ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

GOF CD:Chapter 8: The Quidditch World Cup

2004-09-18 21:52:42 | ハリポタ4巻
今日も5巻既読前提です(汗)
**GOF映画ネタバレ噂話を含みます。注意。***

Weasley父さんが取ってもらった席は,なんと,貴賓席でした。これはびっくり。同席者は,魔法大臣Fudge,ブルガリアの首相,Malfoy一家,Crouch氏,Bagman氏と,名だたるメンバーです。もしかしてこれは,Weasley父さん,近い将来偉い人になるという暗示かも。

さて,ここで,HarryはみすぼらしいHouse-elfを見かけます。一瞬,Dobbyかと思って声をかけますが,実はCrouch家のHouse-elf,Winkyでした。聞けば彼女は主人の為に席をキープしている様子。でも指定席じゃないんでしょうかね? それにしても,Dobbyは本音では主人に仕える事をよく思ってなかったようですが,Winkyはちょっと考え方が違うようです。この,DobbyとWinkyの考えの違いは,後々,HarryやRonを悩ませる原因になりますね。(苦笑)

Malfoy氏,またまたHermioneを見て何か企んでいるような顔ですが,魔法大臣の目の前ではさすがに黙っているというのは気に入りませんね。結局大した悪党じゃないのでしょうね。Luciusの妻,Narcissa Malfoy登場。5巻でわかりますが,実はSiriusの従姉にあたり,Black家美人3人姉妹の1人です。

ふと思ったのですが,映画GOFには,Dursley家は登場しないと聞いてますので,Voldemortの登場シーンから,いきなりこのワールドカップに来るのでしょうかね?

さていよいよ試合の始まり‥‥と,その前に,ブルガリア,アイルランド双方のマスコットが紹介されます。Harryはブルガリアのマスコット,Veelaにほとんど我を忘れ,Hermioneに呆れられます。この時のHarryって何かの伏線なんでしょうか?(汗)
‥で,試合開始。今までのQuidditchのシーンって,全てこの試合の為の伏線にすぎなかったのではないかと思うほど,素晴らしい試合です。(そりゃそうだ,ワールドカップ,それも決勝ですものね) 実況役のBagman氏も名前しか言えないというほどの凄いスピード。

試合の方は,結局,Viktor KrumがSnitchを掴んだ事で終了。しかし,勝利はアイルランド側に。つまり,双子が前の章でやっていたBagmanとの賭けは,見事当たりです。HermioneのViktor Krumへの印象が少し変わってきました。

Rev. 9/19 Narcissaは長女ではない。多分末娘


TOEIC860:Month1 Week2

2004-09-18 08:28:12 | 英語・TOEIC
第2週のプロジェクト終了。サンフランシスコへの転勤を言い渡された男性が奥さんと一緒に新居を探すという物語。それにしても家のレンタル料,お安くありませんね。平均的な子供2人の家庭に必要な,ベッドルーム3つ,ガレージ2つ規模だと,安くて$3,000程度? ため息じゃなくて鼻息出ちゃいます(笑)。
ところで,最近,はたと思ったのですが,この講座,リスニングと,リーディング(単純に,読み)の鍛錬には役に立ちそうですが,肝心要の私のニガテなパートⅤ,Ⅵの訓練は大丈夫なのか?(汗)
確かに,リスニングと,リーディングは最近調子いいです。ハリポタCDでは本を読んだ当時(2年位前)わからなかった事(実はキャンプ場に変なテントが一杯出現していたというのがわかってなかったり)までわかったし,ROTK読書では次々と勘違い(療病院でAragornはPippinを抱っこしたんだと思ってたり,Witch-kingの悲鳴がMordorまで聞こえたと思ってたり)が明るみに出たし(笑)



Underageっていつまで?

