昨日「マンデラー自由への長い道ー」を見てきました。
アフリカン・ミュージックに興味を持ったのは、音楽の専門学校時代。
体から湧き出るリズム感と、魂の歌声。
一気に魅了されました
南アフリカのアパレルトヘイトを題材にした「サラフィナ」も見て、
強い衝撃と感銘を受けた。
そのときに知った、マンデラ氏の存在。
自由と平等の世界を作るために生涯を捧げた、南アフリカの英雄。
その優しい笑顔は、私にとっても英雄に。
この映画では、マンデラ氏の神的な部分だけでなく、
プライベートな人間的な部分も包み隠さず描かれている。
最初から非暴力ではなかったし、女性関係も色々あった。
でも、27年間の過酷な投獄生活の中でも、決して希望を忘れない不屈の精神。
みんなの平和と自由を勝ち取るために、
自分の家族との関係を犠牲にしなければ行けない孤独にも耐えたからこそ、
偉業を成し遂げた。
「生まれながらにして肌の色のせいで他者を憎むものなどいない。
人を恨む事は覚えるのだ。ならば愛する事を学べるはずだ。
なぜなら、愛というものは人の心にとってずっと自然だから」
この言葉が、深く響いてきました
現代も、憎み合う事がなくならないこの世界。
マンデラ氏のこの言葉を胸に、世界から少しでも争いがなくなりますように…
昨年95歳で亡くなられたマンデラ氏の冥福を心からお祈りします。
そして、その存在はますます偉大に、いつまでも永遠に…。
東京近郊では間もなく上映が終わってしまうかもしれませんが、
興味のある方は是非、足を運んでみて下さいね