年末に3枚だけ年賀状を書いて送ったのですが、まだ先方にはついていないかもしれません。
(長女・次女の結婚相手の御両親と次女の勤めるお店のオーナーさん)
怠慢な私は毎度年賀状をいただいてから返信するので、それに比べたら3枚だけでも年内に出したのは一歩前進だと思っていました。しかし、本当は25日までに出さないと届かないので、それを過ぎたらあんまり意味がないらしいです。
そうして、1月2日の夜に実家から自宅に戻ると、年賀状が8枚来ていました。あわてて昨夜出していない人に年賀状を書きました。
ところで、その中に1枚、印刷で何も手書き部分のない年賀状がありました。この人は古い知り合いですが、何十年も会ったこともなく、毎年「今年もよろしく」と手書きで加えてあるだけでした。
私はそれに対して、ちょっと自分の近況を書いたりして返信していましたが、今年届いたのは年賀状の柄のない空白部分がそのまま異様な空きスペースになっているのです。
だいたい昔の友達などは「お元気ですか?」とか「会いたいですね」などと書いてある人が多いのですが、この人に関しては、いよいよ単に印刷リストに私の宛名が入っているので、そのまま送っているだけではないか?と思うのでした。
昨年までも「今年もよろしくおねがいします」などというのは、単に機械的に書き加えていただけなようですし、ついにはそれもしなくなったのでしょう。また、これまでも本人が書いていたかどうかさえ不明です。
そうして、これは私が返信をするから、義理で送ってくるのではないだろうか?と近年思うようになっていました。だったらもう返信するのをやめようかなあ?
そう思って昨夜返信を書くのを保留にしていたのですが、でも、印刷のみの年賀状にしろ送ってくるということで、一応本人は変わりなく元気にしているらしいということはわかるわけで、こちらもそれに返信するのが礼儀ではないだろうか?と思ったため、返信を書いて送りました。(これまでは、年賀状をもらって返信を書かなかったことは誰に対してもありません。)
実は、今年は飛行機の翼のデザインの年賀はがきを用意してあったのですが、昨日の羽田の飛行機事故の印象が強く、これから出すにはあまりにもイメージが悪いので使えなくなってしまいました。残った別のデザインは、孫にでも送ろうかと思って買った「お子ちゃま用」みたいなデザインなのですが、それを使うことになってしまいました。
もう何でも良いわい。
この頃世間では、「年賀状じまい」をする人も多く、実際これで最後にしますというのも私のところに昨年1枚友人から来ていました。
実家母のところにも、昨年親戚から「年賀状じまい」の知らせが1枚来ていました。
実家母はもう何年も誰にも年賀状を出していませんでしたが、それでも毎年のように何枚か届いていました。
そうして、なぜか未だに送ってくる年賀状の中には、どうやら形式的に印刷されて送られてくるものがあるようなのです。本当に本人が送ってくるんだか、配偶者が代わりにやってるんだか、自営業だとそこの従業員が作成して送って来るんだか、わけわかりません。
形骸化したものだけ継続してるのかもしれません。
ご挨拶のつもりだから、こちらから返信しなくても構わないのかもしれません。
単に汎用的決まり文句のものもある一方で、事細かく家族の近況や写真を印刷して配布している人もいます。相手の近況を知るのは楽しい面もありますが、こちらからも近況を知らせないと悪いんじゃないかと思ってしまいます。
年賀状は本当に悩ましいです。
近々郵便料金もまた大幅に値上がりするといいますし、それでいてサービスは低下し、日数がかかっていつ届くかもわからない状況は増すばかり。
これにて、さらに年賀状離れは進むでしょう。
なかなか終わらなかった年賀状も、来年あたりは本当に終わりそう。
今後は新年の挨拶も、ラインかメールが普通になっていくのでしょうね。