今朝は、昨日の入道雲が天蓋となって、陽が射さないので涼しい。数多の雀の囀りは、曇天の重い空気にモノトーンで押し付けがましい。その音のカーペットを越えて届くのは、鋭いムシクイ族の囀りである。強弱拍が明快なリズムとなっているので、四拍子系で採譜出来そうだ。これがブラック・キャップ(Sylvia atricapilla)とすると、オリヴィエ・メシアンの採譜でオルガン曲「サクラメントのための曲集」の素材となっている。
最後の二音が下降音形となっていたのが、午後になって空が少し明るくなってくると、同音反復もしくは休止で(その後復活して連符となって装飾まで付いて)終止するようになった。全体の基本モティーフも五通りほどあって(滑らかになって)、時間の経過とともにより多くのパターンが組み合わされて、明らかに短・減音程から長・増音程がより多く耳に付くようになる。その間、気温の変化は殆んどなかったが何処からともなくレスポンスが返ってくる。
天候が良くて窓を開け広げ、町でも高い屋根の上で過ごしていると、囀りがあらゆる方向から響いてくる。道を挟んだ嘗て鳥の巣があった大木が切られたこともあり、野鳥の減少を覚悟していたがそうはならなかった。大屋根につけた鳩除けの針金も功を奏したか、逆に鳥の種類が増えた気がする。
深夜でも気温が高いと、周りの騒音が少ない分だけ、遠くから夜鳴き鳥やら山鳩やら多種多様な囀りが聞こえてくる。
参照:"cui-cui"-"pip-pip"/抽象的な言葉 [音] / 2004-11-08
最後の二音が下降音形となっていたのが、午後になって空が少し明るくなってくると、同音反復もしくは休止で(その後復活して連符となって装飾まで付いて)終止するようになった。全体の基本モティーフも五通りほどあって(滑らかになって)、時間の経過とともにより多くのパターンが組み合わされて、明らかに短・減音程から長・増音程がより多く耳に付くようになる。その間、気温の変化は殆んどなかったが何処からともなくレスポンスが返ってくる。
天候が良くて窓を開け広げ、町でも高い屋根の上で過ごしていると、囀りがあらゆる方向から響いてくる。道を挟んだ嘗て鳥の巣があった大木が切られたこともあり、野鳥の減少を覚悟していたがそうはならなかった。大屋根につけた鳩除けの針金も功を奏したか、逆に鳥の種類が増えた気がする。
深夜でも気温が高いと、周りの騒音が少ない分だけ、遠くから夜鳴き鳥やら山鳩やら多種多様な囀りが聞こえてくる。
参照:"cui-cui"-"pip-pip"/抽象的な言葉 [音] / 2004-11-08
ブログ、ゆっくり拝見させていただきます。
皆さん、飲めや歌えの賢者ばかりで恐れ入ります。