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山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

同窓会について

2008-09-09 22:46:53 | 日記
なんだか、ひがみっぽいことばかり書いているようだけど、
ふと、同窓会のことを思い出した。

というのは、保坂和志の「途方にくれて人生論」を読んでいたところ、同窓会のことが書いてあったからだ。この人は私より3学年くらい年上だが、この文がちょうど3年位前のことを書いてあって、高校卒業後30周年の同窓会のことが書かれていた。
だから、それはちょうど私の今年と同じことになるわけだった。

同窓会っていうのは、なんか複雑だ。とても懐かしいのだけど、負の記憶ってのも再現される。そして、結局、あのころイヤだったことは何も変わってないということに気がついたりする。
たとえば、あんたなんか友達じゃないわよ、みたいな感じの空気がなんとなくただよっていて、高校時代には言葉も交わさなかったような人がいる。別に敵対していたわけではいが、タイプが違うって言うか、属するグループが違っていた人だ。
そういう人でも、同じクラスだったから、ちょっと話しかけてみたりする。
この間も、ちょうど駅から同窓会会場であるホテルまでの送迎バスが同じだった人たちがいた。そこである人にでくわし、その人が特に親しくはなかったが同じクラスだったという記憶があった。そこで、「あっ、○○さん、1年のとき同じクラスでしたよね」と声をかけると、「はあ」みたいなそっけない返事で、私はあなたに関わる気はないわ、のような無関心な態度のまま、上の空で自分の友人が来るのを待っているふうであった。一方、もともと名前も知らないが顔は見たことがあるような同窓生が、「○高の同窓会に行くんですよね、何組でした?私は○○です。」などと親しく接してくれたりしたものだ。そういうのは嬉しいのだが、そっけなくされた傷は後々までのこる、というか、そのときはあまり感じないものの、後になってじわじわと痛んできたりする。

そして、同窓会会場で、今何をしてますか、などとステージに呼び上げられた人が近況報告などを始める。これは友達が友達を呼んでいくので、活発な感じの同じ系統の人間が続いていく。
この間は、2次会で、その近況報告をもっとやろうではないか、という要望があり、今度は座っている順にマイクが回ってきた。
みんなそれぞれに話などしているので、聞いていない人も多い。
それでも、当時羽振りをきかせていたような類の人は何か話すことが多かった。一度ステージで話したのにまた同じようなことをしっかりと話す人さえいる。そして、マイクはいろいろな人にまわって行ったが、その中には何も言わずにマイクを次の人に渡してしまう人も多くなった。それは、聞いていない人も多いし、特に言うことはないとか、自分のようなものがなんか言っても誰も聞きたくはないだろう、などと考えるからである。そして、私の仲間たちや私にもマイクは回ってきたが、やっぱり黙って何も言わずに渡してしまった。どうしても控えめなんだよなあ。
だから、高校時代からずっと存在感がないんだよね。
私は友人にマイクを向けて、「ここにいるのは元○部の○○さんです。○○さん、今何をしてますか?」なんてやればよかったな、と後になって思ったけど、やっぱりそういうことをする柄じゃないんだな、私たちは。
ここにも、人間がいるんだよ、小さな花をさかせてるんだよって、自己PRも必要だよな、と反省しました。
きっと、こういうふうだから、「同じクラスでしたよね」って言ったときに、「あっ、○組でしょ?そうそう。一緒に行きましょ。」なんていう反応が得られないんでしょうね。
だから、次回の同窓会には、マイクが回ってきたらパスしないで、何か発言しようと思ったりもするのだが、一方でもう同窓会に行くのはよそうかな、なんて思ったりもするのだった。
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改善をめざす人

2008-09-09 20:00:57 | 日記
このごろ、ちょっとしたことを発見した。
低層人間の不満を理解し、それを改善しようとする人は、低層人間ではなく、むしろ上の層の人間かもしれないということだ。