2004-09-17 23:51:42 | ハリポタ全般・J.K.Rowling
ハリポタ読んでていつも不思議に思うのですが,魔法使いのUnderageっていつまでなんでしょう? Harryが5年生になる前の夏休みは,Patronus Charmやって捕まったんで,当然まだという事ですよね。でも,同じ年にFredとGeorgeはApparationをやっているので,彼らはその時はもうUnderageじゃなかったって事ですよね。

普通に考えたら,ある一定の年齢に達する事でしょうか。FredとGeorgeが7年生になる夏休みに魔法を使えたという事を考えると,それは,Triwizard Tournamentの出場資格にもなっていた,17才の誕生日っぽいです。もしそうだとすれば,Harryは7巻の冒頭ではまだUnderageという事になり,そのギリギリの隙間を巡って何か一悶着ありそうですね。

ただ,魔法を使う事が許される,という観点で考えると,O.W.L.という線も考えられます。Ordinary Wizarding Levelという位だから,これを取ったら一人前っぽいです。この場合は,実際に効力を持つのは,9月に学校に戻ってからという事でしょうかね。




GOF CD:Chapter 7: Bagman and Grouch

2004-09-17 22:31:18 | ハリポタ4巻
Harry達はWcup会場に隣接するキャンプ場に到着しました。

実はこの章,会話が多くて,すごく難しかったよ~(汗)前,指輪物語の原書の難しさは,セリフにあると書いた事がありますが,ハリポタも一緒。そーいえば,難しい本と言えばシェークスピアですが,アレなんか全編セリフだもんね。(笑) やはり,会話はノンネイティブにとって最大のネックなのか!?

とりあえず‥‥
キャンプ場には変なテントが一杯。楽しそうでいいですね。
Weasleyさん達もテントを張ります。Harryはキャンプをした事がないと言いつつも,ほとんどHermioneと一緒に実作業。でも出来上がったテントは,外見はともかく,中身Muggleのテントと飛び切り違います。Ministryのお友達から借りたというテント,中はネコ臭!(ってどんな臭いだ?)そして何故かMrs.Figgさんちを思い出させるとか。はっきり書いてあるわけではないけど,ここで多くの人は,実はMrs.FiggはMuggleでないという事を悟ったですね。女子テントはネコ臭くないようです。(笑)

一回りしたHarry達はいろんな魔法使いを見ます。Hogwartsのお友達や先輩,だけでなく,世界中から集まってきた魔法使いを見ます。Harryは自分が外国に慣れてない事に気がつくんですね。もっとも,帰国子女でもない限り,特別な環境でない限りは,日本人の私達でも,14才位だったらそんなもんでしょう。

Harry達は今度はおみやげを発掘。Viktor Krumについての,Hermioneの第1印象"grumpy!"がおかしいです。

戻ってくると,HarryはMinistryの人達を何人か見ます。おや,Department of MysteriesのBodeさんですよ~♪

そこへApparation組到着,そして噂のBagman氏登場。日本人が彼を見たら,間違いなくクレージーな○○タイガースファンと思う事でしょうね!(笑)wasp(スズメバチ)ってトラ縞,か。(爆)それにしても,困ったオジサンですね。全然周りに気を遣わないと言うか。Malfoy氏みたいなのがMinistryで幅を利かすのも困りますが,この人も困りますね。もっとも,スターという事なので,しょうがないのでしょうかね。
そして,Crouch氏も登場。Harry,彼のMuggleスタイルは完璧と感心します。でもネ,Harry,君も3年間魔法使いの世界で暮らしてついにボケたか? Muggleはキャンプ場に銀行マネージャスタイルで来ないって!(爆)

Harry,10GalleonするOmniocularsをRonとHemioneにドーンと買ってあげちゃうんですね。14才にとっては結構なお金と思いますが。。


ROTK読書:同期を楽しむ

2004-09-17 21:46:30 | Tolkien・LOTR
The End of the Third Age:Chapter 1: The Tower of Cirith Ungol続き
この辺りからクライマックスの滅びの山にかけては,話の進みも遅く,なかなか読むのが辛い所ですが,1つお楽しみを見つけました。
(その前に)ホビットらしく,こんな場面でも食べ物への興味をしっかりを見せるフロドとサムですが,モルドールのオークと言えどもまともな物を食べているんだろうと考えるサム
they have to live like other creatures.

