山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

日航123便墜落事故について

2021-08-01 23:47:01 | 日記2021

金曜日ころ、you tubeを見ていたら、1985年に起きた、日航123便墜落事故について検証する動画が出ていて、それを見ることになった。

その中でもワタナベケンタロウという人の動画は20以上もあったので、かなりの時間を費やしてそれを視聴していた。

この飛行機事故は今から36年も前に起きたものである。

そして、その当時の事故調査報告によれば、
123便のジャンボ機は以前に尻もち事故を起こしたときに機体の圧力隔壁が損傷した。
ボーイング社が修理をしたが、それが完璧ではなかった。
そのため、1985年8月12日、羽田を飛び立った直後、隔壁が機内の圧力に耐えられなくなり、隔壁の隙間から空気が漏れ、その風圧によって、尾翼が破損し、操縦不能状態に陥り、墜落した。
ということであった。

だが、この原因について疑問を抱く人が多いということである。

そして、陰謀説のようなものが浮上している。

その理由は、御巣鷹山に墜落した夜、自衛隊は現場がどこなのかわかっていたはずなのに、別の場所を発表したりし、翌朝になってからやっと救助を始めたため、生還者は4人しかいなかった。

また、実際には夜間に自衛隊が現場に到着していたにもかかわらず、誰も助けることなく、別のことをしていたとの情報もある。いったい自衛隊は何をしていたのか?

現場にはタールやガソリンのような臭いがし、遺体が2度焼きされたように不自然に焦げていたなどと証言もあり、自衛隊が何かの証拠を隠滅していたのではないかとの疑惑も上がっている。

その証拠隠滅というのは、123便の尾翼が破損したのは、ミサイルの実験によるミスで追撃してしまったのではいか?そのことを隠蔽するために証拠となるものを片づけていたのではと疑う人もいるということだ。

尾翼の破損は、圧力隔壁が原因ではなく、ミサイルによる外部からの破損だったのではないかという疑いは、当時のボイスレコーダの解析に信用性がないということからも起こったことである。

あきらかに、実際の言葉とは違う言葉が報告書に記載されているため、事実を意図的に隠ぺいしようとしたという疑いがもたれるということだ。

・・・

そのような事実があったら、これは大変なことである。
ということで、私はずっと動画を見ていった。

・・・

結論として自分が現在思うことは、やはり自衛隊はそのような陰謀説のようなことはしていないと思う。

この自衛隊のミサイル疑惑が起こったことの理由は「オレンジ〇〇」という機長の言葉だったようだ。

結局、近年の解析によれば「オレンジギア」と言っているようである。
これは異常が起こったときに機関士が確認するオレンジ色のボタンで、オレンジドアとオレンジギアがあり、ドアと車輪の安全確認のことらしい。機長が機関士にそれを確認してくれと言っているのだった。

ところがこの音声が「オレンジエア」とも聴こえ、「オレンジエア」とは自衛隊が当時訓練していたミサイルで、標的を決めるとそれを追尾していって撃墜するという性能をもった最新式の兵器であった。

そのため機長がこれを見たのではないかという憶測が生まれたらしい。

また、墜落数分前の機体を地上から写した写真にオレンジ色のものがくっついているように見えるため、それがミサイルではないかと考える人もいるようだ。

その写真は確かに機体の腹にオレンジ色のものが写っているが、ミサイルのように細長くとがった形ではなく、何なのかわからない。また尾翼にもう一つのミサイルが当たったという証拠もない。

機長は以前は自衛隊に所属していたらしいが、「オレンジエア」と言われるミサイルは、新しいものであって、機長がその言葉を使うはずはないとのことである。

事故報告書ではこの機長の言葉を「オールエンジン」と記載しており、場にそぐわないとのことだ。当時は、よく聞き取れなかったことで、そのような記載になってしまったのであろう。

・・・

事故現場については、米軍機が場所を特定しており、救助を申し出ていたが日本が断っていたなどという話もある。

また、123便で爆発音のような異常が起きたときに、機長が外敵による非常事態という「スコーク77」というのを発信しており、それにより自衛隊戦闘機ファントムが発進して123便に向かっていたはずである。これらが位置を確認したかどうかは不明。

墜落現場近くの住民が落ちた場所を知らせたが、かといって、その現場が地図上のどの場所になるのか、地上から行くには道もない場所であり、36年も前ではGPSなどもないため、現在のように正確な位置を特定できるわけでもないと思える。

夜中のうちに御巣鷹山であることは判明したが夜が明ける前に救助することは不可能であったと思える。

早朝に自衛隊の一軍が疲れ果てて下山してきたというが、なんとか夜間に徒歩で現場にたどり着いて、通路を確保するだけでも、へとへとになっていたのではないだろうか。
都合の悪いことを事故現場から隠滅していたなどという疑いをしたら申し訳ないと思う。
朝は別の救助隊が現地に向かったとのことである。

