カウチポテトの用意に買い物に行く。百台から二百台に一台は、車の窓から国旗を出して走行している。以前よりも増えた気がする。こうした旗日は、家屋に垂らされる旗も含めて、四年に一度のワールドカップだけなのである。
新聞に興味ある写真が幾つか出ていた。一つは多文化が寄り添っているベルリンのクロイツベルク地区のアパートメントの写真である。最上階にはドイツの国旗が二件、そしてトーゴかどこかのイスラム教件の国旗、その下の回には参加していないに関わらずイスラエルの国旗、そしてエクアドルの国旗が生活臭を匂わせるベランダに吊るされている。もう一つの写真は、ドイツ国旗で体を巻きつけスタジアムでドイツチームを応援するチャドを被ったトルコ人の女性である。双方とも現状を示していると同時に、其々が属する帰属母体と自身の関係を様々に示唆している。
今回はトルコが参加していないので幾らか静かであるが、こうしてドイツが優勝を狙える態勢になってくると、俄然と盛り上がる。ゴール毎に空砲が撃たれていた。勝ちこす毎にだんだんと大砲となって行くのだろう。
何れにせよこれでドイツとアルジェンチンが戦うこととなった。スヴェーデンは今一つ良くなかったが、ドイツ選手の足元が安定していたのには驚いた。コンデションも良いようで最高のようだ。メキシコのシュートなども恐ろしかったが、結局技術的にも洗練されているアルジェンチンが技で勝敗を決した。
ミュンヘンからのライヴカメラ
オリンピックタワー
旧市街を望む
旧市街中央マリエン広場
ヴィクツアリエン広場
TV塔
動物園像の檻など
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