のセリフにトールキンさんの,どんな生物に対してもの優しさが伺えてよいです。

ここで,フロドはオーク達が自分の荷物をどのようにしたかを話すのですが,
But they've taken Faramir's food.

ぼーっと読んでいたらそのまま見過ごす所でした。実は彼等は,TTTで十字路の手前でファラミアと別れた後,度々彼の事を思い出しているんですね。1度目はミナス・モルグルでアングマールの魔王の出陣を前にして,これを彼に知らせる事ができないと嘆くフロド。2度目は,シェロブとの戦いの最中,彼からおみやげにもらった杖が折れてしまったと。アラゴルンやガンダルフやメリーやピピンの事よりよっぽどたくさん思い出しているんですよ。そんなに大将の事を好きなのか? いや~,違うでしょう。(爆)
既にご存知の方ごめんなさい。実は,彼らがファラミアを思い出す事によって,ミナス・ティリスと同期を取っているんですね。フロド達がアングマールの魔王の出陣を見たのはおそらく,(映画とは時間がずれていますが)ファラミアが父の無理難題を飲んでミナス・ティリスを出た辺りの事でしょう。そして,杖が折れてしまったのは,彼が怪我をした時です。
そういう目で見ると,今回のこのフロドのセリフが意味するのは,この時は,ファラミアがラス・ディネンに連れて行かれてしまった頃という事です。

説明が長くなりましたが,いよいよフロドとサム,オーク姿になりきって,キリス・ウンゴルの塔を脱出です。


The End of the Third Age:Chapter 2: The Land of Shadow
また呼び鈴が鳴ってしまいました。ナズグルが1匹,様子を見に来ましたが,とにかくキリス・ウンゴルの塔の追手に見つからないよう,フロド,サムは先を急ぎます。
フロドはもう限界です。オークの鎧は彼には重すぎます。しかし彼は動けるうちはとにかく先を目指さなくてはなりません。
I haven't a hope left. But I have to go on trying to get to the Mountain as long as I can move.

こんなに重い重荷を背負って,なおかつ止まる事の許されないキャラって他にいたでしょうか? しかし,それでも進まなくてはいけないのです。

この時サムは,ミナス・ティリスの鶏や,ペレンノールの北側にいたセオデンや,アンドゥインを溯上中のレゴラスと同じ物を感じます。
Look at it, Mr. Frodo! Look at it! The wind's changed. Something's happening. He's not having it all his ow way. His darkness is breaking upout in the world there. I wish I could see what is gong on!


ここで,私は勘違いしていた事を白状しなくてはなりません。(汗;)フロドとサムはここでアングマールの魔王の断末魔の叫びを聞いたんだと,ずーっと思っていたのですが,‥‥違った~~。彼等が聞いたのは,彼の悲報を告げにバラド=ドゥアに飛ぶ,別のナズグルの声でした。(いくら何でもやっぱここまでは聞こえないのか‥)

しばらくして彼等は休憩を取ります。
they ate the half of what remained in Sam's bag of Faramir's provision: some dried fruit, and a small slip of cured meat.

これもまた同期信号(笑)ですね。この時ファラミアがアラゴルンに救われたのでしょう。ついでにもう1つ,
Sam saw a white star twinkle for a while. the beauty of it smote his heart, as he looked up out of the forsaken land, and hope return to him.

星はゴンドールを象徴する物の1つです。hopeはアラゴルンの幼名エステルの意味する物。ついに王様がゴンドールに戻ってきました。

いつの間にこんな噂が‥‥

2004-09-17 00:19:51 | ハリポタ6巻
***またハリポタ6巻に関する噂要注意***
そして5巻既読前提話です。

え?このタイミングでですか。あ~~,でも確かに,そうかもしれません。
(隠し文字)<ここから>6巻で新しい魔法大臣登場?<ここまで>

真面目に考えると一体どなたなのでしょうね。
Amelia Bonesさんなどは有力ではないでしょうか?

