ぽれぽれ日記

大泉学園にあるアロマテラピー・かっさサロン
「POLEPOLE」のセラピストによる、
ゆるーい日記(たまーに更新)

「漢方アロマオイル[軽(脾・胃経)]

2015-06-18 | アロマ・健康
梅雨まっただなか。

植物は、恵みの雨&土からの栄養をたっぷり吸収して、
ニョキニョキと成長する季節

人間に取っても潤う季節でもありますが、
脾は湿度を嫌うので、体が弱っていると
(脾・胃経→消化器系)を傷めてしまいます。

脾・胃経が弱まると
 下痢や便秘、お腹が張る、体が重だる~くなったり、むくみ、
 汗がべたつく、おりものが多くなったり、めやになどの症状が出てきます。

脾は、肺と心と協力して、気血水(エネルギー)を作る重要な源。
 
季節的(梅雨~夏にかけて)にケアしてあげる事、そして、
もともと体質として弱い方
(おおらかだけど、ちょっとした事でくよくよ悩んだり、肌が黄色みがかっている人に多い)は
通年を通してケアしてあげる事も必要です。 
(私はまさにこのタイプなのですが



今日は、春[理(肝・胆経)]に引き続き、
かっさで使用している漢方アロマオイル[軽(脾・胃経)]のご紹介。

「漢方アロマオイル」全般に関しては、こちらのブログを参考に。


          [軽(脾・胃経)]

 砂仁(シャニン)、陳皮、クラリセージ、薄荷
  (青字→生薬 緑字→精油)

砂仁…ショウガ科。乾燥した種子の塊。
    胃腸の働きを整え、お腹の張りを抑えてくれる。

陳皮…精油→フレッシュな果皮から抽出したオイルだが、
    こちらは、生薬としても使われる果皮を乾燥させたもの。

    気の巡りを良くして、消化を促進、お腹の張りやげっぷを抑えてくれる。
    余分な水分を排出し、痰を抑えてくれる。

クラリセージ…キク科。花と葉。
        不安な気持ちを和らげ、緊張をほぐして、元気にしてくれる。
        胃腸のけいれんや、お腹の張りを抑え、消化を促進してくれる。

薄荷…シソ科。茎葉。
    気の巡りを良くして、消化を促進、頭痛やめまいを抑えてくれる。

 単品の特徴はこんな感じですが、絶妙なブレンドによって、

胃痛や消化不良、疲れやストレスで弱まってしまった胃腸をいたわって、
 消化を促進してくれます。

「POLE POLE」では
●脾・胃経が弱まっている方のかっさのボディトリートメントに使用。
(その方の体質や症状に合わせ、五行[肝・心・脾・肺・腎]の中で弱まっている物を、
 3種類ぐらいブレンドしています)


 西洋アロマのみとひと味違う、奥行きのある香りを楽しみつつ、
 かっさのすっきり感を体感して頂ければと思います

 セルフケアに関しては、また明日…。
コメント
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