山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

旅行前夜

2007-08-23 23:23:28 | 未分類過去
明日から短い旅行に行ってきます。明日早朝に発ってあさっての夜帰ってきます。
それで、今夜はいろいろと準備をしなくちゃならない。
まあ、着替えなどは一枚持っていけばいいわけですが、出かける前は食器などを流しに漬けっ放しにしていくわけにはいかないと思うので、いつもしない家事を余計にすることになります。
食べ残しとか、生ものとかも、たった二日ですが、先に食べてしまおうとか、古いものは捨てなくちゃとか思うわけです。
次女が留守番しますが、ほとんど家にいない子なので、あんまりあてにはなりません。
ウサギの世話はしてくれるでしょう。

それでこういうときにムカつくのは、夫です。
だいたい、男というものは気楽なものです。ただ、ぐうたらしていればいいのです。
こっちは、夕方仕事から帰ってきて、夕飯を作り片付け、それからゴミの始末やら洗濯やら掃除やら準備やらを延々としているのに、ただ寝っころがってテレビを見ているのです。
しかも、夫は夜勤明けで午前中から家にいるのです。夜勤とは言っても夜はちゃんと寝ているのです。だから、全然疲れてなんかいないのです。

今日、私の仕事は暇だった。こんな暇なら休んでもよかったわけですが、パートタイマーにはどのくらい仕事が入っているのかもよくわかりません。
いつ仕事を頼まれるかもわからないから、なるべく休まないほうがいいと思っているのです。でも、最近は暇な日が多く、毎日過去のデータをもとにして、資料を作っているだけです。
ところが、この急がない単調な仕事が逆に恐ろしく疲れるわけです。
私が勤めている会社の仕事は、関連会社からの依頼で動くものだから、関連会社が動き出した後、しばらくして動きだすんでしょう。
他の会社のお盆休みが終わって、本格的に仕事が動き出してから、こっちに仕事が回ってくるんでしょうね。
社員さんも休みを取っている人が多いです。

もうすぐ夏もおしまい。
今日は、涼しくなり、朝は念願の雨も降りました。
夫は全然遊んでいないので、短い旅行くらい付き合ってやろうと思います。 


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芥川賞作品

2007-08-23 01:27:31 | 未分類過去
いつも、芥川賞受賞作品は読んでいないのだが、今年は読んでみようと思って「文藝春秋」を買ってきた。受賞作は「アサッテの人」というのだそうだ。
私は村上龍氏のメールマガジンJMMを配信してもらっているのだが、それの書評によると、村上龍氏はこの作品は好きではなく「主題歌」というのが気に入ったそうである。
文藝春秋は買ってきたものの、「アサッテの人」はまだ読んではいない。
まずは、選評などは読まずに読んでみようと思う。

ところで、このごろは村上龍氏にかなり関心を持っており、カンブリア宮殿などで垣間見せるとぼけた本音などもかわいらしく、しかし、世の中の目を見る目は鋭いと思い、一種のファンになっている。
かつて芥川賞を取った作家は芥川賞を選ぶ人間になっていることが多いようであり、村上龍もその一人であるが、そうなると村上龍という人間を知るのに「限りなく透明に近いブルー」を読まなくては、どうにも始まらないだろうと思うようになっていた。

それで、今日は「文藝春秋」とともに文庫本の「限りなく透明に近いブルー」を買ってきた。そして、こっちを1時間くらい読んだ。
う~ん、若者の退廃的な乱交シーンばかりが続くのでちょっとイヤになってきた。この後どうなるのか、とにかく読もうとは思っている。

2004年の芥川賞「蛇にピアス」は村上氏も高く評価しているようだ。これも私は読んでいないのだが、10代の終わりか20代くらいの世代でなければ書けないようなものらしい。
その年齢の感性というのは、独特のものがあると思うが、「限りなく透明に近いブルー」もそういう年齢で書かれた作品であり、それらが「芥川賞」というお墨つきをもらったということで、それによって文学作品としても動かぬ地位を得ている。
芥川賞というのは、新しい社会に新しく発生したような斬新的な作品が多いような気がするが、それを書いた作家も年齢を重ねるごとに社会人として知識人としてそれなりのような作品を書くようになっていき、若いころの奇抜な感じが失せていく。
村上龍氏も最近はまったく常識人のようになっており、作品もそれなりの内容になっている。石原慎太郎の「太陽の季節」なども当時は驚くような内容だったのだろうが、今の石原氏もまた、全く常識的な人となっている。でも、やはりどこか普通の年配者とは違う豪快さがあるなあとは思う。
尾崎豊の感性はすごかったが、もしおじさんになるまで生きていたら、また違う歌を歌ったはずだ。
なんだか、支離滅裂になってきたが、若い頃に書かれた鮮度の良い作品はそれなりの価値があると思うので、それにも目を通したいと思うわけだ。

ところで、村上龍の本を買おうと思うと、どの会社の文庫本が出ているかというので、本屋の中を探すことが多い。いろんな出版社から少しずつ出ているという感じだ。それで、一箇所にあまりたくさん並んでいるところを見たことがない。
「限りなく透明に近いブルー」も以前から探していたが、なかなか売っていなかった。
今日は、大きい本屋さんで講談社文庫の中に見つけた。
表紙は青く、うつむき加減の女の白い横顔のデザインとなっている。
誰が表紙を描いたのかと見てみると、「カバーデザイン 村上龍」と書いてある。
あれっ、龍さんって、絵なんか描けるんだ、と一瞬意外に思ったのちに笑ってしまった。
村上龍さんは、武蔵野美術大学中退でした!
こっちも本業になり得たじゃないですか。
なんか、絵が下手そうなイメージなんですけど、そんなわけないんだ。
しかし、表紙を眺めるにつけ、村上龍さんが描いたのかな~と思う。
やっぱり、ちょっとイメージと違う。

本当に面白い人です。
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