今,Arthur Weasleyさんですか? それはどうでしょうねぇ・・・・

まさかD.U.さんはなしですよね



BBC版LOTR:Three hunters!

2004-09-16 23:23:57 | Tolkien・その他
今日はFOTRのクライマックスの所を聞きました。おりもおり,昼間はROTKの原書でサムがキリス・ウンゴルの塔でフロドを助ける所を読んでいたのですが,フロドから指輪を取り上げようとして我に返ったボロミアと,サムに指輪の事で暴言を吐いて我に返ったフロドと,ほとんど同じ事を言っていたんで,びっくりしました。(この下もしくはこちら

フロドがいないと聞いて,後先も考えずに飛び出すメリーとピピンがおバカっぽくてかわいい(メリーはおバカではありませんが(汗))ですが,この後彼らは指輪棄却以降まで会えないんですよね。

倒れているボロミアを見て話しかけるアラゴルンがすんごく優しい声。ふと気がつくと,ギムリは映画よりかなり知的に喋っているし,レゴラスはかなり難しい喋り方しているんですね。ここで彼らがまず西に向かった理由は,単にメリー,ピピンの為だけでなく,サルマンをなんとかしなくては,という意図もあったんですね。

アラゴルン,レゴラス,ギムリが,「Three hunters!」って雄叫びをあげる所,しょぼい(どう考えたって3人じゃしょぼいよね)けど,気に入りました。

Weasley家の安全について考える

2004-09-16 22:46:01 | ハリポタ6巻
***6巻に関する,超ヤバイ噂を含みます。要注意***
それとプラス,5巻既読前提のお話です。

6巻に関する超危険な噂(隠し文字)<ここから>
真偽のほどは明らかではありませんが,6巻ではWeasley兄妹の中の誰かが亡くなるという噂があります。考えたくない話ではありますが,ここで,両親も含め,Weasley一家の危険度をチェックします。
<ここまで>

・基本
Weasley家には,実は基本的に「大変心配」な事があります。それは,実は彼らがVoldemortの「忠実」な下僕と,長い間一緒に暮らしていたという事です。はい,Scabbersの事です。これについて,この一家がどの位注意を払っているか,は重要なポイントになると思います。

・Arthur
5巻では間一髪でした。1度危機を乗り越えたからって,今後の安全が保証されるなんて事は全然ありません。それどころか,Ministryにはアヤシイ場所がたくさんあるという事がわかったし,子供達が比較的簡単に入れたりとか警備の甘さもバレてしまいました。(汗) という事でMinistryは相変わらず危険が一杯です。彼は今後ますます気をつけて行動しなくてはなりません。

・Molly
最近にわかに彼女の近親者の過去の悲劇がクローズアップされてます。それって6巻以降,結構ポイントになるのでしょうね。彼女に関して特に心配なのは,昼間,Burrowに1人でいる事が多いという事です。Scabbersもそうですが,他にもいろいろアブナイ人はいるので,守りがちゃんとできているかどうかがポイントです。

・Bill
彼はイギリスに帰ってきているという事は,現在のお勤め先は,Diagon AlleyのGringottsなのでしょうか? そこは安全な場所ですが,Harryが入学する前に泥棒が入っていますね。今後また誰かが泥棒に入る事があるかもしれません。もしこんな所に潜り込めるような魔法使いと,遭遇したりでもしたら危ないです。

・Charlie
彼の仕事自体が危険なので,それだけでリスク高いです。それに彼が常駐するRumaniaはVoldemortの隠れ家としていた所でもありますので,ちょっと心配ですね。

・Percy
Weasley家の中でも特に危険信号点滅中なのが彼ですね。思い込みの激しい彼が,Ministryのアブナイ人達と接触する危険も一杯なのに,家族の他のメンバーから隔離されているという事が超心配の種です。彼はSiriusの事やScabbersの事すらまだ知らない確率が高いです。しかも彼は元々Scabbersを飼っていました。これはかなりヤバイです。

