町石道をそれて下っていきます。
ほどなくのどかな風景の広がる集落にある舗装された道路に出てきました。
案内板の方向に進むと鳥居が見えてきました。
丹生都比売神社です!
知らなかったんですが紀伊の国の一宮はここなんですね!
てっきり那智大社あたりが一宮なんだろうと思っていました。
現在ではすごく不便な場所なのですが当時はそれなりに栄えた土地だったんでしょうかねぇ?
主要な社殿は当然のように重文指定です。
大きな春日造の本殿が四棟並んでいるのですが、修理中で楼門より先に行けなかったのでよく見れません・・・
本殿は春日造のものの中では最大級なのだそうで、なんでもこの本殿の内部にさらに春日造の建造物が収められているらしい・・・うう・・・見たい・・・
社殿の左側は空き地になっているのですが、神宮寺の跡なのだそうで、北条政子寄進の多宝塔などがあったそうです。
う~ん・・・残っていれば国宝なのに・・・
今は石塔だけが建っているのですが、この石塔もよそから移されてきたものなのだそうです。
ところで先日新聞に国宝と重文の区別をなくそうとする動きがあるらしいのですが、どうなるんでしょう・・・?
今の国宝だけでも巡りきれていないのに・・・重文までとなるともうお手上げですww
旧国宝的な名称で巡り続けるか・・・
でも旧国宝なんてそれこそ今の重文みたいだし・・・
う~~ん・・・