最近、実家の母に五木ひろしのCDを送った。
アマゾンプライムに入っているのだが、送料無料で翌日に着くので、何かと手軽に注文してしまう。
母は、演歌が好きで、夜、ベッドの中でしばらく演歌を聴きながら眠りにつくのだそうだ。
母が今持っているCDは、細川たかしと千昌夫だそうである。
それは、10年以上も前に実家近くのホームセンターで買ったそうだが、今はそのお店はもう無いので、母が自分でCDを買いに行ける店がないのだ。
母が言うには、千昌夫の若い時はすごく良い声だとのことだし、細川たかしも良いそうで、この2人の歌が気に入っているそうだ。天童よしみのもあるけどあまり聴かないとのこと。
私は、演歌のことが全然わからない。ただ、思うのは、テレビなどを見ていると、日本人は演歌歌手は歌が上手だが、演歌でない歌謡曲やポップスはすごく下手な人が多い。
なぜゆえ日本人は演歌以外の歌が下手なんだろうと思う。発声もできていないし、音痴みたいな人が多く、気持ち悪くてすぐにチャンネルを変えてしまうことが多い。
ならば、演歌のほうがマシだろうと思う。とはいえ、私には演歌を聴く習慣は無いのだが、年末などは紅白歌合戦もあるので、その時だけ演歌を聴く季節となっていて、日本の歌謡文化を感じるのであった。
で、母は細川たかしと千昌夫のCDだけを繰り返し聴いているようなので、何か別の人のを買ってあげようと思い、母に聞くと三山ひろしが好きだとのことであった。
三山ひろしというのは、紅白でけん玉メドレーと一緒に歌う人だと言うことだけ知っているが、歌は覚えていない。
その他に、母は吉幾三も好きだと言っていた。なので、この2人の歌をちょっとyou tubeで聴いてみたが、私にはピンと来なかったので、他に誰かいないかなと思って調べていると、五木ひろしを思い出した。
五木ひろしはどうなんだろうと思って聴いてみると、これがなかなか良いと私は思った。
五木ひろしだったら、誰が聴いてもNGと言うことは無かろうと思い、五木ひろしの歌が30曲入っているCDに決めて送った。
で、先ほど実家に電話をしたら、母が昨夜さっそく聴いてみたとのことである。
その感想は、細川たかしと千昌夫に比べ五木ひろしの歌はビブラートが多くかかっており、音質が小さいとのこと。
なんか、五木ひろしよりも細川たかしや千昌夫のほうが良いと言っているように聞こえる。ビブラートが嫌いなのか。
母は、私が送ったものに関しては何かとNGを出す人なので、まあしょうがない。
NGと言うほどではないが、母の好みではなかったのか、やはり母が言うように三山ひろしのにすればよかったかな。
母は、2枚組のなぜか2枚目を先に聴いて、その中に知っている曲が3曲だけあったというので、なんで1枚目から聴かないのか、1枚目のほうが有名な曲が入っているのではないかな、なんて思うのだが、たまたま開けたときに2枚目が出て来たそうだ。
それで、今夜は1枚目を聴きながら寝るそうである。
やっぱり五木ひろしは好みじゃないと母が言うのか、五木ひろしも良いねえと満足してくれるのか、まだ分からない。
やっぱり本人が好きだというものにするべきだったか、また失敗である。