山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

環八 井荻トンネル・練馬トンネル

2012-07-08 18:31:13 | 運転・車・道路の事
環状八号線外回りは杉並区清水3丁目あたりから井荻トンネルに入り、トンネル内で右側に進み、練馬トンネルへと進んで行く。
この部分は何度か往復したことがあるのであるが、ふと不思議な事に気がついた。

トンネルの南側の出入り口付近は、片側2車線ずつに並んでいるが、トンネルの中のほうで対向車というものには出くわさないので、内回りと外回りは別々に壁で区切られているらしいと思った。
それで、外回りが片側2車線で北に向かって進むと、トンネル内で2股に分かれ、左側の車線は直進して笹目通りとなり谷原にでる。右側の車線は右にカーブして練馬トンネルに続いていき、こちらが環八本線だが、その右に曲がったと同時に地上に出る側道もある。本線はその先また2車線になって、長い直線の練馬トンネルがつづく。
不思議なのは、この2股に分かれ、右に曲がるときに、対向車線を超える必要がないのはなぜなのだろうかということだった。つまり、立体交差しているってことなのだろうと思った。

さて、今度は逆向きに走ったときであるが、外回りがトンネル内で二股に分けれているにもかかわらず、内回りは、トンネル内で合流している気配はないのだ。トンネル内で合流するなんて怖いし、気づかないはずがなさそうなものだ。
そこで、YouTubeや地図と記憶などを駆使して調べてみたところ、内回りの場合、「環八南田中」という地上の交差点信号で環八通りと笹目通りが一緒になっているということがわかった。そういえば、練馬のほうからトンネルに入って進み、一旦地上に出ると、広々した部分に信号があり、その先車線がどう続いているのか一瞬わからないように左カーブした場所があり、路上に「本線」などと書いてあるのを頼りに進むところがあったが、どうやらそこが「環八南田中」のようである。ちゃんと信号があるので、危ないということはないわけだ。

外回りは、井荻トンネルと練馬トンネルはつながっているが、内回りは、一旦地上に出て2つのトンネルはわかれているということになる。いや、これはあまりにも判然としたことであり、何度も走っていて今頃気がつくようなことではなく、普通の人なら1回走っただけでわかることのなのかもしれない。



まあ、自分のバカさはしかたないとして、
このトンネル構造が知りたくてwikiなどを調べていたら、環八通りは、井荻トンネルができる前は、西武新宿線井荻駅のところの踏切が開かずの踏切であり、そのことによってひどく渋滞していたとのことだった。ラッシュ時は1時間に46分も踏切が閉まっていたというので、それは大変なことだ。
そういえば、昔、荻窪からバスに乗ったことがあるが、清水3丁目あたりに着くまでに1時間くらいかかったことがあった。今では10分くらいだろう。当時は、環八の車線の中央で、いつも工事をしていて、何の工事なのか知らなかったし、通るたびに何年も状況が同じなので、永遠に続くものだと思っていたくらいだ。
結局のところ、1997年に井荻トンネルができたのは、着工してから15年後くらいだったらしく、練馬トンネルまですべてが完成したのが2009年で、全部で27年くらいかかったらしい。大変な工事だったんだなと思う。できあがったものは、かなり素晴らしいと思う。

井荻トンネルは西武線と環八の立体交差のみならず、早稲田通りや新青梅街道・千川通りなどとも立体交差しているため、その距離は非常に長い。そして、地上部分は側道ということになった。そして、井荻駅のところでは、側道が線路の上を立体交差しているようである。確かに、新青梅街道などを通って井荻駅付近に曲がると、道路が一旦高い所に上がったような記憶がある。
環八の井荻駅付近では、踏切というものはなくなり、歩行者も地下道のようなところを渡るようになったようだ。

練馬トンネルは、なぜ必要だったのかと地図を見てみると、こちらは西武池袋線と立体交差している。練馬トンネル内は長い直線で、交通量は井荻トンネルより少ないので、まるで高速道路のようだ。法定速度は60キロだけど、それ以上出す車がほとんどである。
そのため、速度違反の取り締まりもよく行われるらしい。

今日は、取り締まりはしていなかったが、私が練馬方向に向かって第1車線を60キロ以上で走っていたら、第2車線を原付が抜かして行ったので驚いてしまった。このトンネルは原付は走行禁止だし、50CCだったら60キロも出していいわけない。原付2種(125cc)というものだろうか?すごく小さく見えたのだが・・・。
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カブトムシ君

2012-07-08 00:42:21 | 日記

我が家の一員になったカブトムシ君は、なんとか小さなケースの中で生きながらえているが、なんとも複雑な気分である。

先週から読み始めた蓮池薫さんの「半島へふたたび」は、1週間たったけど、後半を一気に読み終えた後、前半に戻って読んでない部分を読んでいる最中だが、なにぶん1日に30分くらいなので、進みが遅い。

