ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

甲山大師 神呪寺

2012-05-23 23:07:26 | 仏像

五月十八日

仕事の合間に甲山大師神呪寺に行っていました。

甲山・・・一度登ってみないといけないなぁ~と思いつつ、いつでも登れるだろうという気持ちも強くて・・・

この日は年に一度の秘仏の御開帳の日なのだそうで人が多そう・・・

参道が甲山に向かってまっすぐ伸びる!

普通に考えてお寺よりも神社にふさわしいような立地・・・

でも広田神社と神呪寺の関係はあんまり無さそう・・・

石階段を登ったところに四つのお堂が横一列に並んでいるのですが、そのそれぞれに重文指定の仏像が収められているという、何とも贅沢な造り・・・

石階段を登った真正面にあって、ひときわ大きくて立派なお堂が本堂になります。

↑本堂

本堂に重文指定の如意輪観音像が安置されていて、今日がその開帳日!

↑大師堂

左端にある大師堂の横から入れるようになっていて、それぞれの仏像をすぐ近くから拝むことが出来ました。

本尊の如意輪観音はよくある六臂の坐像なんですが、膝を立てずに胡坐をかくという如意輪観音としては変わった座り方の像でした。

境内の右手奥に多宝塔が建っていて、この横から甲山へ登れるようです。

まぁそのうちにね・・・

 

 

 

 

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白山町 成願寺

2012-05-21 20:56:06 | 歴史

実はルーブル彫刻美術館へ行く前に白山町郷土資料館というのを見つけちょっと寄り道しておりました。

平日なのでめったにお客さんがいないのか?節電のために電気を切っておられるらしく、私が入場すると職員の方があわてて電灯をつけて回られました。

なんだか申し訳ない・・・

どんな展示があるか?興味津々!

意外に館内は広く、展示物も多かったのですが

よくある資料館で、これといったものは残念ながら見当たらず・・・

ちょっと気になったのが近くにあるという紀貫之の墓と一枚の仏像のパンフレット!

さっそく墓の方に行ってみました!

見つけるのに苦労しました・・・それにしても有名人の墓にしては寂しいし扱いが悪い・・・

よく案内を読むとこの墓は紀貫之の本当の墓ではなくて後世に紀貫之を偲んで造られたものなのだそうだ・・・まぁ、こんな扱いになるのは当然ですね!

パンフレットの方には町内の古い仏像が紹介されています。

その中で成願寺と言う寺の阿弥陀如来像に目を奪われたのです。

中品中生印を結んだ座像なのですが、座禅を組んでいるのでなく、普通に蓮華台に腰掛けているのです。

なんとも奇妙なお姿です・・・

ちょっと気になって、ルーブル彫刻美術館のあとでその成願寺に寄るだけよってみました。

なかなか面白そうなお寺です。

私が行った時はちょうど五時の鐘を突いておられた時でした。

仏像と涅槃図が重要文化財に指定されているらしい・・・

一度ゆっくり拝観させてもらおう。

この日の最後は疲れを癒しに近くの温泉へ!

↑猪の倉温泉

駐車場のすぐ横に展望台がありました。

登ってみたけど・・・そんなに良い展望は無い・・・

下を見るとアスレチックコースが見えるだけ・・・?

これ↑を見て楽しいか?

おかしいな?と一度戻って案内板を見直す・・・

風力発電・・・

なるほど天気が悪くてよく解らなかったけど遠くの山の峯沿いに風力発電の風車が何基も勢いよく回っているではありませんか!

温泉の露天風呂からも見えたけれど視力の悪い私にはほぼ心眼で見るレベル!

風車よりも山から湧き出る雲の雄大さに目を奪われました!

温泉は平日で人も少なかったし、食堂は広いし、休憩室もあって快適だったのですが、露天風呂に行くまでに扉を開けて歩いていくのが寒かったのと、サウナが小さくてテレビが無かったのが残念でした!

 

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ルーブル彫刻美術館

2012-05-20 20:50:35 | その他

お次はこちら↓

ルーブル彫刻美術館です!