このごろ、時たまフラストレーションを感じることに、
たとえば、パートタイマーはこんなにも働いているのに給料が安いんだ、とか
こぼした場合、
私と同じような低層な人間の反応として、
それはしかたがないパートなんだから。
どこの職場もパートはそんなもんよ。
そんなことを希望するほうがもともとおかしい。
そんなことを会社側に訴えるのはあなたがまちがってるんじゃない?
パートはパートらしく控えめにしなさいよ。
などということだった。

自分たちは低層人間なんだから、低層人間らしくあきらめろという意見だ。
あきらめのできない人間こそが見苦しいというかのようでもある。分不相応な希望を持ってはいけないのだそうだ。
その人たちは、自らの境遇を改善しようとする人間を軽蔑するかのような態度を露骨にあらわす。嘲笑さえする。
たとえば、有給休暇が取れないなどということを訴えた場合にも、「有給なんか取れないのはあたりまえよ。なにをたわけたこと言っているの」などという反応が返ってきてしまうわけだ。
「一日千円で暮らさなきゃならない」などというと、「千円あれば充分生きて行けるでしょ」などという返事さえ起こりかねない。
自分だって苦労している、あなただけ改善されるのは許せないわ。あなたもずっと苦労し続けなさいよ、ってなもんだ。私も地を這ってるんだからあなたも地を這い続けろよってことだ。

ところが、これがもっと上層のしかも善良な人に訴えた場合はどうなるか。
えっ、そんなに給料が安いんですか、それでは何にも買えないわね、とか、有給も取れないんじゃ、旅行にも行けないし、何の楽しみもないわねえ、本当に大変な境遇だわ、そんな生活は人間の生活とはいえないわ。なんとかしなくちゃいけないわねえ。
という反応になるわけだ。

だから、低層人間にはなんら救いの糸口はなく、むしろ立場の違う上層の人間に訴えたほうがいいのだ。
おい、パートの給料をもっとあげてやりなさい、てなことになるわけだ。

やっぱり、だめもとで訴えてみたほうがいいよ。

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悪夢

2008-09-09 15:58:51 | 日記
悪夢なんて書くと大げさだけど、このごろ立て続けに似たような夢を見た。
まず、最初に見た夢は、風船のようなものの中に人間が2人ずつ入っているのだ。
そのうちの1人は自分であって、そこはとても狭く、やっと2人の人間が横たわれる大きさであり、息苦しく、明らかに閉じ込められていて出る方法がない。
色のついた半透明のビニールの繭の中に入っているような感じだ。
なんで、こんな夢みたのかと思ったら、このあいだ24時間テレビで、ヘリウムの中に入ると音が変わるか、という実験をやっていて、楽団がまるごと大きな風船みたいなものの中に入っていた。実験結果は弦楽器の音は変わらず、管楽器の音だけ人間の声の変化と同様に異様に高くなっていたようだったが、それはともかく、その時に、あんな密閉空間に入るのはいやだなと思った。
ヘリウムガスというのは害もなく、あれは出入自由でもっとずっと大きいわけだったが、人が出してくれなければ出られないようなものの中に入るのはまっぴらごめんである。怪獣のかぶりものをかぶって、人がファスナーを開けてくれなければ脱げないなんてのも絶対いやだ。
たまにテレビ番組でそんなふうに人が狭いものの中にいれられるようなことをやっていたりするが、自分が入ってるときに何かあって、みんなが逃げちゃったらどうするのかと思う。

風船の中に自分が入っている夢の後に見た夢は、階段かなんかを上がって行くんだけど、出た先の天井が異様に低いのだ。いや、これはもうその階というよりも、戸棚の中という感じだろうか。屋根裏か天袋みたいな感じなんだが、まず、廊下に出ることができない。
つまり、その高さが人間の頭の幅よりもさらに低いのだ。昔よくあった便所の履き出し窓くらいの高さしかないわけだ。だからはいつくばってなんとかそこをくぐり、その後もずっとはっていかなくてはいけないわけだが、それがどこまで続くかも想像がつかない。
この圧迫感をこらえて耐えて何メートルか這っていけば、そこに広い空間があると知っているなら進めるだろう。しかし、そういう見込みは特にない。しかも、やっぱり最初のその履き出し窓くらいの高さの枠を通り抜けることは到底無理だと思い、それ以上進むことを断念したのだ。かといって戻ることもできそうもなく、もうそのままそこにいるしかないと思い、なんともいえない陰鬱な気分になったところで、目がさめた。

