缶詰だけど、それが何か?

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DoaU145日目_Part3_チリビーンズ_2

2009-07-23 23:55:25 | レシピ
キドニービーンズを下茹でしている間に、その他の準備。

フライパンにたっぷりとオリーブオイルを引き、
鷹の爪2個を半分に切ったものを投入。
強火で火を入れ、色が変わったら、みじん切りにしたタマネギ半分を入れる。
ふつふつとしたらとろ火に落とす。
みじん切りにしたニンニクを加えて、しばらく放置。

ホントは豚肉の固まりがいいんだけれど、今日はスパム。



いつが?そして何の?
さっぱりわからんSPAMの70周年缶パッカン!と開ける。
厚めに7枚に切り分け、4枚はそのまま冷凍。
3枚を賽の目に切り、タマネギのフライパンへ。



減塩25%だけれど、スパムからは塩が出るので、塩は控えめに。
ナツメグ、チリパウダー、クローブ、白コショウで調味する。
そのまま、とろ火で15分ぐらい放置する。

トマトの水煮缶を取り出す。
イタリア産なので、かなりてきとー。大中小、それぞれ1個。
大をみじん切りにしてフライパンへ。

ふつふつとしてきたら、キドニービーンズを茹でた水ごとフライパンへ。
ざっぐりと混ぜながら、火を入れる。

煮込みには不向きなので、フライパンから鍋に移す。



赤ワインと水をひたひたの倍ぐらいの量の水分にする。
オレガノ、ローズマリー、ローリエ、白コショウのホール8粒を加えて、とろ火で。

ひたすら煮込む。
ミディトマトがあったので、これまたみじん切りにして放り込む。
そして1時間半ぐらい経つとかなり凶暴な色になる。



強烈すぎる色だけれど、ほぼトマトのいろなのでビビることはない・・ハズだ。



タマネギとキドニービーンズの甘みが最初にくる。
そしてクローブのオヤジ臭さが次いでくる。
最後にやっぱり来た。ノドがひりつく。
白コショウにぶちあたると死ねる。

ただ、うまいにはうまい。
やっぱり缶詰とは違うなあ。

DoaU145日目_Part2_チリビーンズ_1

2009-07-23 23:13:47 | レシピ
16年ぐらい前、仕事でノースカロライナに行った。
総勢7名、2名はかなり特殊なのでほぼ別行動。5人で動き回った。
しかし、5人から1人減り、そしてまた1人。最終的に3人。
原因は当たり前のように食べ物である。

ノースカロライナは海産物が豊富な所なので、生でも食べられる。

数少ない寿司屋に入る。
彼らにとっては皿にあるものは全て食べられるもの。
わさびを器用に箸で持ち上げると、それを口へ。
「ぐぅーていすと」
アホだ、ホントに。

カニをバターソースに付けて食べると、これはホントにうまい。

しかし最悪だったのは、ケイジャン料理。
死にますよ、と言われながら、コーディネーターに連れていかれた。
ホント死ねる、てか、死んだ。

聞けば、奴隷制時代に腐りかけた肉しか食べられなかった黒人が
その臭みを感じないために唐辛子を死ぬほどかけて作ったものが始まりとか。

なので、半端ない辛さ。てか、無理。
ホントに喰えないものだった。

ただ、チリビーンズ、チリコンカンとかチリコンカルネと言われるものは別。
子供の頃に見た「刑事コロンボ」で
ピーター・フォークが昼ごはんにたべるのが、決まってチリビーンズ。
当時の日本にはなかっただろうし、どんな食べ物?
興味はつきなかったし、食べてみたいと思っていた。

その後、缶詰は食べていたけれど、ゼロから作るのは初めて。

まずはキドニービーンズを戻す。
あっという間に形状を変化させる。1時間後にはこうなる。



1.3倍ぐらいになる。すげえなあ。
そのまま8時間放置する。



長さ、幅、厚み、全てが倍。トータル8倍。呆れるぐらいのでかさ。
漬けていた水と一緒に、鍋に放り込む。さらに水も加えて強火にかける。
沸騰したら灰汁をひいて、豆がぐらぐら踊るぐらいの火加減に。
30分ぐらい下茹でしたら火を止める。



キドニービーンズと英語でいうから、なんだかそれっぽいけれど、
日本で言えば金時豆である。
これに砂糖をどばっと入れれば、餡ができあがる。
香りもそれっぽい感じ。
ただここから変身するのである。

DoaU145日目_Part1_青梗菜のオイスターソース炒め

2009-07-23 13:40:37 | レシピ
7/23(木)

青い菜っ葉なんて
からし菜だろうと高菜だろうと、いくらでもあるのに、
中華料理屋で「青菜」とは青梗菜のことである。
青菜炒めは青梗菜の炒め物だし、
青菜焼きそばは、それがかかってるだけだ。

先週の宅配野菜をあらかた片付けた、と思ってたら、
青梗菜が1株・・・さて、と。

青梗菜はばらばらにしたら、縦半分に切る。
ショウガ1cmをみじん切りに。
一昨日の夜の残りローストポーク2切れは千切りに。

フライパンにサラダ油をひいて、鷹の爪半分を入れたら、強火に。
ショウガを加えて、香りがたったら、ローストポークを。
青梗菜も加えて、葉の部分の色が変わったら、鶏ガラスープの素と水を。
ローストポークの漬け汁少々とオイスターソース少々を加えて煮込む。



水溶き片栗粉を加えて固まってきたら、ごま油をたらして火を止める。
たぶん5分もかからない。楽勝である。



オイスターソースがかかろうと、ショウガが入ろうと、
ローストポークのナツメグはまだ主張する。すげえなあ。

晩ごはんの仕込みはちゃくちゃくと進んでいる・・・
いや、ボウルの中身が頑張ってるだけだけど。