こんな本を、図書館で見かけて借りてきた。
「あっ、私のこと」と思ったからでもある。
著者は村上龍。
村上龍氏は、最近見かけない。数年前まで「龍言飛語」っていう動画をパソコンで見ていたのだけど、急にやらなくなってしまった。
「おしゃれと無縁に生きる」というのは幻冬舎のエッセイ集である。
そういえば、龍言飛語には、時々幻冬舎の女性の人が出て、対談していた。
この本の最初のエッセイが、この本の題名になっているのだった。いつ出版されたのかと思ったら、昨年の8月で新しいものだった。
それで、まず最初のエッセイを読んでみた。
「おしゃれと無縁に生きる」というのは、著者自身のことだそうだ。著者はおしゃれとは無縁な人間だったが、イタリア人が青いシャツを着ることを知り、おしゃれにみせるには、シャツを着ればよいことを知ったとか?
あれっ?村上龍さんって、どちらかというとおしゃれな印象があるけどな~。
そういえば、青いシャツを着てることが多いかもしれない。
充実した仕事をしていると、おしゃれをする暇がないそうだ。
「地獄の黙示録」を作ったばかりのコッポラが、対談のときに穴のあいた靴下をはいていたそうだ。そのとき、コッポラはワインも作っていて、大金持ちだったそうだ。
「仕事ができる男は、特権的に、おしゃれとは無縁にいきることができるという「隠された真実」の見事な証しだった。」
と、このエッセイは締めくくられている。
そういう人は、ファッションを気にしている次元ではないのだろう。
・・・・・・・・・・・・・・
まるで関係ないけど、穴のあいている靴下なんか、私だって履いているよ。
このあいだ、娘家族が来たときに、あまりにも忙しくて、そのへんにあるタイツを履いたら、親指のあたりに穴が空いていたのだけど、そのうちどんどん大きくなってきて指が3本くらい出て来てしまったのだ。
それを見て娘が、恥ずかしい~~と怒っていた。娘の夫に対して、自分の母親がそんなだと恥ずかしいのだそうだ。
別に穴の空いていない靴下がないわけではない。たまたま履いた靴下に穴があって、その穴がたまたま大きくなってきただけのことだ。まあ、恰好悪いけど、忙しかったし、履きかえるのも面倒なのだ。Gパンを脱がないと履きかえられないし、私の部屋は娘たちに占領されていたから自由に衣類を出せなかたのだ。それに、どうもその穴に対して意識を向けることができないのである。家族だからいいや、とも思っていた。
でも、娘は自分の実家の家族がそんな変な人だというのを、自分の夫に見せたくなかったんだろう。
偉大な人は、靴下なんかに気を使わないんだぜ。
といっても、この場合、説得力なしだよね。単にずぼら過ぎる無能なおばさん。
「あっ、私のこと」と思ったからでもある。
著者は村上龍。
村上龍氏は、最近見かけない。数年前まで「龍言飛語」っていう動画をパソコンで見ていたのだけど、急にやらなくなってしまった。
「おしゃれと無縁に生きる」というのは幻冬舎のエッセイ集である。
そういえば、龍言飛語には、時々幻冬舎の女性の人が出て、対談していた。
この本の最初のエッセイが、この本の題名になっているのだった。いつ出版されたのかと思ったら、昨年の8月で新しいものだった。
それで、まず最初のエッセイを読んでみた。
「おしゃれと無縁に生きる」というのは、著者自身のことだそうだ。著者はおしゃれとは無縁な人間だったが、イタリア人が青いシャツを着ることを知り、おしゃれにみせるには、シャツを着ればよいことを知ったとか?
あれっ?村上龍さんって、どちらかというとおしゃれな印象があるけどな~。
そういえば、青いシャツを着てることが多いかもしれない。
充実した仕事をしていると、おしゃれをする暇がないそうだ。
「地獄の黙示録」を作ったばかりのコッポラが、対談のときに穴のあいた靴下をはいていたそうだ。そのとき、コッポラはワインも作っていて、大金持ちだったそうだ。
「仕事ができる男は、特権的に、おしゃれとは無縁にいきることができるという「隠された真実」の見事な証しだった。」
と、このエッセイは締めくくられている。
そういう人は、ファッションを気にしている次元ではないのだろう。
・・・・・・・・・・・・・・
まるで関係ないけど、穴のあいている靴下なんか、私だって履いているよ。
このあいだ、娘家族が来たときに、あまりにも忙しくて、そのへんにあるタイツを履いたら、親指のあたりに穴が空いていたのだけど、そのうちどんどん大きくなってきて指が3本くらい出て来てしまったのだ。
それを見て娘が、恥ずかしい~~と怒っていた。娘の夫に対して、自分の母親がそんなだと恥ずかしいのだそうだ。
別に穴の空いていない靴下がないわけではない。たまたま履いた靴下に穴があって、その穴がたまたま大きくなってきただけのことだ。まあ、恰好悪いけど、忙しかったし、履きかえるのも面倒なのだ。Gパンを脱がないと履きかえられないし、私の部屋は娘たちに占領されていたから自由に衣類を出せなかたのだ。それに、どうもその穴に対して意識を向けることができないのである。家族だからいいや、とも思っていた。
でも、娘は自分の実家の家族がそんな変な人だというのを、自分の夫に見せたくなかったんだろう。
偉大な人は、靴下なんかに気を使わないんだぜ。
といっても、この場合、説得力なしだよね。単にずぼら過ぎる無能なおばさん。