。

予科練の制服を着た当時の父の写真が一枚だけ残っています。

↑父 

夏用の制服姿です。

↑同じアルバムに貼ってあった写真ですが、どなたか?解りません!

階級章などから考えると当時の上官ですかね?

当時は写真を交換する風習があったように聞いています。

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