・Fred & George
一見危険とは無縁に思えますが,彼らは4巻で,Dudleyに意地悪な悪戯をしたり,Cedricに挨拶しなかったり,Bagmanを恐喝したりと,アブナイ面も見せています。6巻は安全なHogwartsを離れての活躍が期待されるので,気をつけて行動して頂きたいですね。

・Ron
彼は,Harryに近い所にいるという事で,Percyと並んで危険度が高いです。3年の時などはSiriusに枕元に立たれてしまいましたもんね。(笑) Siriusが悪い人でなくてホントにラッキーです。そうでなくてもWormtailをずっと抱いて寝ていたんですから。(げっ) Harryに何かあれば直接助太刀をするという可能性も大ですので,ちょっと注意する必要があります。

・Ginny
彼女は,Hogwartsに入学した年に,Tom Riddleの記憶に乗っ取られたという恐ろしい経験があります。しかもあの秘密の部屋を開けられるのは,Slytherinの後継者ですが,彼女が実際それをやっているというのがこわいです。

・まとめ
こうして見ると,Weasley家って結構あぶない状況にいるような気がします。



GOF CD:Chapter 6: The Portkey

2004-09-16 22:36:15 | ハリポタ4巻
本日は5巻既読大前提で行きます。(汗)

3巻では,自分の1番怖いものに化けるBoggartを笑い飛ばす呪文"Riddickulus"や,幸せを念じる事で恐ろしいDementor(dementという動詞には理性を奪うという意味があります)を追い払うPatronus Charmを勉強しましたが,4巻では実用的で今後の話にもよく使われる魔法がたくさん出てきますね。

で,早くもこの章でさっそく幾つか勉強しなくてはなりません。

まずいきなり(章名)出てきました。Portkeyです。UK版の出版者のホームページにある辞書には
Object that transports wizards to a prearranged place.
と書いてあります。「あらかじめ決められた(prearranged)場所」へ行くための移動手段ですね。(おっ,とても適切な表現だ)underage(未成年)の子供達はApparationを使えないので,これを使ってWorld Cup会場に行きます。一見,原始的な移動手段のようですが,これはHogwartsの中でも使える多分唯一の移動手段という意味では,とても重要な魔法です。

次に,魔法使いの最もポピュラーな移動手段,Apparationです。一応3巻で既出ですが,ここで始めてちゃんと説明があります。資格試験があるんですね。(5巻にはその試験を管轄するApparation Test Centreというセクションがちらっと出てきますね)Charlieは2度目にやっと合格,Percyはつい最近取ったばかり,だそうです。‥‥お~っと~!,皆さん,気が付かれましたか? Fred & Georgeは翌年,まだHogwarts在学中に取ってますね。彼らは少なくてもこの点ではCharlieやPercyより優秀なんですね。これは,お母さん,心配しなくても大丈夫ですよ!と言ってあげたいですね!

Molly母さん,GeorgeからTon-Tongue Toffeeを没収,"Accio!" (Summoning Charm)です。これはもう,この後至る所に出てきますね。また数々の人気シーン,‥‥数々のって,‥‥4巻のHarryのDragonと,5巻のF&G出奔シーン位ですが(笑),‥にも「とても印象的」に使われてますね!
昨日の所で書くのを忘れましたが,Ton-Tongue Toffeeって英語で「タン♪タン♪タフィ♪」(表記的には「トン・トング・トフィー」なんですが)と聞こえる語感がめちゃめちゃ楽しいです♪

全然関係ない話ですが,「ドラえもん」って中国語では「トン♪ティン♪タン♪」って言うのだそうです。弾むように言うのがコツ。

さて,「Portkey置き場」にやってきたArthur父さんと,Fred,George,Ron,Ginny,Harry,Hermioneですが,ここでDiggory親子に遭遇。お父さんは3巻で「お世話になった」Ministryの"Regulation and Control of Magical Creatures"部門にお勤めですか。FredとGeorge,Cedricに挨拶しないのはお行儀悪いです。(怒) しかし,Harryに向かって,Diggoryお父さんちょっと恥ずかしいよ~。(困)



ROTK読書:It's real, It's me. I've come.