尾翼というものは、外部からの打撃ではなく、内部からの風圧によって破損しやすい構造になっているのは盲点であったとのことでもあった。

この機体がもし尻もち事故などを一切起こしたこともないものであれば、尾翼の破損は、ミサイル演習のミスによるもの以外考えられないことになるだろうが、実際に尻もち事故を起こしており、圧力隔壁が損傷したという事実があるのだから、それが原因と考えることが自然である。

 

コメント

「辞めたいと思っているあなたへ」(木村盛世)

2021-08-01 18:29:33 | 読書

木村盛世さんというのは、テレビに時々出てくる感染症の専門家です。元厚生省の人で空港の検疫官などもしてきました。

この人は、初めて見たときに、「ずばっと意見を言っていて、態度がでかい人だな」と思ったことがあるのですが、夫が言うには「意外に正しいことを言っていて、いい人なのだ」とのことで、「へえそうなのか?」と思ったことがあります。

この人がyou tubeで新型コロナのワクチンについて話しているのをたまたま見たところ、長期的副反応等わからないことはわからない、とはっきり言っていたので、嘘のない人だなと感じました。

you tubeでの他の動画では、日常的には明るく楽しいイケイケおばさんみたいな感じであり、イケメンの若い医師といっしょにワクチン接種の仕事をしてきたなどという動画もありました。

それで、この人の著書でも読んでみたいと思いました。

著書は何冊かあり、最近は新型コロナについての新刊も出しているようです。また、以前のものでは、「厚生労働省崩壊」や「厚労省と新型インフルエンザ」という著書もあるようでした。厚労省に関するものでは、以前のものであっても現在の厚労省の体質の問題点も見えてきそうです。それで、どれでもいいから読んでみようと思って図書館で探してみました。

すると、そこにあったのは「辞めたいと思っているあなたへ」という2011年に発行された本だけでした。

この本を読む人は、おそらく仕事を辞めたいと思って悩んでいる人ばかりでしょう。あまり多くの人が読んだ形跡もなさそうでした。

私は仕事を辞めたいとは思っていないので、普通ならこのようなタイトルの本を今選ぶはずもないのですが、とにかくこれしかなかったので、この人の著書を読んでみようと思って、これを借りて読んだのです。

・・・

この本が書かれたときは、木村さんはまだ厚生省に勤めていた時で、元々厚生省の体質とは肌が合わなかったようです。組織内の意見とは違うことを言うと阻害されたり、本を出せば嫌がらせをされたり、厚労省から空港へ左遷されたりと、色々悩むことが多く、ついには精神科にかかるような状態になってしまいました。

ただ、厚労省がこの人を必要としていないわけではないし、辞めたからと言ってすべてがバラ色の状況になるわけではない。組織を内部から変えるのは大変なことだが、だからといって異質な人が出ていけば良いというものでもない。

組織になじめず悩みを抱えている人は、仕事以外に打ち込めることを見つけたり、自分の味方をみつけたり、心の持ち方や生活習慣など、様々な対処方により、抑うつ状態から抜け出す方法がある。
また、人生の問題は職場だけではなく、家庭や様々なことがあり、人はみなそういう中で生きている。

実体験をもとに、対処法などが書かれていました。医師としての肉体や精神に及ぼす科学的説明も織り交ぜてわかりやすいものでした。

それは、大変参考になりました。

なによりも、読み始めたときから感じたことは、文体が簡潔でわかりやすく、読みやすいものでした。

・・・

これを読んで、私自身も自分が組織の歯車であることを感じ、それが組織の中での存在理由であることを感じました。以前は意見を言って摩擦を起こしたこともあり、現在は妥協して適当にうまく働いていると感じます。摩擦が発生したときは、組織にも問題があり、自分にも未熟さや自分本位な部分があったと思います。会社では、最近私が文句を言わなくなったと思っているかもしれません。

こんなアラカンはもうやめてくれてもいいのだけどと思われているかと思いますが、それでも利用価値があるので、居ても問題はないとして雇用を続けていてくれるのでしょう。

完璧な組織というのはないし、それに対して馴染めない人を内包することによって、その組織は、少しずつ変化することもあるのだと思います。

確かに自分の職場を見ていても、新しいことを提言する人などが居て、その人の意見を取り入れたり却下したりしつつ変化したり進化したりしていると感じます。

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もし、仕事での居心地が悪すぎる人は、趣味などを見つけて居心地のよい場所を他に見つけるのが良いと思うし、とにかく物事を一面的に見ないで、多様性をもって対処したほうが良いということかなと思いました。

 

 

 

 

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