山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

カブトムシの習性

2012-07-24 23:50:30 | 日記
我が家のカブトムシは、狭い家の中で、ストレスを感じながらも生活しているようです。
今朝、ゴミを出しに行った夫が、また変な虫を拾ってきました。緑のメタリックに光る姿は玉虫かと思いきや「カナブン」でした。
カナブンまで飼うつもりか!
外に置いてきなよ、というと、こんなにきれいなのはめずらしいのだという。
そんなに珍しくもなかろう。このうえ、カブトムシと一緒にカナブンまで飼うのはイヤだ。
すると夫は、玄関の外の廊下のコンクリートの手すりの上に、カナブンを置いて来た。

カブトムシも逃がしたらどうかね、というと、だいたい、このカナブンでさえ、おそらくここに飛んで来たら、もう山に帰ることはできないだろうということだ。外灯の光に誘われてきてしまったのかもしれないが、夏は、コンクリートの上に転がったまま死んでいる姿をよくみかける。ここに自分で飛んできたからって、帰れるわけではないのだ。
昔、子どものときに飼っていたカブトムシも、窓から逃がしたら、2~3日後の雨の日に、玄関のところで死んでいた。なんでそのカブトムシかとわかったかというと、背中にうちの名字をクレヨンで書いて逃がしたからだった。戻ってきたんだね、と子どもの同士で話していたが、戻りたかったのではなく、飛んでいく方向もわからなかったのだろう。

さて、我が家のカブトムシは、枯れ葉だの水苔だのを入れていたのだけど、どうも足場がわるいので、数日前に木のチップを買ってきたが、これもどうも、いごこちが良くなさそうで、もぐりにくそうであり、結局今日は土を買ってきたのだった。全く養育費がかかりすぎる。

それで、相変わらず樹液ゼリーはあまり好きではないようなので、今日も398円のスイカを買ってきてやった。ゼリーを食べさせようと、そばに連れていって置いても、なんかすごく反抗的な態度で、いやだいやだというように勝手な方向を向いて動いてしまう。
それが、スイカを当てがうと、もうすぐさま口をつけて夢中で味わっているようである。しばらくすると、スイカの小片が移動している。どうやら、食べるうちに、押しからかしていくらしい。そこがなんとも不器用というか、無骨というか、変なヤツなのだ。自分でどんどん隅のほうに押しからかして行くもんで、今度は自分の角が邪魔でスイカに口が届かなくなってしまう。コツンコツンと変な音がすると思ってみると、プラスチックの容器の壁に角を打ちつけていた。そこで、スイカを真ん中のほうに持って行き、カブトムシもそこに連れて行って、口をスイカにあてがってやると、もう夢中でなめている。そのあたりは非常に従順である。

ひっくりかえったら自分では起き上がれないし、どうも運動神経も鈍そうだし、ちょっと鈍臭いやつなのである。
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爆発的増殖の阻止

2012-07-24 22:20:40 | 日記
このまえ、テレビ番組をみていたら、汗臭さの原因なるものをやっていた。汗自体は臭いものではないが、それにいろんな細菌がくっついて、温かく湿ったところで増殖するものだから、臭くなるのだそうだ。5時間経つと爆発的に増殖し、臭いも強くなる。
だから、汗をかいたら、皮膚などは、洗い流すか濡れたものでふき取っておくのが良い。服は木綿などの吸湿性のある下着を着ていれば、外側の服までは汗が染みて来ない。下着を着ないでじかに化繊のものを着ると、もろに汗がつくから、それが臭ってしまうらしい。
汗がついても、体温と共に湿ってムシムシしていなければ細菌の増殖が抑えられるから、脱いで干して乾かしておけば、着ているよりはにおいがひどくならない。しかし、洗濯をしないで汚れたままの服を長時間放置しておくとやはりにおいがひどくなる。

朝、会社に通勤するとき、その途中で汗をかく。それを着たままでいると5時間経ったときに臭いがひどくなるから、勤務中にすでに臭くなるというわけだ。そこで、汗が引いたところで、下に着ていた木綿の下着を脱いでしまえば、身体からは、臭いのもとがなくなりそうだ。
その下着の処置には要注意だ。

仕事中は、エアコンが弱くて午後になると特に暑くなってくるので、そのころロッカーに行って、下着を脱いできたりしている。汗のついた下着を「削除」する。そして、薄着になることで涼しくもなる。今度は、じかに着ている服で汗をかくことになるが、5時間以内に帰宅するから大丈夫だろう。

昨日の夕方、スーパーでレジに並んでいたら、自分の前の男性がものすごく汗臭くてたまらなかった。鼻では息ができないので、口でしていた。Tシャツだったけど、いったいいつから着ているのか、朝かいた汗が臭っているのであろうか。

なんだか、最近は「爆発的細菌の増殖」の恐怖に取りつかれそうだ。それで、もうじゃんじゃん洗濯をしているのだ。日本はきれいな水がいっぱいあってよかった。湿気も多いから汗もいっぱいかくけど、洗い流すこともできる自然環境だ。日本は「桃太郎」の国で、昔から「おばあさんは川へ洗濯」、つまり豊富な水で小まめに毎日洗濯をする国だ。風呂にも毎日入って汗を流すし、シャワーだけではなく浴槽に浸る。
飲むことができる水で、トイレを流したり、風呂に入ったり、洗濯しているなんて、なんという贅沢な国なのであろうか。洗濯機もドラム式ではなく、水をためて水流で洗うのが適しているのだ。軟水だと洗剤がよくとけるのだ。
これは、誰かから教えてもらった受け売りだけど、なるほどと思う。