受付に行くとさっきの人が待ち構えておられましたww

入り口の二体のでかい像を見ると内部も相当広いのではないかと思っていたのですが、そうでもなかったww

入ってまずは

ツタンカーメンの黄金のマスク

レプリカ!

ココの収蔵物は実物から型をとられたレプリカでほぼ埋め尽くされていてルーブルに行かなくても行った気になれるのが売りらしい・・・

ん?

でもツタンカーメン王のマスクはカイロにあるはず・・・

しょっぱなから不安になってきました・・・

中央にはでかい千手観音が鎮座しております!

まぁ、ルーブルにも仏像はあるでしょう・・・

↑実物大ミロのビーナス

この辺りは正当ですねぇ~

↑ナポレオンのデスマスク

建物は中央部分が吹き抜けの二階建てになっていまして入り口は二階部分になります。

案内に従い一階に降りると・・・

学校の美術室にあったようなギリシャ彫刻のレプリカが所狭しと並んでおります・・・

レプリカだと思ってしまうと一体一体を細かく見る気が沸いてこないのはナゼ・・・

そんな一階の片隅にまたもや仏像・・・

最近、特に人気の阿修羅像!

本物よりずぅ~~とデカイし、顔が変・・・

こちら↑は弥勒菩薩に大日如来!

どちらもモデルが想像つきますww

展示を見ていくとどうもルーブルから離れていくようにしか思えません・・・

取り敢えず有名どころのレプリカを置いとけば良いんじゃない!って感じ・・・

こうなるとロゼッタストーン辺りもあるんじゃないの?と思っていたら

ありました!ww

どうやら期待を裏切ることはないようです・・・

とはいってもこのルーブル彫刻美術館は本家ルーブル美術館の姉妹館として公式に認められているのです。

どうです!すごいでしょう~?

どんだけ金を払ったんでしょうねぇ~

お布施の力でしょうか?ww

まぁ、みなさん!ココに来るときは覚悟を決めて来てください!

それと割引券をどこかで手に入れられてから行くことをお勧めします・・・

 

 

 

 

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大観音寺

2012-05-19 19:11:45 | 仏像

近鉄大阪線に乗っていると榊原温泉口という駅があるのですが、駅の外を見るとなんとも怪しいギリシャ風の像とピラミッドが目に入ります・・・

う~~ん

あ・や・し・い!

見るからにバブル時代の名残か?パチンコ屋にしか見えません!

いつかは行ってみたい!そう思っていたのですが・・・

やっとというかついに、その時が訪れてしまいましたww

その日、伊勢に行った帰りに時間があったので、ゆっくり帰ろうと高速にのらずに下道で帰ることしたのです。

走っていて見つけたのが黄金の大観音像の文字・・・

つい、黄金の文字に目が眩み、否、魅せられてしまいましたww

行ってみると、そこは以前から気になっていたあの怪しい場所だったのでした!

しかし、駅から黄金の大観音像なんて見えなかったけどなぁ~?と思いつつ、取り敢えず駐車場に車を入れて辺りを見渡すと・・・

なぁ~るほど!

電車から見えていた怪しい場所は観音像のある寺の付属施設だったのです!

これは!ますます・・・

あ・や・し・い!ではありませんか!ww

駐車場に人がいないので、まずは怪しいピラミッド風の建物の受付に行ってみることにしました。

そうすると、このピラミッド風の建物はルーブル彫刻美術館と言うもので黄金の大観音像は大観音寺というお寺らしい・・・

あぁ~!ピラミッド風の建物はルーブルを模したものだったんだ!と妙に納得!

入場料は美術館が1500円!大観音寺が1000円!両方だと2000円という・・・ちょっと躊躇してしまう金額だった!ww

どっかに割引券でもないかと思わず周りを見渡したものの、そんなものが入場口においてあるはずも無くあきらめて2000円を支払うことに・・・

閉館まであまり時間が無かったこともあるのか?受付の人が妙に恐縮しておられる・・・

そんなにひどい施設なんだろうか?

余計に興味を持ってしまった!ww

受付の人のお勧め通りにまずは寺の方から参ることに・・・

お寺の受付に行くと何百円相当だかのコインを貰えるのですが、拝観料が高額なだけに何の足しにも思えないww

境内(といっていいのか?)に入るとそこは・・・

いわゆるパラダイス!

