我が家のカブトムシは、狭い家の中で、ストレスを感じながらも生活しているようです。
今朝、ゴミを出しに行った夫が、また変な虫を拾ってきました。緑のメタリックに光る姿は玉虫かと思いきや「カナブン」でした。
カナブンまで飼うつもりか!
外に置いてきなよ、というと、こんなにきれいなのはめずらしいのだという。
そんなに珍しくもなかろう。このうえ、カブトムシと一緒にカナブンまで飼うのはイヤだ。
すると夫は、玄関の外の廊下のコンクリートの手すりの上に、カナブンを置いて来た。
カブトムシも逃がしたらどうかね、というと、だいたい、このカナブンでさえ、おそらくここに飛んで来たら、もう山に帰ることはできないだろうということだ。外灯の光に誘われてきてしまったのかもしれないが、夏は、コンクリートの上に転がったまま死んでいる姿をよくみかける。ここに自分で飛んできたからって、帰れるわけではないのだ。
昔、子どものときに飼っていたカブトムシも、窓から逃がしたら、2~3日後の雨の日に、玄関のところで死んでいた。なんでそのカブトムシかとわかったかというと、背中にうちの名字をクレヨンで書いて逃がしたからだった。戻ってきたんだね、と子どもの同士で話していたが、戻りたかったのではなく、飛んでいく方向もわからなかったのだろう。
さて、我が家のカブトムシは、枯れ葉だの水苔だのを入れていたのだけど、どうも足場がわるいので、数日前に木のチップを買ってきたが、これもどうも、いごこちが良くなさそうで、もぐりにくそうであり、結局今日は土を買ってきたのだった。全く養育費がかかりすぎる。
それで、相変わらず樹液ゼリーはあまり好きではないようなので、今日も398円のスイカを買ってきてやった。ゼリーを食べさせようと、そばに連れていって置いても、なんかすごく反抗的な態度で、いやだいやだというように勝手な方向を向いて動いてしまう。
それが、スイカを当てがうと、もうすぐさま口をつけて夢中で味わっているようである。しばらくすると、スイカの小片が移動している。どうやら、食べるうちに、押しからかしていくらしい。そこがなんとも不器用というか、無骨というか、変なヤツなのだ。自分でどんどん隅のほうに押しからかして行くもんで、今度は自分の角が邪魔でスイカに口が届かなくなってしまう。コツンコツンと変な音がすると思ってみると、プラスチックの容器の壁に角を打ちつけていた。そこで、スイカを真ん中のほうに持って行き、カブトムシもそこに連れて行って、口をスイカにあてがってやると、もう夢中でなめている。そのあたりは非常に従順である。
ひっくりかえったら自分では起き上がれないし、どうも運動神経も鈍そうだし、ちょっと鈍臭いやつなのである。
今朝、ゴミを出しに行った夫が、また変な虫を拾ってきました。緑のメタリックに光る姿は玉虫かと思いきや「カナブン」でした。
カナブンまで飼うつもりか!
外に置いてきなよ、というと、こんなにきれいなのはめずらしいのだという。
そんなに珍しくもなかろう。このうえ、カブトムシと一緒にカナブンまで飼うのはイヤだ。
すると夫は、玄関の外の廊下のコンクリートの手すりの上に、カナブンを置いて来た。
カブトムシも逃がしたらどうかね、というと、だいたい、このカナブンでさえ、おそらくここに飛んで来たら、もう山に帰ることはできないだろうということだ。外灯の光に誘われてきてしまったのかもしれないが、夏は、コンクリートの上に転がったまま死んでいる姿をよくみかける。ここに自分で飛んできたからって、帰れるわけではないのだ。
昔、子どものときに飼っていたカブトムシも、窓から逃がしたら、2~3日後の雨の日に、玄関のところで死んでいた。なんでそのカブトムシかとわかったかというと、背中にうちの名字をクレヨンで書いて逃がしたからだった。戻ってきたんだね、と子どもの同士で話していたが、戻りたかったのではなく、飛んでいく方向もわからなかったのだろう。
さて、我が家のカブトムシは、枯れ葉だの水苔だのを入れていたのだけど、どうも足場がわるいので、数日前に木のチップを買ってきたが、これもどうも、いごこちが良くなさそうで、もぐりにくそうであり、結局今日は土を買ってきたのだった。全く養育費がかかりすぎる。
それで、相変わらず樹液ゼリーはあまり好きではないようなので、今日も398円のスイカを買ってきてやった。ゼリーを食べさせようと、そばに連れていって置いても、なんかすごく反抗的な態度で、いやだいやだというように勝手な方向を向いて動いてしまう。
それが、スイカを当てがうと、もうすぐさま口をつけて夢中で味わっているようである。しばらくすると、スイカの小片が移動している。どうやら、食べるうちに、押しからかしていくらしい。そこがなんとも不器用というか、無骨というか、変なヤツなのだ。自分でどんどん隅のほうに押しからかして行くもんで、今度は自分の角が邪魔でスイカに口が届かなくなってしまう。コツンコツンと変な音がすると思ってみると、プラスチックの容器の壁に角を打ちつけていた。そこで、スイカを真ん中のほうに持って行き、カブトムシもそこに連れて行って、口をスイカにあてがってやると、もう夢中でなめている。そのあたりは非常に従順である。
ひっくりかえったら自分では起き上がれないし、どうも運動神経も鈍そうだし、ちょっと鈍臭いやつなのである。