これが夢でよかった。
狭いところに閉じ込められるのは恐怖だ。
ぜったいに、ものの下敷きになったり閉じ込められて死ぬのはいやだ。
発狂してしまうだろう。
そういうときは、どうするのだろうか。冷静を保つのにはどうするのだろうか。
あきらめるか、それとも静かに神に祈るか。
そういうことが、地震のときなんかに実際に起こっているわけだ。
想像をするだに恐ろしい。

そして、目を覚まして、ふとウサギのケージを見ると、ウサギが閉じ込められているのだ。
私が閉じ込めているのだ。
このウサギは一生この中にいなくてはならない。ウサギは絶望にかられているのではなかろうか。一生同類の仲間にも会えず、こんなところに閉じ込められて、人間からもらう餌を食べてくらしている。人生を悲観しているかもしれない。
いや、動物は何にも考えていないかもしれない。
うん、たぶん、考えていない。ここから出られないと思って発狂しそうになんてなっていない。
なぜなら、あんなに食欲があるし、食べることを楽しみにしているではないか。
自分にはウサギという仲間がいることすら、考えたこともないだろう。
小さいとき他のウサギと一緒にいたことがあるはずだが、それを記憶として覚えているわけでもないだろう。
ケージの大きさは多少の余裕があるから、中で動き回ることもできる。
外に出して散歩をさせても、少し経つとケージを見上げて戻りたいな~って顔をするのだ。
あそこが、あの子にとっては住み慣れた安らぎの場所なんだ。

もし、私がこの家から出られないとしたらどうだろう。
一生、ここから一歩も出られないとしたら、どうか。
それでも、食べ物が届けられ、生命を脅かすものさえなければ、発狂まではしないだろう。
もし、そうとなれば家中の書物を隅から隅まで読んだりして時間をつぶすこともできる。
そうやって、何か知識を得たり楽しんだりできれば、それが自分の人生としてそれで満足できるのかもしれない。
だから、極端に狭い空間に不自然に閉じ込められない限りは、大丈夫だろうと思う。

目の前のウサギが苦痛そうだったら、私も苦痛だが、きっと苦痛ではないのだという結論に至った。
そして、とにかく、極端に狭いところに閉じ込められるような想像はしないことにした。
そんなことは忘れよう。

でも、なんでそんな夢ばかり見るのか。
何か打破できない精神状態を象徴しているのかもしれない。

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誰を選びたい?

2008-09-09 10:13:30 | 日記
今日は、用事があって会社を休みにしました。
昨日は仕事が少なくて、ずっとパソコンで資料をまとめていたから、ほとほとうんざりしました。今週忙しかったらどうしようかと思ったのですが、そんなわけで、仕事がすっからかんの状態で休めたのはラッキーでした。でも、昨日仕事が少なかったということは、今日は多いかもしれません。まあ、同僚に任せます。

このごろ話題になっているのは、やはり自民党の次期首相のことです。
私ははっきり言って、政治のことはよくわかりません。新聞なんかも読んでないので、何がどうのとか、詳しいことは書けません。でも、やっぱり気になるなあ。

候補者
1 麻生太郎 (幹事長)67 
2 与謝野馨 (経済財政担当相)70
3 小池百合子(元防衛相)56
4 石原伸晃(元政調会長)51
5 石破茂 (前防衛相)51
6 山本一太(前副外相)50
7 棚橋泰文(元科学技術担当相)45