臭いや細菌の爆発的増殖の恐怖について書き始めたのだけど、それを流すことのできる美しい水が豊富にある日本がありがたいという結論になった。
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近況

2012-07-24 01:51:32 | 日記
やらなければならない試験勉強があると、なぜか関係ない本なんかを読みたくなってしまう。

本を読むのは楽なことである。テレビや映画を見るのと同じようなものだ。なぜ楽かといえば、勉強で教科書を読むのと違い、書いてあることをすべて覚えなくても良いからである。自分の好きなところだけが勝手に記憶にとどめられる。

ところが、勉強はそうはいかない。必要な知識や情報が網羅されていて、それを端から順に全部、記憶にとどめていかなくてはならない。試験勉強となれば、重要な部分、試験に出そうな部分を、自分の関心や好みにかかわらず覚えなくてはならない。

おそらく、私は子どものころから、そういうことができない人間なのである。
要するに、わがままで、怠け者で、自分の覚えたいことしか覚えられないのだ。

だから、客観的に必要な知識なんか何1つ身に着かない。

・・・・・・・

今日、会社にいくと、また書類が1つ増えていて、今日は関連する4件の書類の誤記を点検して、ぎりぎり残業なしにおさめた。
書類は、まだ4件残っていて、その他に事務用品の在庫チェックなどもしなくてはならないので、なかなか厳しい。しかも、先週中ごろから、点検した書類の結果を項目ごとにまとめて転記する暇がまるでないので、そのままになっている。普通は1件を終えたごとに記入しておくので、5分か10分以内に終わるが、それが10件以上も溜まっていると、1時間以上かかったりしてしまう。考えただけでもうんざりである。

そんなわけで、水曜に休みなんか取ってるどころではないので、試験勉強もする必要が無くなったというわけだ。

・・・・・・・・

このあいだ、その書類の点検をしているときに、化学構造式があって、CH3 が勝手に H3C に変更されていると一瞬思った。
普通、変更した部分は、変更したと書かなくてはいけないので、何で変わってるの?とあわてて、いろいろ見てみると、あっちこっちの化学式が変わっていた。

どういうことなんだ?と思って、とりあえずgoogleで検索してみたら、あったあった。

H3Cはベンゼン環の左側、CH3はベンゼン環の右側にくっついているもので、どちらもメチル基を示しているそうだ。メチル基は普通CH3と書くが、ベンゼン環の左に結合するときには、メチル基の炭素の部分が環と結合するので、H3Cと書くのだそうだ。

見れば、最初の書類は、どの化学式も、ベンゼン環の右も左も同じCH3がついていたが、新しいほうでは、左側のものがH3Cに訂正されていたのだった。
別の担当者が厳密に正しい書き方に直したらしく、物質自体が変わるわけではないので、いちいち変更したなどとは記載していなかったようだ。

こんな、常識的なことも知らないと、本当に恥をかいてしまうから、勉強はしなくちゃならないなあと、つくづく思う。

インターネットで検索すると、そんな解説までちゃんと出てくるので、非常にありがたいが、わからないことが出てくるたびに探していると、そのたびごとに5分10分を要してしまう。そして、単に断片的な知識を得る。もし、基本からちゃんと化学を勉強していれば、こんな無駄な時間は使わないはずである。残業になってしまうのは、こういう時間の浪費もあるので、やっぱり基礎知識は必要である。
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「奪還 引き裂かれた二十四年」

2012-07-24 00:44:46 | 読書
北朝鮮に拉致された蓮池薫さんのお兄さんが書いた本を読みました。
この本は、2003年3月、薫さんと奥さんは日本に戻ってきたものの、まだお子さんたちが北朝鮮に残っている時点でかかれているものです。

子どものときの思い出や、行方不明になる前のこと、行方不明になってからのこと、家族のやりきれない気持、薫さんを探すための行動、10年以上も経ってからわかってきた拉致の疑い、その後の拉致被害者家族会結成と活動、中大生を救う会の協力、国際機関への働きかけ、日本の官庁・警察・政治家・マスコミの態度や対応・弟が帰還してからの思い・政府の動き、戻ってこなかった拉致被害者のことなど、単に弟が戻ってきてよかったというのではなく、本当に割り切れない様々なことが綴られており、いろいろと考えさせられた。

私たちが、テレビニュースなどをなんとなく耳にして、いい加減な感想などを思い描いているあいだ、当事者がどんな思いをし、どんな苦労をしていたのか、影で物事が実際にはどう動いていたのか、今さらながらこの本を読むことによって、わずかながら垣間見られる。

編集された放送や他人が書いた週刊誌の記事などとは違い、当事者本人が書いたものである。客観的ではないにしても、本人から見た事実が記述されている。
ただ、弟が戻って来た事に関して、政府に対する感謝の気持ちはほとんどないようで、批判のほうが強かったのには驚いた。でも、感謝できないのが事実なのだったら、しかたがない。戻って来れなかった人もいるからなのかもしれない。
そして、北朝鮮問題は、拉致に限らず、今も全く解決されていないということを、認識させられた。

蓮池透氏は、元東京電力原子燃料サイクル部に勤めていたそうで、今はまた、原発問題でも思うところがありそうだ。東京電力時代の事を書いた著書もあるようなので、読んでみようかと思う。
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