2004-09-16 22:27:50 | Tolkien・LOTR
The End of the Third Age:Chapter 1: The Tower of Cirith Ungol続き
今日の所は,一部映画にも入っているのですが,原作と味わいが全然違います。映画しか観た事のない人には特におすすめ,というか,読んでおくべき,と言うべきかな。

シャグラトの行いを云々している暇はありません。彼はあっという間にサムのいる方へ。。サムは開き直ってつらぬき丸を抜き,構えました。‥‥すると,エルフの剣の力が効いたのでしょうか,意外にも,シャグラトは驚いて逃げてしまいました。

シャグラトが仲間を連れてくる心配はありますが,それよりフロドを見つけるのが先と判断したサム,さらに塔の上に上がります。
He cared no linger for Shagrat or Snaga or any other orc that was ever spawned. He longed only for his master, for one sight of his face or one touch of his hand.


しかし,もうそれ以上上に行く階段を見つけられなくなってしまいました。なんとか見つけようと捜し回りますが階段は見つかりません。ここで彼はシャイアの歌を歌い出しました。(この状況で歌うというのがすごい)歌う事によってまた少し希望を取り戻すサム。
彼はふと,歌に反応するかすかな声を聞きます。
その時,サムは彼を煽る1匹のオーク(スナガです)を発見。スナガは梯子を持ってます。上に上がる方法を見つけたサムは思わず梯子を上がると‥‥

スナガが何かの上にまたがって痛めつけようとしています。サムはすぐさまつらぬき丸でスナガを刺し殺しました。彼はついにフロドを発見したのです。フロドはぼろきれの上に全裸でうずくまっていました。しかも脇には鞭で打たれたみみず腫れ。久しぶりに会ったのに,想像を絶するその姿に,思わずサムと一緒に,
tears almost blinding him.

これは夢なのかと尋ねるフロドにサム,
You're not dreaming at all, Master. It's real, It's me. I've come.

サムは何か気持ちを表わさなくてはと思い,
He kissed Frodo's forehead.

(えっ,こんなの映画にないよっ;)

ところが,感動的な再会シーンが,一転。全てを奪われてしまったと嘆くフロドに,サムは,彼を安心させるつもりで,指輪を差し出します。しかしその時サムはフロドに何かおかしな変化を見ました。彼は
If it's too hard a job, I could share it with you, maybe?
と提案するのですが‥‥,フロドにはこの時,サムが貪欲なオークに見えたそうです。
No, no! No you won't, you thief!

しかし,それは痛々しく悲しげな顔をしたサムでした。

前の巻を読んでいた時,プロの兵隊さんや王様や大将だって怖い時は怖くて,後ろを向いてしまう事もある,と表現される様子を見て,リアリティがあっていいなあと思ったのですが,全くのしろうとのフロドとサムが,怖いのは当たり前なのに,どんなに怖くたって,後ろを向く事もできないし,恐ろしいものから目をそらす事もできないし,またそれを,人と分け合う事すらできないんですね。
O Sam! What have I said? What have I done? Forgive me! After all you have done. It is the horrible power of the Ring. I wish it had never, never, been found. But don't mind me, Sam. I must carry the burden to the end. It can't be altered. You can't come between me and this doom.

こんな状況が続いたら,人間壊れてしまうでしょう。これもまた指輪のこわ~い所なんだなあと,思いました。
それにしてもこの太字の部分,実はパルス・ガレンでボロミアがフロドに言った事と,ほとんど同じです。(汗~;)

気を取り直したサム,フロド様に着る物を探しに行きます。なるべく小さいオークのものをかき集めてきました。

Run!Run!Run!