不思議!

アンド

金ピカ!

遠くに大観音像!

金ピカではないものもありました・・・

大観音像の両脇に並ぶ像の中でなぜか弁才天だけが素っ裸!

琵琶の奥が気になってしまいますww

↑お釈迦様の手

乗れなかったのが残念!

お福?おかめじゃないの?

そんな中でなぜか二箇所もあった四国八十八箇所のお砂踏み霊場・・・

お砂踏みというか仏足を模した銅版を踏むのでちょっと痛い・・・

外に出てもパラダイス・・・

お金がかかっているのが解るだけに残念度が高かった・・・というかココ、お寺なんですよね?

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地黄城址

2012-05-17 23:37:39 | 歴史

真如寺のある地黄という所は真如寺の創建に貢献した能勢氏の収める土地でお城もありました。

明治になって上知されるまで城が存在していたそうで建物は失われていますが石垣が綺麗に残っていて一目で城跡とわかります。

そんな地黄城址ですが、江戸時代初期に造られたものであるからなのか?

平城でお堀も無く、それほど強固な感じには見えません・・・

現在、城跡は学校になっているのですが、城跡だったことを誇るように石碑が建っていました!

 

すぐ近くには地黄城の前身ともいえる丸山城址もあるそうです。

そちらは平山城で石垣などは残っていないそうです。

まぁ、私はお城マニアではなく、なろうとも思っていないので、城郭についての細かな説明はここでストップ!

 

地黄城の向かいに古い公会堂がありました。

↑地黄公会堂

中を覗くと今も使われていそうです。

特に説明板などが無いのでよく解りませんが文化財登録されていないようなので、それほど古いものではないのかもしれません。

う~ん・・・それにしても、このまま埋もれてしまうにはもったいないような建物です!

 

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妙見山 奥の院

2012-05-16 22:58:21 | 歴史

妙見山には小さい頃に何度も行ったのですが、奥の院には行ったことがありませんでした。

いや、当時は存在すら知らなかったのですが、数年前にひょんなことからその存在を知り、一度は行ってみたいと思っていたのです・・・

GWのある日、ようやく足を運ぶことになりました。

これまた知らなかったのですが、妙見山は真如寺という地黄にあるお寺の飛び地境内なんだそうです。

今回、私はどのルートで行こうか?と考えた挙句に一番体に負担がないと思われるww地黄にある真如寺から登ることにしました。

本当はもっと近くまで車でも行けるのですが、一度その道を通ったことがあり、痛い目に合っているのと、車を止める場所がないので真如寺の駐車場を借りるのが一番近くて安全です。

真如寺の駐車場からテクテク登っていくとまず一つ目のお寺があります。

持経寺↑

こちらは法華宗のお寺です。

このすぐ上に真如寺がありました。

日蓮宗のお寺である。

創建はそれほど古いものではなくて1600年となっている。

奥の院への道はこちら↑から

七面山の名は身延からきているんでしょう。

うちの祖父が身延の近くの出なのでなんだか繋がりを感じます。

ここから山道を約20分・・・

奥の院に到着です!

十字の印は北極星?

頂上にあたる場所には石碑が建っていました。

う~ん・・・

自分で楽な道を選んだもののちょっと物足りない・・・

やっぱり妙見山から歩かないといけないかなぁ~

そうなると車では行けないので電車で行くことになるし・・・

さぁ・・・どうしよう・・・

まぁ、しばらくは行かなくても良いかな!ww

 

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テルマエ・ロマエ

2012-05-15 23:14:30 | 映画・エキストラ

評判のテルマエ・ロマエを見に行った。

なるほど!

ローマ人がタイムスリップするお風呂の映画ということは知っていたんですが、こういうストーリーでしたか!

