ショパン展でポーリーヌ・ガルシアの肖像画を見て、この人のことを調べていたら、ジョルジュ・サンドが書いた小説のヒロインのモデルになっているとのことを知った。ヒロインの名は「コンシュエロ」(コンスエロとも表記)。
ならば、このジョルジュ・サンドの小説が読んでみたいと思い、アマゾンなどで探してみると、なんと5000円を超える値段なのである。
本の題名は「歌姫コンシュエロ」。しかも上巻。下巻は別にあり。
こんな高い本は買えないわと思い、図書館を探したところ、我が家から3つ目に近い場所の図書館にあることがわかった。
リクエストして近くの図書館に取り寄せるよりも、ウォーキングを兼ねて借りに行こうと思い、あそこに違いないと思う公共施設に向かって30分ほど歩いた。
ところが、いや待てよ、やっぱりここじゃなかった。そこには図書室はあるが図書館ではないのだ。そうか、あっちか、と思ってまたさらに20分ほど歩く。
暑い暑い。汗が流れ落ちる。
図書館に着き、無事書棚の中に本を見つけた。ものすごく分厚い本だ。
上下一緒に借りようと思っていたが、とてもではないが重いし、どうせ読めるはずがないと思うから、上巻だけ借りてきた。上巻の方が下巻よりも厚いのだった。
図書館は、新型コロナ対策で、室内の椅子に座れないようになっている。これってひどくないですか?疲れてくたばっちまいます。
本を借りると、そそくさと帰る。相変わらず滝のように流れる汗。マスクを外して汗を拭く。
図書館は中途半端なところにあるので、電車を使うにも駅まで遠い。
歩いてスーパーに行き、食品を買ってまた歩く。
買いすぎてしまい、今度は重くてしょうがない。
バスで帰ろう。
歩けども歩けどもバス停がない。やっとバス停にたどり着く。
幸いバスがすぐに来た。
そして、最寄のバス停で降りるが、我が家へ行くバス路線とは違うので、これまた停留所から家までがものすごく遠い。
10分?8分くらいか?思い荷物を持って歩いて帰宅。
9579歩、歩いた。
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