最初は麻生さんでほぼ決まりかと思っていたのが、こんなにいっぱい出てくると、麻生さんにはなって欲しくない人が自民党の中にも結構いるようだ。
与謝野さんが出てきたあたりは、一応対抗馬を出して選挙を盛り上げるくらいな感じだったらしいが、若手の人たちは、古い人に任せてはおけないと出てきたのだろうか。

私自身の個人的な好みによれば、麻生さんや与謝野さんには、ほとんど興味がない。長年の政治家としての経験や力量はあるのだろうが、なんら魅力を感じない。
麻生さんは庶民感覚とかけ離れていると思うし、秋葉系なんか私は好きじゃない。
与謝野さんは消費税を上げるとか言ってる。貧乏人がこれ以上消費税を上げられては生活が困窮する。
小池百合子はキライ。なんか態度が偉そうだし、わがままそう。以前も防衛省で切れて、ほんなげてたことがあったと思うけど、この人こそ、「やってらんないわ!」「私が悪いんじゃなくて周りがなってない!」って感じでやめちゃいそうな感じだ。この人が首相になってうまくいくことは絶対にないような気がする。なんで、こんな人を祭り上げるのかわからない。
候補者の中では、なぜか麻生さん、与謝野さんに並んで貫禄があるように見えるけど、この人は今までいったいどんな功績があるのだろう。ただ女性だというだけ。首相に女性のメリットなんかない。特に女性だからということで、人気があるのはおかしいが、本人も女性であることを売りにしているのが、さらに変だと思う。
石原伸晃。候補者の中では、私はこの人が一番好きだ。首相になるのはまだ早い気がするが、腹黒くなく、熱意を持って取り組んでくれそうである。この人が、安いコーヒー店(ドトール・ベローチェ等)でお茶を飲んでいたのを目撃したと知人に聞いたことがあり、庶民の感覚に近いのではないかとも思った。
石破茂。落ち着いた感じで、物事をわかりやすく説明してくれるところはいい。人間として印象は悪くないけど、このスローなしゃべり方が少し気になる。ゆっくり話す人は、やることもゆっくりなような気がしてしまう。
山本一太。この人はかなり元気な人だ。個人的には嫌いではない。思ったことをずばずば言う。だから説得力がありインパクトがある。私はそこが好きであり、それがこの人の長所だと思う。しかし、それが逆に鼻につく人もありそうだ。だから嫌いな人は嫌いだろうと思う。出る杭は打たれるみたいな感じ。推薦人が集らなかったそうだが、たぶん、本人も最初から首相になる気はない。解散総選挙を訴えるために出てきたと思う。私もそれには賛成だ。
棚橋泰文。この人は知らない。年齢も若い。第一印象は、政治家じゃなくて学者じゃないかと思ったくらいだ。
「山本一太と棚橋泰文は問題外だ、なんでこんな人まで出てきたのか」というマスコミの批判がある。まあ確かに首相候補としてはちょっと変かなとは思うけど、気持ちと意欲は買いたいと思う。
山本一太さんは、私は本物が街頭で応援演説をしていたのを見たことがある。それは、小泉首相の頃の衆議院議員選挙のときだったと思うが、「今後は小泉さんに続いて安倍さんや石原伸晃さんが活躍する時代」というようなことを言っていたと思った。そうだ、確か「ポスト小泉は石原伸晃」みたいなことを言っていた。
となると、今回は対抗馬として出てきたが、どちらかというと、石原伸晃さんを応援するほうに回ったほうがいいんじゃないかなと思う。やはり石原伸晃さんのほうが政治家として一歩上だろう。まずは自分が候補者としてでて、その後石原さんへ合流という策ではないかと思ったくらいだ。しかし、年齢でみるとほとんど同じだから、山本一太さん自身は同格だと思っているんだろう。そういう人が応援者となったらかなり強力かなとも思うけどどうだろうね。

もし、自分に投票権があるとしたら、石原伸晃さんに入れるかな。
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