うーん・・・

なんだ・・・

ふざけてますねぇ~

いい感じに・・・

藤山寛美のようなお涙頂戴も無く、吉本新喜劇のような悪ふざけだらけでもない

見終わった後には軽い爽快感のある映画でした。

まぁ、わざわざ映画にする必要のある内容だったのかと言えば微妙なところ・・・

映画館で見るより、DVDで寝っ転がってみたほうが良い映画かも・・・

映画の中で印象的な銭湯と温泉が出てくるのですが、ロケ地の銭湯は東京にある稲荷湯、温泉は滝のある露天風呂が大滝温泉天城荘で古びた温泉旅館は那須の北温泉旅館というところらしい・・・

全部に行ってみたいですが、遠いところばかりだし、今は人が多いんでしょうねぇ・・・

忘れた頃に行くことにしよう・・・

 

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豊潮丸

2012-05-14 22:31:38 | その他

大和ミュージアム・てつのくじら館のすぐ近所には母校の練習船基地があります。

私がいた頃は自衛隊の基地しかなかったし、車・バスで送り迎えがあったので場所もハッキリ記憶してなかったのですが、駅の近所ですごく便利な良い場所にあったんだなぁ~と感心してしまいました。

ちょうど職員の方が居られたので写真を撮らせてもらうために中に入らせてもらいました!

職員の方もなんとなく顔を覚えているので当時お世話になった方だったのかも・・・

↑豊潮丸

どうですか?

なかなかカッコいい船でしょう?

といっても現在の豊潮丸は四代目でして、私が学生時代に乗ったのは三代目・・・

色は変わっていませんwwが随分とカッコ良くなった気がします。

三代目は漁船に近い感じでしたが四代目は見るからに調査船って感じがします・・・

 

この船、実は最新式の推進装置を搭載していまして、車で言うとPHV車のような感じで電気でモーターを動かして動くんです。

舵もプロペラ自体の向きを変えて旋回するというすごいモノになっています。

う~ん・・・これで航海してみたい!

きっと中も随分と快適になっているんだろうなぁ~

練習船の隣には変わった船が係留してありました。

船というかボートというか・・・

てつのくじら館で教えてもらったんですが、じつはこれ!

機雷掃海用!

自走も出来るんですが奥にある船を母船として活動するんだそうです。

自衛隊も色々とゴクロウサマです・・・

 

 

 

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大和ミュージアム つづき

2012-05-13 20:46:59 | その他

大和ミュージアムには館外にも展示があります。

↑しんかい

600mまで潜れたそうです。

何よりも小松左京の日本沈没にでてくる深海調査艇のモデルなんですよねぇ~

↑きんせい

懐かしい人には懐かしい水中翼船!

学生のときに愛媛に里帰りする友達なんかがこれを利用していたので、これが展示されてるなんて自分も年を食ったんだなぁ~と妙に実感しましたww

こちら↑は大和の実物大を再現したところ・・・

残念ながらイマイチ実感できません・・・ww

せめて艦橋の高さを再現してほしかった。

↑戦艦陸奥のスクリューと主舵!

さすがにデカイ!

↑陸奥の主砲

陸奥は謎の爆発で沈没したんですよねぇ~

この主砲も実戦で使われることはほとんど無かったらしい・・・

では戦艦なんて必要なかったのかというとそうとも言い切れず・・・

う~ん・・・考えさせられます。

 

 

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大和ミュージアム

2012-05-12 20:01:00 | その他

呉に行った時の続きです!

今度は大和ミュージアムへ!

出来たときから行ける日を楽しみにしていたんですよねぇ~ココ

やっとくることが出来ました!

これ↑が大和の1/10スケール

最終艤装

まぁ、これ以外にも色々見るところがありまして、正直、とても空き時間を利用して見て廻れるといった感じではありません!

隣の部屋には

回天↑

う~ん・・・さすがにまともな乗り物とは到底思えません!

↑特殊潜航艇

こちらはまだマトモと言うかちゃんとした兵器に見えます・・・

そして

↑ゼロ戦

六二型ですよ!

零式艦上戦闘機の最終量産型です。

操縦席の真下に吊るされるのが増槽ではなくて爆弾になっているんですよねぇ・・・

琵琶湖に不時着した機体なんだそうです。

などなど・・・

時間があればゆっくり細部まで見たり、ビデオを見たりも出来るんですが・・・

この日は仕事があったので駆け足での見学になってしまいました。

 

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