缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU142日目_Part1_平田牧場(とんかつ/二子玉川)

2009-07-20 18:08:27 | 食べ歩き
7/20(月)

いけそうな気がしたんだよね。

ホテルで普段、食べない朝ごはんを前にげんなりして言うのがオレ。
晩ごはんの無謀なコース料理を前にうんざりしながら言うのが嫁さん。

どっちにしたって一般的に見れば、たいした量ではない。
むしろ足りねえ、という男の方が多いはずだ。
しかし、だ。どうにもならんのだ。これが。

お昼前に家を出て二子玉川へ。
玉川島屋のセール最終日で、嫁さんが服を見たい、と。
ただ、その前にお昼ごはんだよねえ、となるのは当然のこと。
希望を聞くと、とんかつ、ときた。
うへっ、となる訳だけれど、まあ、希望はかなえてやろう。
ただ、揚げ物だったら天ぷらでもいいじゃん、
天つゆで油が落ちて少しは喰いやすくなるし、と多少の抵抗は試みる。
しかし、だ。
エビは天ぷらじゃなくて、フライなんだよねえ!
愛知県民のDNAが、嫁さんにそう言わせる。

しょうがないので本館の平田牧場へ。
メニューを見て、海老フライじゃない!がっつり肉を食べないと!!
嫁さんがこともなげにそう宣言する。
ただ、メニューに「平田牧場特撰膳」なるものを発見する。
大海老フライ、しゃぶかつ、ひれかつの3点盛り、とある。

これだあ!

アホだろ、そんなに喰えるのか?
オレは知らんぞ、と心に決めて三元豚「厚切りロースかつ膳」にする。
しかし、これだってだいぶ無謀な感じがにじむ。

キャベツの浅漬けをつまみながら生ビールを飲み、
そしてゴマをすってソースを作ってるうちに巨大な皿が姿を現す。



「平田牧場特撰膳」である。
20cmオーバーのエビが恐ろしさを醸し出す。
嫁さんものけぞっている。
続けて「厚切りロースかつ膳」。



1.5cm厚のロースに無謀さを思い知らされる。
2人で笑う。
笑うしかないのだ、このボリュームには。

厚切りロースかつは、まずは塩で喰え、とあったので、塩で食べてみる。
いやあ、無理ですよ、豚の脂と揚げ油で死ねる、ホント。
ただ、肉自体はうまいし、脂の甘さもいい感じ。
ニンニクを使った辛めのソースにつけてみる。
ソースが勝ちすぎるか?
リンゴを使った甘めのソースにつけてみる。
これまたソースの圧勝。

どうすれば、トンカツってうまく喰えるんだろ?

しかし、敵は目の前の厚切りロースかつだけではない。
その向こうから、ひれかつとしゃぶかつが飛んでくる。
ひれは単純にうまい、衣がなければ、だけれど。
しゃぶかつは、薄切り肉で大葉をまいて揚げたもの。
ソースにはあわないような・・・醤油とわさびで喰えばそれなりかも。

そして愛知DNAもギブする大海老フライが飛んでくる。

オレも喰うの?
「いけそうな気がしたんだよねえ」
「あのさ、それ、最初からかつ類はオレが半分食べるって設定で、でしょ?」
「もちろん!」

その後、玉の中をぐるぐる歩き回ること3時間半。
18時過ぎた今でも、何も食べる気が起きない。
しかし、今日が賞味期限の卵が2個・・・
うーん。