この本を読んでいると、蓮池さんが、いきなり異国北朝鮮に捕まえられてきて、一生戻れないと観念し、かなわぬ希望は持たないようにして暮らしたという部分があった。確かに、帰れないのに帰りたいと思い続けても苦しみが増すだけで、何の道も開けないだろう。

家族のいるところ、本来自分のいるべきところから無理やり別のところに連れていかれて、一生を過ごすことの虚しさは、はかりしれない。全く残酷なことだ。それでも伴侶がいたからよかった。

私は、我が家のカブトムシ君を、彼がいるべき場所に戻してやりたいと思うのだが、いったいどこから来たのかわからないし、居た場所でなくとも、彼が生活していける林や森があれば、そこに連れていってやりたいのだが、その場所がどこなのかもわからない。

最初から、夫が家の中に連れてこなければよかったんだ、と思うけど、外のコンクリートの上にあおむけにひっくり返っていたというのだから、拉致してきたというよりも、救助して保護したってわけなんだろう。でも、仰向けだけを直してやれば、自分で行くべきところに行ったかもしれない。それとも、やっぱりそんなところにひっくり返っていた時点で、もう通常ではなかったということか。

カブトムシについて調べると、昼間は地面の葉っぱの下などにもぐりこんでいるが、夜なかになると出てきて、樹液を吸うそうである。カブトムシには歯がないから、自分で木に穴を開ける事ができないので、カミキリムシなどがあけたところから樹液を吸うのだそうだ。そして、お腹がいっぱいになると朝はまたもぐってしまうから、人の目には触れないが、樹液を吸いそこなって、まだお腹が空いているような場合、朝になっても木の幹に残っているので、そういうのが人間に捕まえられてしまうようだ。

ということは、夜が明けて日も高くなってから、集合住宅のコンクリートの上にひっくり返っているなんていうのは、よほどの不自然な状況であるし、たぶん自力で山に戻ることはできなかったであろう。

せめて1人ぼっちではかわいそうだから、ペットショップからメスを買ってきてやろうかと夫が言っていたが、それもさらに面倒なことになりそうだ。このうえ、カブトムシの幼虫まで育てることになるのは困る。
でも、ホームセンターに行ったついでに、売っているカブトムシを見たら、値段は大したことなかったのだが、なんと日本の物ではないとのこと。見るとオスはすごく大きくて角が3本もある。クワガタ+カブトムシみたいな角のやつで、色も緑っぽいメタリックになっていた。それで、メスを見ると一見日本のメスとおなじに見えるのだけど、これもやっぱり日本のものではなく、東南アジアかなんかのものだそうで、そもそも種がちがうから、日本のカブトムシとはつがいにはならないそうだ。人間のように国際結婚するということはできない。

外国のカブトムシの姿を見るにつけ、日本のカブトムシは、かわいいなあという印象だった。

うちのカブトムシは、昼間は全然動かず、死んだようになっている。昔カブトムシやクワガタを飼っていた時は、一日中ガリガリ動き回っていたような気がするのだが、環境が悪すぎたせいかもしれない。
それで、うちに今いるのは、明け方になると動き出すことがあるのだが、そのときはかなりのパワーがあり、ケースに入っている水苔や枯れ葉や木の枝をめちゃくちゃにしてしまう。朝になるとあらゆるものが場所を変えて、葉っぱなどがこんもりと盛りあがったりしており、そのどこかにうまく潜り込んでいる。
早朝、さかんに動いているときに触ったりすると、いきなり動きをやめて活動をやめてしまうこともあり、カブトムシが死んだまねをするのは意外だった。

餌の樹液ゼリーにかぶりついて吸っているところを見ると、舌のようなものを接しているだけであるので、自然に吸い上がってくるのを待っているだけかもしれない。ガソリンを補給しているクルマのようなものだ。

ところが、最近はあんまり食欲がないようで、樹液ゼリーにかぶりつかなくなってしまった。サクランボの佐藤錦をやったり、スイカをわざわざ買ってきて与えたりしている。あんまり意欲がなさそうなので、そばまで連れていくと口を近づけて果汁を吸っているようだ。やはり市販の樹液ゼリーよりも新鮮な果物のほうが好きそうである。
でも、なんとなく、活力がなくなってきているようで心配だ。

どっちにしてもひと夏しか生きられないらしいし、我が家に来てからは2週間くらいたった。湿度とか温度とか、住まいの環境もどうなんだか。少なくとも快適とは言えないし、狭苦しいに違いない。
彼は、最初は出口を探して必死に動いていたのかもしれないし、最近はまさか絶望に暮れてしまうほどの脳みそはないのだろうけど、ちょっとかわいそうだなと思う。



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