試験のために仕事をやめた人のことで思い出したんですが、昔同級生で同じようなタイプの人がいました。
とにかくものすごく頭がいいんです。性格も悪くはありません。偉そうでもなく親切でした。
でも、意外だったのは、修学旅行に行かなかったことです。
それから、理系だったけど、高3にもなると文系の科目を全部捨てていましたね。
もともとどんな科目もできる人ではあったけど、国立大学に進むという考えをあるとき捨てたんでしょうね。現役で私立の医学部に入ることにしたらしい。それで、本当に文系科目は最低限のことしかしないんです。
何が自分にとって必要か不要かっていう取捨選択がはっきりしてるんですね。
そのひとは今は医者になって、毎日診察に明け暮れているようです。
べつに医者の息子だったわけでもありません。
その人が、そのような生き方をして、立派な医者になり、収入もかなりあることは、その本人にとってもいいことだったわけだけど、その人が医者になってくれて、その人に診察してもらえるわけだから、社会にとってもよかったってことですよね。
でも、一般人にはなかなかそういう選択はできないもので、修学旅行に行くほうを選びますよね。
その医者になった人は、同窓会にも一度も出てきません。別に友達がいなかったわけでもありません。むしろ、友達には自分の意思で会うから、その他の大勢と宴会をする意義を感じないのかもしれません。修学旅行に行かなかったのも、都合のいい時に自分で旅行すればいいというような割りきりなんでしょうね。
今度会社を辞めた人も、資格試験の予備校のために、会社の宴会にはほとんど顔をだしませんでした。だからよけいに上司や同僚とのコミュニケーションがなくて、職場での信頼感や一体感を感じることができなかったのではないかとも思います。
頭もよくて人付き合いもよくて、なんでもできちゃう人っていうのはいないことはないと思うけど、本当に少ないんだろうなと思います。
とにかくものすごく頭がいいんです。性格も悪くはありません。偉そうでもなく親切でした。
でも、意外だったのは、修学旅行に行かなかったことです。
それから、理系だったけど、高3にもなると文系の科目を全部捨てていましたね。
もともとどんな科目もできる人ではあったけど、国立大学に進むという考えをあるとき捨てたんでしょうね。現役で私立の医学部に入ることにしたらしい。それで、本当に文系科目は最低限のことしかしないんです。
何が自分にとって必要か不要かっていう取捨選択がはっきりしてるんですね。
そのひとは今は医者になって、毎日診察に明け暮れているようです。
べつに医者の息子だったわけでもありません。
その人が、そのような生き方をして、立派な医者になり、収入もかなりあることは、その本人にとってもいいことだったわけだけど、その人が医者になってくれて、その人に診察してもらえるわけだから、社会にとってもよかったってことですよね。
でも、一般人にはなかなかそういう選択はできないもので、修学旅行に行くほうを選びますよね。
その医者になった人は、同窓会にも一度も出てきません。別に友達がいなかったわけでもありません。むしろ、友達には自分の意思で会うから、その他の大勢と宴会をする意義を感じないのかもしれません。修学旅行に行かなかったのも、都合のいい時に自分で旅行すればいいというような割りきりなんでしょうね。
今度会社を辞めた人も、資格試験の予備校のために、会社の宴会にはほとんど顔をだしませんでした。だからよけいに上司や同僚とのコミュニケーションがなくて、職場での信頼感や一体感を感じることができなかったのではないかとも思います。
頭もよくて人付き合いもよくて、なんでもできちゃう人っていうのはいないことはないと思うけど、本当に少ないんだろうなと思います。